ドラフト予想 阪神タイガース編

早いもので、ドラフト当日となりました。ドラフト候補の高校生編、大学生編、社会人編とするつもりでしたが、いろいろな事がありまして候補を調べるだけで終わってしまいました。なので自分が好きな球団の阪神がどういう指名をしそうか、またどういう指名をしてほしいかだけでも書いておこうと思います。ドラフトが終わったときに、これを振り返って今年のドラフトがどうだったかも自分なりに素人目線で評価できたらなと思います。

それではまずは阪神タイガースの現有戦力について、見ていきましょう。藤川の引退や能見、福留の退団など大きな動きがありました。そのため、現発表時点での来年所属選手について次の画像にまとめてみました。まずは投手部門から。

先発投手からみていくと、現状先発ローテーションとして計算できるのは右が西勇、秋山、青柳、左が高橋の4人です。谷間で中田、岩田の両ベテランコンビに頼らざるを得ないのが先発陣に現状です。藤浪岩貞を先発に戻すのであれば見栄えは良くなりますが、そのままであればFA、ドラフト、外国人のいずれかでは補強が必要な部分となりそうです。特に左腕は故障がちな高橋のみなので、もう一人あたり欲しいところではあります。ローテクラスの左腕をとろうと思えばドラフト1位か2位を使う必要があると思います。今回そのあたりで即戦力先発左腕タイプの指名がなければFAもしくは外国人補強を球団として考えているのだと予測します。ローテ投手の年齢層を見ると20台後半の働き盛りの選手が多いのは良い傾向に見えます。あとは突き上げてくる若手の存在が出てくればベストと言えるでしょう。次に育成部門に目を向けると、昨年西と及川という大器を指名することができたため、高校生の投手は今ドラフトでの優先度は高くなさそうである。しかし小野才木がケガや不調で思うような成長を見せられてないため、育成目的の右腕を一人獲得しても良いかもしてない。リリーフ部門を見てみると、右腕は助っ人任せなところはあるが、左腕は質は素晴らしいが、人数が明らかに少ないので、大学生か社会人の左腕が取れればベストである。まとめると投手の優先度としては大社の即戦力左腕(先発リリーフどちらも)、次に右腕の将来のローテ候補といったところだろう。投手の人数は多くて3人、野手優先で獲得したいところである。続いて野手について見ていこう、

まずは捕手を見ていこう。捕手は正捕手梅野、サブとして打撃の原口、守備の坂本として層の厚い陣容を組めている。難点としては岡崎、藤田以外の年齢層が近いことである。そのため将来の正捕手候補として、高校生から大学生の捕手を一人獲得して、まずは2軍の正捕手を育てたいところである。

続いて1、3塁型の選手を見ていこう。三塁は大山、一塁は外国人選手と一軍レギュラーは埋まっている。しかし人数が少なく2軍で育成する枠が大きく空いてしまっている。鳴尾浜の試合で荒木や控え捕手らが一塁を守り、打席に立っているのは、申し訳ないがとてももったいなく感じる。そのため1,3塁型の長打力のある高校生から大学生が必ず欲しいところである。

続いて二遊間の選手を見ると、左の守備走塁型の選手が多いことがわかる。育成する選手として小幡と遠藤がいるがどちらも左の選手なので、右打ちのできれば打撃型の選手が欲しいところである。ポジション別OPSを見ても、阪神は二遊間がとても弱いため、ここは必ず補強しておきたいところである。

最後に外野手を見てみる。右打者は井上+2人育成の選手がいるため、育成目的であれば打撃タイプの左の高校生から大学生が欲しいところである。また現レギュラーでしっかりしているのは近本のみで、サンズ糸井はやや不安も感じるため、優先度は低いが、即戦力タイプも一人指名できたらラッキーである。

阪神にこのドラフトで優先してとって欲しい補強箇所を並べると、

・右打ちの打撃型の二遊間 

・育成目的の一三塁の選手

・左打ちの打撃型の高校生大学生外野手

・即戦力タイプの左腕

・高校生捕手

・将来のローテ右腕

それでは数時間後どうなっているか楽しみである。


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