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ぐっすり眠る子になってほしい?妊娠中の過ごし方も影響していた?

お腹の中の赤ちゃん(胎児)の眠りのリズムは
ママの体内時計の働きと深く関係しています。

赤ちゃんは、生まれてすぐに地球時間である「24時間」に
合わせて生きていかなければいけません。
そのために、おなかの中にいるときから、「概日リズム」という体内時計を作る練習をしています。

体内時計を作るのに、ママの生活習慣が影響している?

その体内時計を作るのに、ママの生活習慣が影響しているんです。
ママの就寝時間と起床時間、食事の時間や食事の内容によって働く眠りのホルモンや活動ホルモンの影響をお腹の中の赤ちゃんも受けているんです。

私も妊娠中、よくありましたが、夜寝ようと思ったら赤ちゃんの胎動が激しくて、夜中にすごく活動しているなと感じること・・よくありますよね?
赤ちゃんは夜行性なのか?お昼間は忙しくて胎動を意識できてないだけかな?と思っていました。

実は、最近の研究で、お腹の中の赤ちゃんは、ママの体内時計のリズムから6~8時間の一定のズレを保って、自分の体内時計を作る練習をしていることが分かっています。
21時ごろに寝ているママのリズムだと3~5時くらいに夜が来たなと感じているわけです。
ですので、ママが夜寝ようとするときにまだまだが元気に動いているということが起きています。

妊娠初期のお腹の中の赤ちゃんは、レム睡眠だけ?

睡眠のリズムは大人の場合、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠の2つが90分周期で繰り返されています。

生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠リズムは浅い睡眠のレム睡眠から始まります。赤ちゃんが寝たと思って、抱っこしていたのをおろしたりしてすぐに起きてしまうのは、まだ浅くて起きやすい睡眠の間に環境を変えることで赤ちゃんが起きてしまうということが起きていたのです。

では、お腹の中にいる赤ちゃんはどうでしょう?
妊娠初期には、「レム睡眠」という脳は動いている状態の眠りしかありません。そして、起きている時間はなくてずっと眠りながら、一生懸命に脳の
ネットワークを働かせて成長しています。
成長していくと妊娠中期から「ノンレム睡眠」という体も脳も眠っている状態の眠りも現れ、起きている時間も出てきます。
妊娠後期には、レム睡眠20分ーノンレム睡眠20分ー覚醒というリズムを
40~50分で周期的に繰り返すリズムが出来てきます。

妊娠後期に、妊婦健診の際にお腹に機械をつけて赤ちゃんが元気か見ると思いますが、赤ちゃんが寝ているタイミングだとお腹をゆさゆさして赤ちゃんを起こすことや長めの時間、機械をつけて赤ちゃんが起きた時の状態をみることもあるんです。

ぐっすり眠る子になって欲しい!そんなあなたにお勧めの妊娠中にできること

・夜更かしをしない(早寝早起き)
・夜寝る前にスマホを見すぎない(ブルーライトを浴びすぎない)
・しっかりとごはんを食べる(できれば決まった時間に)
・タンパク質(お魚・お肉・豆類などしっかりと火の通ったもの)を食べる
・妊娠中からパートナーと一緒に「赤ちゃんの寝る環境」をどこにするかなど赤ちゃんとの生活をしっかりとイメージして話し合っておく
・「赤ちゃんのねんね」について知っておくと、自分の力でぐっすり眠れるようになるのでおすすめ!(色々な赤ちゃんのねんね本もありますよ。)

妊娠中は色々な体調の変化や夜中にトイレに行ったり、胎動でなかなか眠れなかったりということも多いので、できる範囲で生活リズムを整えてもらえるといいのではないかと思います。

Haruru助産院では、赤ちゃんの眠れる力をしっかり伸ばして「ママと赤ちゃんがぐっすり眠れて笑顔になれるお手伝い」を行っています。

今ならZOOMで30分の無料相談も行っていますので、
ぜひ公式lineからお気軽にお問い合わせください。

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