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【Sample Theme】登山について

残雪の残る船形山はそろそろシーズンオフ(21/4/16)

白銀の美しさに魅入られて厳冬期登山を始めた異常者(敬意を込めて)の皆様にとっては今年の雪解けは早く、残念に思っている方も多いかもしれません。

4月3日に福島県の安達太良山を登った際は、奥岳登山口からロープウェイまでの雪はほとんど腐れ雪、山頂手前まではまだ残雪に覆われ、多くの登山者によって踏み固められてはいたものの、午前10時にもなると気温はだいぶ高くなり、雪面はシャーベット状で歩きにくい状態になっていました。

今年の雪解けの速さを考えれば、船形山もだいぶ雪解けが進んでいるだろうと思いながら桜のすっかり散り終えた大和町を抜けて旗坂キャンプ場へ。

つい2か月前には水産試験場までどっさりと積もっていた雪は見る影もなくなりキャンプ場駐車場まで進入することができました。

登山道の20番くらいまで雪もなく順調に進めたのですが、それ以降、徐々に雪が増えはじめシャーベット状の雪にだいぶ足をとられてしまいました。

これが大きなタイムロスとなり10番を過ぎて升沢小屋手前まで行ったところで予定時刻より1時間も遅れてしまい、山頂は断念。

風が強くなり、泉ヶ岳方面から黒い雲が覆ってくるのも見えたため、この日は撤退することにしました。

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三光宮から市街地方面を撮影した風景です。

まだ東部は雲が薄く、青空ものぞいています。

このあと天候は崩れ、あいにく土日は雨予報ですが、今月いっぱいなら、まだ雪山の余韻を楽しめるかもしれません。

油断せず、防寒対策を充分にしてラストシーズンを楽しんでください。

※執筆時間は40分程度です。写真はCanon EOS Rを使用しています。レンズは広角、三光宮で撮影しております。登山にかかった時間は4時間ほどですが、無雪期であれば登り3時間、下山2時間になります。船形山は有雪期、無雪期共に何度か登っているため、付き添いや案内も可能です。

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