子猫がきた話

記録用に

4月の中旬に友人の家の床下から子猫が出てきて、友人宅には柴犬ちゃんがいてとても縄張り意識の強い子なので子猫の世話ができない、、困った、、とのことで里親さんに引き渡すまで預かることに(この時点で姉の友達など引き取り先が3件決まってた)

生後2.3日の子猫が4匹(ミケ、うし柄、カギしっぽ、トラ)うちにきました

目も開いてないどころかへその緒までついていて、みんなひたすらウゴウゴしながらミーミー鳴いて猫感は全くなく、何かよくわからないけどかわいかったです
全然安請け合いしたつもりはなかったけど、2.3時間おきのミルクと排泄のお世話×4匹は大人4人2人でずつ代わる代わるやってもなんとも大変でした(みんなかわいすぎて気になって眠れない)
4匹目の里親さんも無事決まりました(この方に育ててもらえたらすごく嬉しいなあと思ってた方が引き受けてくださり最高の気持ち)
家にいた方が良い今のご時世だからできたことで、親猫、ましてや野良の親猫はめちゃくちゃ大変だな〜と思ったのと、調べてみて子猫の生存率の低さに驚きました
お世話3日目に2匹(ミケ、しっぽ)は、なるべく小さい頃から育てたいという方(何回か育てたことがあるらしい)に引き取られていき、その日の夜、引き取られた1匹(しっぽ)は急死してしまいました
原因は移動時間・家が変わったことによるストレスか、なにか持病を持っていたか、なにもわかりませんがひたすらに悲しかったです
とにかくうちにいる2匹(うし、トラ)をなんとか無事に300グラム(生後一週間〜二週間目が一番死亡率が高いのでそれを越して大体二週間〜三週間で300グラムになる)まで育てたいぞ!とみんな今までよりさらに過保護になったわけですが、しっぽが亡くなった次の次の日、トラは苦しそうに喘ぎ出し声が出なくなり、病院に行ったところお腹に水が溜まってるとのことで一晩預かってもらうことになりました
次の日の朝電話で亡くなったことを知り、ペットの葬儀会社に連絡してから病院で遺体を引き取ってその日の午後、火葬しました
残る1匹、うしが下痢が続いておりトラのこともあって心配だったので、次の日病院に行きましたが、
トラが亡くなった原因はおそらく猫コロナウイルス(新型コロナウイルスとは別のもの)による猫感染性腹膜炎で、一緒に暮らしていたうしもウイルスを持っているでしょう、しかし発症しない場合も多く今の段階では元気だけど発症しても治療法がないのでなにもできなくて申し訳ない、とにかく今はかわいがって育ててあげてください、今日の診察料はいりません
とのことでした
みんな落ち込みムードでしたが、まだ生きてるしとにかくお世話しまくるぞ〜となりむちゃくちゃ手厚くお世話しました
思いの外順調に育ち、目も開いて、体重も日齢の標準と比べると少し重いくらいになり、下痢以外は超健康になりました
下痢が心配で引き渡しを少し伸ばしたいもらっていたのですが、なんと引き伸ばしたその日には下痢は治り、300グラムに到達して元気な状態で里親さんのところへ行けました!とにかく最高
わさびちゃんという名前がついて元気に育ってるそうです🐈

濃すぎる2週間でほんとに2週間?!という気持ちだし一気に猫好き加速したしもう、、、悲しいのも含め良い経験になりました