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運について思うこと


『日頃の行いがいいからだ』

ふっと元彼の言葉が浮かんだ

この言葉を前向きに捉える人もいれば
そうでない人もいると思う。
彼は入り口付近に駐車場が空いていると、よくこの言葉を使った。
日頃の行動によほど自信があるのかな
と初めは思っていた。 

いろんな場所へ行き、
この言葉を何度も聞いていたら

だんだんキリキリ音がして
たまには鎧を脱いで楽な家着でも着ようよと言いたくなった。

私のこういう性格が彼にとって癒しだったのだろうと今になって思う。
一見不運であることもすべて、自分のせいだと言われてるみたいで苦しく、心をギュッと瞑ることもあった。

私は人生を諦めたことはなく
一生懸命生きてきたつもりだが
辛いことがあると
上から矢印が降りてきたなぁ、その矢印の向きを変換するかぁ。という軽い感じで受けて
それ自体は簡単なことではないけれど
後ろから矢印に押されて前に進むのはなんか嫌だなぁと思うからそうしているだけかもしれない。

困難な時こそ運を呼び寄せるチャンスだよってどっかで聞いたような言葉だけど
そう思えるほど困難というのは甘くもないよ?ともどっかで聞いたな。

矢印の向きを動かすには、
耐えて耐えて我慢して、
それでも一歩ずつ前にいくしか方法はない。

私はそういう考えだから

ここまでやった、
矢印よ、僕を押すのは当然だろ!
と言うのはなんか違うと思うのです。

愛すべき過去であり
愛すべき今

みえない何かに
ありがとう

目の前になにもなくても
いつも与えられているのです

おわり

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