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おなかの赤ちゃんは特別な体内時計を持っていた~赤ちゃんの睡眠を知ることは一生涯の贈り物~

ウルトラディアンリズムって知ってる?

おなかの中にいる赤ちゃん(胎児)と生後1か月未満の新生児は
『ウルトラディアンリズム』という、特別なリズムを持っています。
 →数十分~数時間で寝たり起きたりする体内時計。

『ウルトラディアンリズム』は、赤ちゃんがおなかの中にいる、
胎生期30週前後につくられ、37週頃に成熟すると言われています。

だから赤ちゃんは、日中でも夜中でもムニョムニョとおなかの中で動いて、
夜中に胎動が激しくてママを起こしてくれたりしていたわけです。


論文の中で、「妊娠中のママの食事時間に合わせて胎児期に体内時計を整えている」「妊娠後期のママの就寝時間が生まれた後の赤ちゃんの寝て起きてのリズムに影響を与える」ということが書かれています。

妊娠中の規則正しい食生活や就寝時間が赤ちゃんの体内時計を整えることに影響しているなんて、睡眠を学ぶまで全然知りませんでした。
しかし、私の場合は長男の妊娠中は、総合病院で夜勤をバリバリしていたことと今思い返すとかなり適当な食生活と夜勤で不規則な生活を送っていました。
その影響も少なからずあるのか、確かに長男はねんねが下手っぴな赤ちゃんでした。知っていたら、「食生活」や「早寝早起き」をできる範囲で意識していたかもしれません。


新生児の体内時計のリズムはどんなリズム?

生まれたばかりの新生児はだいたい3時間おきに眠ったり起きたりを
繰り返し、1日16~18時間眠っていると言われています。

おっぱいやミルクを飲んだら、ウトウト眠くなり、また数時間で起きる・・
を昼夜問わず繰り返します。

いつから昼夜のリズムがつくの?

生後1か月頃から「メラトニン」という睡眠を促すホルモンの分泌が始まり、だんだんと日中と夜間のリズムがついていきます。
生後3か月頃から、「お昼」「夜」の区別もつきやすくなってくる時期です。

生後1~2か月の時期に「体内リズム」を整える土台つくりをしよう

  • 朝6~8時に朝日を浴びる習慣をつける

  • 日中にはお部屋を明るく、騒がしくてOK→「お昼」を覚えてもらう

  • 夕方17時頃には、お部屋の明かりを少し暗くしてリラックス→「夜」を覚えてもらう

産後すぐは、ママの身体をしっかりと休めて回復させる大切な時期なので、
赤ちゃんや家族とのんびりしながら、おひさまを浴びて、自然のパワーをいただきながら、日中はにぎやかに赤ちゃんと楽しく過ごしてみましょう♪

赤ちゃんの成長は本当にあっという間なので、一日一日、可愛い赤ちゃんと過ごせる時間を大切にしつつ、ママの『自分の時間』も大切にしながら過ごせたらとっても素敵ですよね♪


最後までお読みいただきありがとうございました。
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