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達筆な人とそうでない人、何が両者を分けるのか?

僕は、生まれてこのかた、書道やペン字といったものを習ったことが一度もない。

人から字を教わった経験といえば、学校の書写の時間くらいだ。両親も、書道の経験は全くない。

そんな僕が現在、達筆であることをウリにして活動できている理由は、一体どこにあるのだろうか?

僕は幼い頃、人よりも少しだけ手先が器用だったらしく、字を書くのも得意だったようだ。親や教師、友人に「字が綺麗だね、すごいね」と常に言われて育った。
もちろん、それは「(書道を習っていない普通の子供にしては)上手いね」という意味だったのだが、僕はそう言われるのが嬉しくて、毎度毎度、字を丁寧に、綺麗に書くことを意識して今日まで生きてきた。
おそらく、我が人生の中で、字をなおざりに書いたことは一度もない。

字を丁寧に書くことができるかどうか。

これが、僕が20年間生きてきて気づいた、字が綺麗な人とそうでない人の大きな差だ。

よく、字の練習をしているのにもかかわらず、やたら急いで字を書く人がいる。

まずは、落ち着いた心を持って、自分が書いている字に真摯に向き合いながら丁寧に線を書いてみてほしい。それが、達筆への第一歩だと僕は考えている。