見出し画像

価値を割引しない方法

将来得られる収益を現在受け取れるとしたら、どれくらいの価値になるかを算出したものを「割引価値」というらしい。
M&Aの会社が買収したい会社の価値を見積る時に利用するらしいが、

価値を割引く?
黄色とばして赤信号で
急ブレーキがかかっちゃって

関係あるかわからないがつらつらと書くことにした。
私は古いマンションを買い、
リノベして売った過去がある。
ビジネスマンとの
”価値”に対する誤差は
私にとって痛みだと認識したようで、
戦ったストレスはかなり大きかった。

それこそ(名前は気に入らないが)
「割引価値」という計算を自然と
してしまっていた私がいたかもしれないし、
さらにはプライスレスなども微妙に混じっていたかもしれない。

まぁ例に出したものの、物件は価値が決まりやすいのだけど、
そういったものですら”価値”というのは意思を持ったように存在して
その辺をうろうろしているということを認識した。

次に
人に割引価値などと使う人はいないだろうが、そういう価値を算出するような考えが
なぜか身についてしまっているように感じたので根源をたどってみる事にした。
会社でいうところの借入金は価値に大きく関係するわけだが
人間の価値においては
何か後払いしてしまってはいないだろうか。

もう分割も滞ってしまって、
首が回らず破綻ということもある。
自分の価値が下がっているわけではないのだがそういう見積もりに囚われている人はいる気がする。
仮に後払いしているのを痛みだと想定すると、
分割にすることで、
曖昧且つ意識しずらい感覚により
心の痛みが薄れる半面 
あとにつけがまわってくるのではといった疑問が後味悪く残った。

他に痛みを感じなくする方法としては、興奮というものを利用することもある。
その場合は、事故したときのように時間が経つと急に痛みが襲ってくる。むち打ちみたいだ。

そのように痛みを後払いにすることで、勝手に割引価値を計算して
全体や未来の含む自分の価値が落ちているように感じたりするよりは
今の痛みを受け止めるというか
すんなりと抵抗せずに痛みに降伏したい。

適切に痛みを見積り
暴れている痛みを抑えつけて、余計暴れさせるよりも、
土台の幅やサイズを大きくしていって
痛みを感じるように解放し自由にさせてあげることが大事なように思う。

痛みと正面から向き合うことで
少しずつ
自分から見る自分の価値が適正になり、
割引きのない価値を算出したいものです。


おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?