新鮮な気持ちをありがとう
実家に行った時、歯磨きをしようとしたらとあるものを見つけ「これはなんだ???」となったことがある。
人生で一度も見たことのない、一見歯ブラシの仲間のような、しかし、ラクロスの棒のようなものが歯ブラシ立てにあたかも自分も歯ブラシかのように刺さっている。
棒の先には、歯ブラシではなく、丸くて平べったい白い綿(?)のようなものが付いている。パッと見では、ラクロスの棒だったけど、ジッと見では、金魚すくいのポイみたいな…。説明が下手すぎるので、なんとなくでも想像できていたら嬉しい。
あたかも当たり前かのように存在していて、でもわたしは27年間見たことのないというギャップに、焦りのような不安のようなドキドキを感じる。
しかし、こちらも27年間生きているので、自分を落ち着かせ一旦冷静になった。
・歯ブラシ立てに刺さっていること
・丸くて平べったい綿もしくはブラシ
という情報から「舌をみがくもの」なのではないかという推測を立てる。
たしかに舌磨きというワードはなんとなく聞いたことがあるような…。
早速Google検索「舌磨き」
ドーーーン ビンゴ
最近できた商品なのか、昔からあるものなのか、、、今まで全く知らなかった。スーパーでも歯ブラシとか買ってるのに、見たことないよ。知らないと目からもこぼれ落ちるものなんだなー
きっと子どもの頃は見るもの全てが何か分からなくて「あれはなに?」って聞きまくっていたと思うけど、久しぶりにそんな気持ちになれて、あとからじわじわと興奮がわいてきた。
舌ブラシ、貴重な気持ちをありがとう。
*
世界は広い。
そういえば、
さっき見た『世界ふしぎ発見』(TV番組)でも、どこかの国で知らない動物が走ったり、地球で唯一沸騰している湖の姿を目の当たりにしたんだった
舌ブラシなんてものに限らず、ほんとはこの世は知らないもので溢れているのにね。
井の中の蛙、大海を知らず
の気持ちを忘れずに、もっと色々なモノやコトを見ていきたいぜ。って思った話。
2020/4/25(土)22:10 プラリネと猫🐈