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ざっくり自然科学とホロスコープ

学生時代(1980〜1990年代)、別冊宝島シリーズを好きで読んでいた。
学生時代というものは、本当に好きに学んでいればいい時間が有り余っていた。いまも、結果的に学び続ける人生ではあるけれども、当時は『別冊宝島137 研究する人生』を読みながら、当時の学校の授業が嫌いすぎて、まさか!人生は研究だと思わなかった。

私は、いまでこそ(?)アロマセラピストを生業であると名乗っている。そう、名乗っている。これはMC10室の屋根の上の看板として掲げている『肩書看板』である。
この看板を大きく掲げなければならないと、西洋占星術を勉強する中で思うに至った。勉強の目的(方向性)が「人を占う為」ではなく、使える宇宙の法則を使い倒して、人生を楽に航海していきたい。と言うものなので、占い師になりたい方の勉強法とは異なるとは思う。
とはいえ、資格としては業界最高峰の『IFA(国際アロマセラピスト連盟)』に所属している。他にも諸外国の先輩から有益な情報を拾えるように窓口は繋いでいる。MCと合の木星(1度12分差)&海王星(木星と4度8分差)は、実は9室蠍座の在惑星である。

過産期に入って、医師の勧めと母の決断により、帝王切開の日時が決まった私は、長らく自分で望んで選んだ日時ではない!と、あたるも八卦当たらぬも八卦な占いを信じることもなく、興味もなく、ここに来てまさかの研究項目になるとは思わずに生きてきた。
こう書いていてなんだが、同じ帝王切開で生まれた人が多くなっているであろう現代の迷える子どもたちには、これもまた天啓であり、自分が『母に委ねる決断のもと生まれた事実』も知ってほしい。

しかし、それが、宇宙の法則を知る。ということだと思う。委ねると言っても、宗教ではない。軸はしっかりと自分の中に持つべきである。1室と7室はツイである。7室(母)の体調に配慮して帝王切開の方が母の生存率を上げると考えたかもしれない。魂の会話は物質世界に出てくる時には消去されてしまっているので想像の範囲だ。そして、自分と言うものを確立する為には、他人を知る事が重要で、自分と他人に境界線を引く事は重要である。自己と非自己の認識なくして生存できない。これは自然科学の根底だ。免疫システムとは、自己と非自己の識別が要なのだ。自分に有害な非自己を拒絶し、有益な非自己は取り入れる。これが自然の摂理。
そう言う、なんて言うかこの世の「法則」が分かると、生きていく事が、少しだけ楽になると思う。
この法則は計算できる。だからこの面白さを知ると人生の見え方が変わると言いたいわけだ。

自然界に存在する物全て、数の法則に従っている。いや、法則に従わざるを得ない。その法則を見る便利な道具、それが『ホロスコープ』だ。
と、私は思うに至った。

だから『占い』に依存して「金星が〇〇にあるから、私の人生は××なんです」とか、そう言う使い方は、悪い資本主義のヒエラルキーのてっぺんの人だけがウハウハする社会構造にしてしまう原因だと思う。
私は、正直、銀座の大通りで『手相の勉強してます。無料で見せてください』とキャッチーしてきた人(昔はそうやって、見知らぬ人を占う行為が存在した)を、純粋には見ておらず、宗教の勧誘だろ?と、思っていた。
人との出会いは大事だろうが、そこに確固たる『自分』を持たない人が捕まると流されていく。その確固たる自分を導く青写真(計画書)がホロスコープだ。と、私は思った。

人として、この物質世界に生まれ出た瞬間、肉体を得た瞬間から、この『宇宙』の物理法則の中で活動をする、1つの小さな部品となった。私自身が、私の体の中、ミクロの世界の赤血球や白血球が日々戦ってくれている事で『生かされている』事を、本当の意味では気にせず生活している。しかし、私の体の中の赤血球も白血球も、その他、大事な体の各組織の細胞も外界である私の体の外、地球環境の影響を受ける。私自身を、赤血球や白血球、もはや、さらに小さい存在のように、全く感じることのない『宇宙』の中でも同じように影響は受けるだろう。
太陽系で一際大きな木星が、あの位置にいてくれなかったら、太陽からの距離が今の位置でなかったら、地球はいまのように発展しなかっただろうし、我々は存在すらしないかもしれない。と言う、めちゃくちゃ大きな影響力を持っている。はず!

