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【毒ワクチンの嘘とそっくりの地球温暖化の巨大な虚構】「この記事は科学的な本質を指摘している。過去の地球大気温度の変化は太陽エネルギー変化によって引き起こされているのに、IPCC予想はどれも太陽を無視している。 スベンスマルク氏「IPCCは太陽を無視していいのか?」 観測結果と一致しないIPCCの仮定 |」【毒ワクチンの虚構にそっくりだ】

【毒ワクチンの嘘とそっくりの地球温暖化の嘘】「この記事は科学的な本質を指摘している。過去の地球大気温度の変化は太陽エネルギー変化によって引き起こされているのに、IPCC予想はどれも太陽を無視している。  スベンスマルク氏「IPCCは太陽を無視していいのか?」 観測結果と一致しないIPCCの仮定 |」

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スベンスマルク氏「IPCCは太陽を無視していいのか?」
観測結果と一致しないIPCCの仮定
2021.9.4(土)

(ヘンリク・スベンスマルク:デンマーク工科大学 国立宇宙研究所 上級研究員)

 2021年8月9日に「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最新報告書(第6次評価報告書・自然科学的根拠)が発表されました。

 この報告書は、国際社会が温室効果ガスの排出を止めなければ、差し迫った災害が発生するという暗い予測を含んだ、一連の気候変動報告書の最新版です。小氷期(14世紀~19世紀半ば)の終わり以降の温暖化の全体が、化石燃料の燃焼による人間のCO2排出によるものと結論づけている点で異例なものです。

 前回の報告書では、人為的な温室効果ガスの排出が支配的になったのは1950年以降とされていましたが、今回の第6次報告書では、人為的な影響が大きくなっています。つまり、これまで自然変動とされていた1950年以前の気候変動も、人為的なものとされたのです。

「太陽は気候変動に関与しない」というIPCCの前提
 しかし、IPCCが注目する18世紀半ばから現在までの期間で、自然の気候変動が実質的な意味を持たず、一定だったと仮定するのは奇妙なことです。産業革命期以前の気候が一定であるというのは、マイケル・マンが作成した、今では悪名高い「ホッケースティック」と呼ばれる、過去1000年間の気温を復元したグラフが示したことでした。2001年のIPCC第3次報告書では、20世紀に産業社会が本格化するまでは気温はほぼ一定で、その後、急上昇したことを示す証拠として、この「ホッケースティック状」の気温グラフが多用されました。その後、マッキンタイアとマッキトリックが、「ホッケースティック」の作成方法やデータに疑わしい点があることを示し、多くの論争を巻き起こしました。最新の第6次報告書では、「政策決定者向けサマリー」の中で自然による気候変動がほぼ一定であることを示唆するものとして、再び「ホッケースティック状」の気温グラフが登場しています。

このような結論の問題点は、IPCCのすべての報告書に共通している前提、すなわち「太陽は気候変動に関与しない」という前提によるものです。

 もちろん、太陽は風や天候、地球上の生命にエネルギーを提供していますが「地球が受け取るエネルギーは大きく変わらないという前提」です。しかし、太陽も他の星と同じように活動が変化する星です。よく知られているのは、太陽の表面に見える黒点の存在で、その数は約11年の周期で変化しています。また、太陽活動はより長い周期でも変化します。例えば、小氷期の1645~1715年は黒点がほとんどない期間で、太陽の活動が低下していた時期と重なります。逆に西暦1000年前後は太陽活動が活発な時期でした。

 太陽の活動が低かったり高かったり変化することは珍しいことではなく、過去1万年あまりで、太陽は高活動(黒点が多い)と低活動(黒点が少ない)の間を8~9回行き来しています。

 太陽の活動が変化するたびに、気候にも変化があることがわかっています。その変化はけっして小さいものではありません。1000年前後の中世温暖期は、地球上で人類が繁栄していた時代でした。しかし、14世紀になると、今度は気候が悪化し、不作や栄養失調、疫病などの問題が発生し、人類は悲惨な状況に直面しました。小氷期の気候変化の大きさについては諸説ありますが、太陽活動が活発な時とそうでない時の気温変化は1~2℃であるという信頼のおける研究結果があります。また、中世温暖期や小氷期以前にも、気候変動と太陽活動との顕著な相関関係は過去1万年間に及びます。

