お空のすべり台

　R5.6.20

　息子、はやたんの9ヶ月のお誕生日の前日のこと。

　受け持ちのクラスのKちゃんがブロックをスマホ代わりに電話ごっこをして遊んでいると私に話しかけてくれた。遊びに誘ってくれてるのかな、と思ったら

「先生のお腹にな、赤ちゃんもうすぐ降りてくるで。もうちょっとやでって言うといてって電話あってん。」

ニコニコでもなく、割と真顔で淡々と話してくれてびっくり…。体内記憶の本とか話はよく聞くけどこういう話を間近に、しかも自分宛に聞くのが初めてやったから衝撃的やった。

その後ちょっとしてから聞いてみると

「今な、お空のすべり台してる途中やからって言うてたで。それでな電話して言うといてなって」

まーじーか！！？

Kちゃんはお母さんや回りの大人の話もよく聞いて理解して話もするし、絵本とかの世界も、イメージの世界も広げてお話してくれる子。もしかしたら家で(私の事情を保護者は知ってる)私の話をしてるのかもしれない。けど。この妊活をしてる中でそう話してくれたのが純粋無垢な子どもで。体内記憶図鑑と一致してて。

どんな理由であっても嬉しかった。
めちゃくちゃ泣きそうになった。笑

体内記憶はあると思ってるし、お空の世界も目に見える雲の上とかではないやろうけど存在してて、繋がってるんやと思ってる。けどまさか受け持ちの子からこんな話を聞けるなんて夢にも思ってなかった。

今クールから人工授精に切り替えて、2回限定でチャレンジする事になってる私たち夫婦。ゆっくり待ってあげられへんから、すぐステップアップしやなあかんみたいやけど。お空で赤ちゃん待ってくれてるんやね。勇気出して滑り台降り始めてくれてるんやね。

じゃあママも頑張らんとなあ！！

Kちゃんありがとう。
先生頑張るよ。

この話は忘れたくないな。
いつか赤ちゃんが来て、スクスク育ってくれたらいつか、Kちゃんや、Kちゃんのお母さんにも話を伝えたい。ありがとうも！
なのでここに記録しておきます😌

今は、誰かに伝えるとなんだか勿体無い気がして。早く、その「いつか」が来ますように…