新生児期の睡眠を知れば赤ちゃんのお世話がしやすくなる?
新生児期って?
赤ちゃんが生まれた日から生後1か月までの期間を「新生児期」と呼びます。
新生児はとても可愛くて愛しくて、赤ちゃんが大好きな私にとって、
とてもかけがえのない時期のひとつです。
新生児は一日をどう過ごしているの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、ほぼ寝ています。
必要な眠る時間は12~16時間。
自分の好きなように寝て、起きて、おっぱいやミルクを飲んで、
うんちやおしっこをして自由気ままに過ごしていると思っていました。
でも、赤ちゃんの睡眠について学んでいると、とても面白いことがいろいろと分かってきました。
前回、お腹にいる赤ちゃんの睡眠について紹介しましたが、
新生児期の眠りも私たち大人とは違う特徴の睡眠のリズムがあります。
大人や幼児とは違う!新生児の睡眠はレム睡眠から始まる
レム睡眠は脳は動いていて眼球の動きがある、浅い眠りです。
眠っている間に、脳の機能のネットワークをフル活用させて脳を成長に欠かせないレム睡眠。
レム睡眠の時は、呼吸は不規則で周りの刺激によってすぐに起きやすい状態なので、赤ちゃんが抱っこで寝たのに布団におろすとすぐに起きてしまうのは「レム睡眠」の最中に環境を変えてしまったことが原因です。
ノンレム睡眠は、脳も休んでいる状態で深い眠りです。
しっかりからだを休め、成長ホルモンを分泌するという役割があります。
赤ちゃんのレムーノンレムの周期は40~50分です。
大人は90分周期で、このリズムも大人とは違っています。
ヒトの体内時計の仕組みって知ってる?
生まれたばかりの赤ちゃんは、ママから受け継いできた体内時計をからだのいろいろな細胞の中には持っています。
赤ちゃんのからだには各臓器や細胞に体内時計がある→「末梢時計」
その末梢時計をコントロールするボスが「脳の視床下部にある視交叉上核」というところ→「中枢時計」
この「末梢時計」と「中枢時計」の働きが生まれたばかりの赤ちゃんはバラバラでとても未熟です。
このからだの中にある2つの時計を大人が手伝ってあげて、揃えてあげることがとても大切です。フランスでは、この体内時計の知識をみんなが知っていることで「赤ちゃんの夜泣き」がとても少ないようです。
日本でも、この体内時計の知識が広まると赤ちゃんの生活リズムが整えやすくなり、『赤ちゃんはぐっすり眠り、起きているときはご機嫌』な赤ちゃんが増えると、もっともっと子育てを楽しむことができるのではないかなと思っています。
新生児と過ごすときのポイント
生まれたばかりから生後1か月頃までは、
お腹の中にいた頃にママが過ごしていた生活リズムを基に作られた「超日リズム」という2~4時間の寝てー起きて授乳ーのリズムを繰り返します。
地球で過ごす中でだんだんと「日中は起きて、夜は眠る」ということを教えてあげることが大切です。
日中は明るくにぎやか、夜は暗くてしずかに過ごして、たっぷりと愛情を注いで、たくさん抱っこしたりスキンシップを図り「ここはとても安心できる場所」であることを赤ちゃんに教えてあげるのが大切です。
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