その影響を計算しているのが『ホロスコープ』だ。
惑星が地球から見てどっちの方向にいるか、惑星同士の重力(引力)の影響で絶妙なバランスをとっている空間の中で、私は生きている。宇宙の法則を知ると楽になるはずだ。と、思いました。(笑)
アスペクトとは角度のことなので、こちらは幾何学、図形とその性質を知る事が大切で、ホロスコープの見方としては、サインの性質(温度と湿度)が反発し合う間柄と言う事が重要になる。

そうか。西洋占星術って、天文学を日常生活の羅針盤にすべく計算を繰り返し、統計学をとってきた物なのだな。と、思いました。

自然界にあるものは、植物の花びらの数なども数の法則(フィボナッチ数列)で表されるし、音階の周波数も数式で表されると言う。
正直、数式化はされていないが、動物の繁殖、人間の妊娠&出産に対しても数式があるかもしれない。実は、種族平均寿命はミトコンドリアによる数式があると言う。

おしなべて、この物質世界には『宇宙の法則(方程式)』が山のように折り重なって構成されていると考えると、天体の動きを見る事は、物質世界の法則を知り、その法則にどう対応できるか、できないかを知る事だと思った。

実は、勉強の仕方にも『法則』がある。その人の記憶に定着する、理解を早める法則は、人それぞれ、ちょっとずつ違うように見えるかもしれない。しかし、宇宙の法則なので、人の感じる違いなどは誤差の範囲だ。

占ってください。と言う「依存」より、自分で見方を学ぶ。こちらの方が重要な気がする。しかし、赤血球に白血球の仕事ができないのと同じで、人もこの社会の中でそれぞれ役割を持って生きている。自分の役割をおろそかにして、ホロスコープの見方の勉強をすることもできないだろう。

これまた、かかりつけの見立て屋(占い師)をもつ方向性なのだろうな。と、思うに至ったが、私は、少々地図が読める女くらいにマスターしたいと思う。自分の人生を切り開く為には、地図が読めねばならぬ。そんな感じである。

数字は0から9までしか文字がなく、あとはくらいが上がっていくだけ、いや、人間が便宜上、数字と言う文字を使っているだけで、最終的にはオンかオフ、0か1の2進法である。人間の脳神経は電気信号を受け渡しているので、電気信号が外部からインプットされたら、簡単に誤作動するだろう。少々SFチックだが、実際脳に電極を指す人体実験は第二次世界大戦前までは記録がある。フランケンシュタイン博士は、死体を継ぎ接ぎして人間を作ろうとして化け物を生み出すと言う物語や鉄腕アトムのように完全にロボット(AI)だったり、松本零士先生の機械化人間だって、実は、心臓のペースメーカー、人工透析、人工関節など、かなり機械化人間だと思う。

人が想像できる事は、人が創造してきた。

まだ、この物質世界ない物を想像する力(12室的問題解決)は、実は新しい物質世界を創造するのかもしれない。

想像は大事だ。

私にも微分積分が人生のどこに役立っているのかは、いまだにわからない。
しかし、やはり数学は、多くの謎の解明をする基礎であると思わざるを得ない。

学生時代の自分が、まさかその年まで勉強(学び)続けているのか?!と、びっくりするだろうが「研究する人生」とは、なにも研究室で実験をすることだけではないな。と、結果として、私は「研究する人生」を謳歌していると思う。
そう。4室、5室と広範囲で双子座な上に、双子座に土星(時間をかけて修得)があり、水星は太陽にコンバスト、つまり太陽の支配下で働く水星は、人生(太陽)そのもの。こんなにスッキリ腑に落ちる構図も無かろうと言う気がする。
もっとも、土星には他にもアスペクトがあるので、この「研究する人生」に至る理由は他にもあるかもしれませんが。

面白いね。西洋占星術。実に面白い。自分の人生に納得ができるかもしれない。(笑)

補足--------
自己と非自己は、免疫の要なんだけど、受胎は非自己を受け入れているまさに『神業』で12室的問題解決がなされていると、私は思う。
ハウスとサインは混ぜるな!危険!と、学んだが、ミカミ・ポーラ先生の『魚座はやさしいか?』に帰結するように、優しいのではなく、自己と非自己の境界がグラデーションと言うか、曖昧と言うか、なんだと思う。
その曖昧は、許容でもあり、ある視点から見れば『優しい』と、捉えられるが、SDGsのように持続可能か?と言われれば、そんな事はない。妊娠継続期間も突如、流産になることもある。突如、非自己に目覚めるのかもしれない。
本当に順調なお産が100%だったらいいのにね。
アセンダントを超えていくのは、もうすでに『キセキ』と言うか『神秘』
そう考えると、生まれてきた命の全てが、その命をまっとうできる事を願うよ。


ご支援ありがとうございます。いただいたご支援は精油の購入や「アロマケア」の臨床研究費としてありがたく頂戴して、研究成果を発表していけるように頑張ります。今後ともよろしくお願いします。