ピンタレストは凄い成長企業
最近よく見るようになったピンタレストを妻が最近使い始めるようになったので注目してみました。
ピンタレストは時価総額 26,460百万ドル 日本円にすると3兆円近くになるこの会社、日本でいうと資生堂や富士フイルムぐらいの規模の企業ということになります。
会社設立 2010年3月
上場 2019年3月 NYSE ティッカーシンボル 「PINS」
創業の歴史
2009年12月に共同創業者の2名によって概念化され、初代プロトタイプは2010年3月にスタートしたが、大学や家族による小規模集団のみが利用できるものだった。その後、成功した投資家やインベンダーによる支援援助によって資金が十分あるサイトとして発展していった。
どんなビジネスをしているの?
画像検索がメインのSNSで画像をブックマークとして集めるツールで画像に特化したSNSです。
使用例としては、オンライン上でレシピを探したり料理のアイデアを見つけたりできる。部屋のコーディネイトのイメージをつかんだり結婚式のドレスで迷ったりや子供のお弁当のイメージをピンタレストを使うことにより解決できる可能性があります。
よく例えられるのが写真をピンで止めて飾っているようなコルクボードで思い出の写真や旅の思い出などをそこに飾ったりするよなものに近いです。それを他人と共有したりすることが出来ます。
私は個人的にこういった写真を掲載している雑誌に似ているなと思いました。自分にないイメージを受動的に受けることができる所が魅力的な雑誌です。
私の家では子供のお弁当のアイデアを考えるときに使っています。
インスタグラムと比較されます
インスタグラムとの比較はその写真の仕様にあると思います。インスタグラムに投稿しても評価されずらい画像の需要をここが抑えていてインスタグラムでは過去の体験、ピンタレストは自分の今から行う行動やインスピレーションに対してのサービスを提供しています。ピンタレストはホームページ作成者やブロガーなどの需要も抑えている。
米国での月刊アクティブユーザーは3億6500万人でユーザーの3分の2が女性とのこと、米国の18歳から64歳の母親の内80%が利用している。ここら辺はやはりインスタグラムと似ていてメインのユーザーは女性が占めています。
主な収益源
デジタル広告枠の販売が主な収益源です。
現在はプラットホーム上のeコマースを強化しているます。eコマースはピンタレストのサイトを見る限りかなり力を入れており、ピンタレストではユーザーのビジネスをインターネット上で宣伝するためのページの作成が可能です。
ピンタレストを使うことによりユーザーの欲している情報や商品をよりダイレクトに提案することが可能
例えばピンタレストを使ってユーザーにあった商品の展開や旅行先の提案、ピンタレストは画像をクリックするとその商品ページやブログなどのホームページに直接飛ぶことができます。
機能としては画像だけでなく最適なフォーマットを選択できる。例えば、動画や販売に特化したものにすることも可能
これにより販売企業のオーディエンスを増やしたり、トラフィックを増やし販売の促進に貢献することが可能になります。
ここに力を入れ始めているので広告ビジネスだけではない新たな収益源となる可能性があります。
今後の予想
企業側は2018~22年の年平均成長率を32%と予想しています。
まだ海外市場の売上構成比が10%に企業なのでここからさらに海外展開をしていくことを考えるとたしかに会社の予想にも期待を持つこともできます。
日本にもじわじわ浸透してきておりここ数年でより広く浸透する可能性も十分あります。ビジネス向けのサービスに力を入れているのでここに注目したいと思います。
私も利用してみましたが、個人がマネタイズしやすいサービスになっていると思いました。
企業ではなく個人の時代
ピンタレストのサービスは時代の先を行くサービスを提供できていると感じました。
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