退職までにやること

 思いついたように、退職までにやったことをまとめておく。FPでないので、最適ではない思うけど、だいたい大事なことはできていると思う。

①家計簿をつける

 家計簿そのものより、今後の人生でいくら必要なのかの概算の根拠数値が必要。精度より、マンションの共益費、車の買替え等を大きな支出を想定しておく

②厚生年金/国民年金の確認

 大学生時代の未納、過去の会社の支払いを確認し将来いくらもらえるかを計算する。年金をバカにしている人は多いが、死ぬまでもらえて、インフレに連動(完全ではないが)するので、貰えるものはもらう

③国民健康保険への切り替えタイミングを考慮

 社会保険(半額は会社負担)→国民健康保険(全額本人負担)に切り替えるタイミングを検討する。基本的に健康保険は前年度の収入に比例するので、退職時に国民健康保険に切り替えると請求額にびっくりする(8万~100万くらいの差がある)。社会保険を任意継続(2年まで可)するか、切り替えるかはどちらの支払いが少なくなるか計算は必須。

④資産の洗い出し

 退職して収入がなくなるなら、資産の取り崩しが前提になるので、資産を把握することは大事。当然、借金があれば、返済計画も把握。不動産については、持っていないのでどう評価すべきかは不明だが、少子化人口減を考えるとあまり明るくないと考えている

⑤確定申告の準備

 退職した年には、確定申告した方が良い場合が多いので、確定申告を提出するか否かは別にして、数年前から準備はしておく。ツールを国税庁が準備しているので、これを活用すると便利。特に分離課税と総合課税はどちらが有利かは、両方入力してみれば明確


⑥いつまで生きるかを想定

 自分のことなので、ドライに想定。現在57歳なら、平均余命26.5年(厚生労働省が毎年、簡易生命から)

 更に健康寿命は8.73年短いことを考えて残りの人生でやってみたいことを考える

⑦インフレ率の想定

 今後はインフレが発生することを前提にしておいた方が安心。偉い人のいう事なら、年率2%(今年500万の家計は、20年後には700万)、各種シンクタンクで、インフレ率の想定を発表しているので、どれかを想定

⑧シミュレータの作成

 エクセル、Googleスプレッドシート等で、シミュレータを作成(下図参照)
複雑にしても、どうせ10年後の世界なんて予測できないので、自己満足だが、数字の上でうまくいかないことは、たぶんうまくいかない。戦争や地震などの天変地異は考えてもしょうがないが、経済がめちゃめちゃになったらなったで、コモディティ(金、プラチナ等)で、なんとかなりそうな気がしたので退職した

⑨年金のシミュレーション

 年金をいつまで払い、いつからもらうかをシミュレーション(60歳に前倒しか75歳に先送りにするか)⑧のシミュレータと連動するように作っておけば便利。結論は、前倒し可能な60歳までに決めればよいので、柔軟に対応できるようにしておく。基本的に生活できるなら、先送りした方が、長生きにした場合への保険になる

⑩iDeCoの切り替え

 具体的な手続きで一番面倒だった。会社で加入している企業型のiDeCoを個人型に切り替え、積立額をいくらにするかをシミュレーション。基本的にiDeCoは65歳まで解約できないのて、65歳までに退職するなら、個人型への切り替えの検討は必要

⑪失業保険について

 自分都合の退職でも、失業保険がもらえる方法はあると思うが、トレーダーに転職したつもりで、失業保険の請求は行わなかった。

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