このように、太陽の影響が軽微であるというIPCCの仮定は、観測結果とは一致しません。

 このパラドックスの理由は、IPCCが太陽の直接放射の変化のみを対象としているためです。これでは、太陽放射の変動は非常に小さいので気候変動にとって重要ではないという結論になってしまいます。しかし、11年の太陽周期の間に海に流入する太陽エネルギーを定量化することは可能です。このような研究では、放射強制力は1.0~1.5W/平方メートルで、対応する日射量の変化よりも10倍近く大きいことがわかっています。したがって、太陽活動を増幅させるメカニズムが存在するはずなのです。

太陽活動が地球の雲量を調節
 この増幅メカニズムの解明には、20年以上も前から熱心な研究が行われてきました。研究によると、驚くべきことに太陽の磁場が銀河宇宙線を調節しているというのです。銀河宇宙線は、太陽系外から飛来する非常に高エネルギーの粒子です。これらの粒子(主に陽子)は、超新星爆発のショックからエネルギーを得ています。銀河宇宙線が太陽系に入射する際には、太陽風によって運ばれる太陽の磁場が支配する空間「太陽圏」を通過しなければなりません。太陽磁場の変化は、地球の大気圏に入る(銀河宇宙線の)粒子の数を調節しているのです。

 この粒子が、地球の大気中にある分子クラスターが安定化するプロセスを助け、最終的に、雲の形成に不可欠な雲凝結核にまで分子クラスターを大きく成長させます。つまり、太陽活動が地球の雲量を調節し、地表に届く太陽エネルギーの量をコントロールしているということになります。

この仮説は、実験、観測、理論面から支持を得ています。2017年には、宇宙放射線がどのようにして(大気中の)小クラスターの成長を加速させ、雲に影響を与えるほどの大きさまでにするのかを示す、パズルの最後のピースが見つかりました。その結果、太陽活動に始まり、宇宙放射線の変化、大気中の雲の割合の変化、そして最後に地球が受け取るエネルギーの変化という因果関係を示す一貫した理論が存在し、長期的には気候が変化し得ることが示されたのです。

このことは人為的な気候変動とどのような関係があるのでしょう。

 20世紀に太陽活動が活発になったのは、CO2の増加と同時期です。そのため、気温上昇の一部は太陽が担っていると考えられます。つまり、温室効果ガスによる気温上昇の割合はもっと小さかったはずです。そのため、CO2に対する気候感度は、IPCCが危惧する「CO2濃度が2倍になれば、気温は2~4℃上がる」という値よりも低くなります。IPCCのいう2~4℃のうち、CO2の温室効果に直接起因するのは約1.3℃だけであることに注意する必要があります。残りの気温上昇は、想定される雲量の減少に由来する、ということになります。

 雲が気候システムの中で最も不確実な要素の1つであることは誰もが認めるところですが、私たちの研究では、20世紀に観測された気温上昇の一部は、太陽による雲への影響だと考えています。そのため、CO2への気候感度は気候モデルが現在示しているものより小さい値になる可能性があります。CO2への気候感度が低いということは、将来予測される気候変動の規模がスケールダウンすることを意味します。

誤って用いられているIPCCの報告書
 皮肉なことに、このような結果になる可能性があるからこそ、この研究は執拗に攻撃されているのです。しかし、太陽が気候に与える影響を正確に知ることは、誰にとっても有益なはずです。

とはいえ、資金が集まらない研究が実施されることはありません。上述の太陽と気候の研究のための助成金を得ることは非常に困難でした。この件はIPCCの報告書に付随する「別の問題」を投げかけています。IPCCの報告書は本来、政治的な意思決定を導くためのものですが、気候科学に人為的なコンセンサスを押し付け、科学の善し悪しを判断するために誤って用いられているのです。

 気候変動に関する予測はいまや全世界を席巻しており、巨額の投資が行われると言われています。であればなおさら、我々は気候変動の問題をより深く理解しなければならないはずです。




わたしと同じようなHSPの方が、つらい会社人生から1日も早く解放されるように祈りながら情報発信いたします。もし、応援いただけたら、幸いです。