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もしかしたらこの世には、「普通」なんてないのかもしれない。週末に読みたい“はふぽのコラム”

こんにちは。ハフポスト日本版の榊原すずみです。
ハフポスト日本版に掲載されたコラムを独断と偏見で3本選んでご紹介する“はふぽのコラム”。
第2回目の今回は、2月8〜13日のおすすめの3本です。

おすすめ①
プリキュアの“フワ”を好きな僕は、恥ずかしい? 親の僕だって、息子の「好き」を縛ってはいけないんだ

昔々、私は“ピンク”に憧れを抱いていました。なぜなら子どもの頃、母のファッションの好みのせい(?)で、紺色、ブルー、グレー、黒の服ばかりをきていたから。まわりのお友だちのように、かわいいピンクの洋服が着たくて仕方がありませんでした。自分だけが女の子じゃないみたいで、とても恥ずかしかったんです。今思えば、そんな気にすることではなかったのに。

ライターでコラムニストの村橋ゴローさんの5歳になる息子さんも、“リカちゃん”や“プリキュアのフワ”、一般的に女の子が好きそうと見られているものが好きな自分を、ちょっと恥ずかしいと感じています。そんな息子に父親として村橋さんが大事にしているものとは? 好きを全力で応援する村橋さんの言葉が、ひびきます。

おすすめ②
あのとき母は初めて怒った。小学生のぼくが直面した障害者とその家族への「差別」

1つめのコラムは「父と息子」のお話でしたが、2本目は「母と息子」のお話です。

「ぼくの両親が障害者だから、こうやって意地悪するんですか?」
「ぼくのお母さん、お父さんの耳が聴こえないから、ぼくはダメな子なんですか?」
耳が聴こえない両親を持つライターの五十嵐大さんは幼い頃、近所のお婆さんが大切にしていた花壇を荒らした犯人なのではないかと濡れ衣を着せられ、そう怒りをぶつけたと言います。
その様子を見ていたお母さんから溢れ出した、息子である五十嵐さんが初めて見る怒り…。

「○○さんは、△△だから」。
人は意外と無意識で、この言葉を口にしているものだと思います。こうした決めつけや偏見が、日常の中で差別を生んでしまっているのかもしれません。
私は五十嵐さんコラムを読んで、日頃の自分の発している言葉を改めて見つめ直しました。皆さんも一度、「○○さんは、△△だから」とつい言っていないか、振り返ってみてはいかがでしょうか。

おすすめ③
“オタク女子の恋愛”から考える、恋愛と結婚のカタチ。“普通“の恋愛って、なんですか?

普通に恋愛して、結婚して…。
なんて言う時の、「普通」って一体何なんでしょう?

「普通はさ、こういう時、こうするものよね」とか「Aさんって、普通の人だよね」とか、いろんな場面で登場するこの「普通」という言葉。
なんとも厄介だなと、日々思います。
誰が何を基準に「普通」を決めたのかもよくわかりません。

“推し”に夢中な“オタク女子”の恋愛をまとめた『誰に何と言われようと、これが私の恋愛です』を出版した劇団雌猫のひらりささんのインタビューを読んでいると、ますます「普通」がわからなくなります。
もしかしたらこの世には「普通」なんて、そもそもないのかもしれません。
みなさんの「普通」についての思い、よかったら教えてください。


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