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進行流産

 こんにちは、totoです。

 ちょっと重たい話を書くことになります。弱音もあります。長いです。苦手な方や見たくない方はスルーでお願いします


 25日(木)は心拍確認の検査予定日。結婚記念日で、心拍確認できたら旦那くんにケーキとエコー写真と、動画(前から作ってた)プレゼントするんだ〜♪、なんて呑気に考えてました。

 先週からの風邪を拗らせて咳喘息になってたんですが、手元にあるレルベア吸引薬をするのが心配だったので加湿したりで対応してたんですが声はガスガス。咳は出ると止まらない。えらいこっちゃです。
 24日(水)自分のクラスの参観日だったので通常通り出勤。子どもたちもとってもよく頑張ってくれました!とっても楽しい参観でした。が、その日の昼過ぎに茶おりとうすいピンクの出血。かかりつけ病院に確認とってすぐ診察してもらう事になりました。

 🩺「心拍がかなりゆっくりです。もっと早い鼓動じゃないといけないんですが…切迫流産ですね。絶対安全にしてください。」

「回復する事もあるんですか?」と尋ねると


 🩺「今できることは安静にすることです。」


それ以外は何も言ってくれなかった。
つまり、高い可能性でダメなんかな、と何となく思いました。

 安静に?咳喘息で腹筋筋肉痛になるくらい咳出るんやけど…レルベアの事聞いたら「内科に行くように」って言われてすぐ内科へ。1時間くらい待って診察受けたいものの「こんな小さい町医者に言えるのは、母体を優先するなら使った方がいい。4〜7wで処方を勧められる薬はない。責任は取れないから自己判断で(もう少し優しい言い方だったけど)」


どうしろってんだ


旦那くんにも言わなきゃ
でもとりあえず咳止めなきゃ
安静にしなきゃ

頭でグルグル。


電話越しで旦那くんに状況説明して加湿機買ってもらった。咳は少しマシになったけどどんどん出血が増えて。鮮血になってきてて。お腹も生理痛みたいなのがどんどん強くなってて。

赤ちゃんが戦ってるのに、わたしが戦わないでどうすんだ。諦めてどうすんだ。
頑張ろう、あ、もう頑張ってくれてるのか。一生に乗り越えよう。大丈夫、ここにいるから。しがみついてていいんだよ。ゆっくりでいいんだよ。


0時

「結婚記念日だねぇ、おめでとう私たちー」
「ほんまや、日付け変わったなぁ」

"今、この瞬間は3人一緒だね"

そうやってお腹に手を当てて話しました。


午前3:00

 激痛で意識が浮上して旦那くんを起こし、かかりつけの病棟へ連絡。入院するつもりですぐ来院してくださいと指示。

 エコーでみると、もう心拍は確認できなくて、胎嚢も形を崩して流れ始めてる状況らしい。でも自然に出るには至らず、腹痛と出血が酷いのですぐに処置しましょう、とのことでした。

 旦那くんも一緒に話聞いてくれたけど、気持ちの整理とかつける間もなく採血やら点滴やら麻酔やら。両腕に針だらけ。わけもわからず、涙も勝手に出てくるし、痛いし(あの先生下手なんじゃねーのってくらいエコーも痛かった)ひたすら「痛い、痛い、痛い」ってガスガスの声で叫んでた。

 麻酔が効いたのか途中からの記憶がなくて。
気付いたらどっかに寝てて、旦那くんが手握ってとなりに居てくれた。ホッとしたなぁ。隣に居てくれてありがとう。旦那くんパワーがとっても心地よかった。
何か喋ったらしいけどよく覚えなくて。病室のベットにどう移ったのかも覚えてなくて、

👩‍⚕️「麻酔切れてないからトイレ行きたくなったりしたらナースコールしてね」

それだけインプットされて寝た。


何回泣いたかなぁ。
看護師さんや助産師さんが声掛けてくれる度に慰めてくれたり、塞ぎ込まないように吐き出していいんだよって言ってくれるんだけどそれすらもう今は涙を誘発するわけで。目がパンパンだよ。

不思議なもので、お腹もへらない
あんなに出てた咳も今は出ない
涙だけタラタラ流れるもんだから喉が渇いてしかたながない。



 この時期の流産は止めようがないのは知識としてわかった。重いもの持ったり、バリバリ仕事してるのも別に原因でもないし、生活習慣とか卵子や精子の問題でもないらしい。だから"誰のせいでもないんだよ"って。

 安静にしてどうにかなる状況じゃなかったかもしれない。でも、でも、、咳のせいで「安静」にできてへんかったやん。赤ちゃんがしんどかった時に追い討ちかけてしまったんちゃうかな、風邪なんか引かへんかったら。もっと早く受診してたら。

なんて考えちゃうよね。


 そして、心が曇った私に「保育園」という職場、「甥っ子の出産報告」がとても重たい。
 32年の人生の中で初めて「子ども、赤ちゃん」に対して会いたくない、触れ合いたくないと感じてしまいました。


 もちろん、可愛いと思うし、おめでとうと思う。でも笑顔では言えないやー。涙出ちゃいそー(笑)

 この感情が払拭できるようになるにはまだ時間がかかりそうです。


 でもね。

2021/11/25(木)

 この日を3人で迎えられるように頑張ってくれた赤ちゃん。たった2か月やったけどお腹で一緒に過ごしてくれた大切な家族。気を利かせてエコー写真くれたお医者さんに感謝しています。大切に残しておこう。
 いつか生まれて来てくれるこの子の弟か妹にも教えてあげたい。選んでくれてありがとう。頑張ってくれてありがとう。守ってあげれなくてごめんね。また会おうね。


 妊活を頑張っている全ての方に。
 マタニティママとして日々頑張っている全ての方に。
 子育てをされている全ての方に。
 今日を生きている「生」をくれた両親に。

 特別じゃなくていい。小さくていい。幸せと健康と、当たり前が当たり前に訪れる毎日でありますように。


 totoはひとまず、身体を戻して、元の生活に戻れるように養生します!

 長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました! 


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