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カナダでピザが食べたい、right now


最近よく、カナダでの生活を思い出す。

バスの定期無くしたこととか、スーパーで大っきいモンスターエナジー買ったこととか、鮭缶が美味しすぎて素手で食べたこととか。

(もっとまともな記憶もあるけど。)


カナダにはスペシャルな食べ物がない。いや、あるのかもしれないけど、あんまり多くはない。

鮭、プーティーン、メープル……

お土産を選ぶ手間が省けてありがたいけれど、そもそも浮かばないのが問題。

あ、ピーナッツバターも付け加えておこうかな。


ディスってるわけではないけれど、ごちゃ混ぜの文化なんだな、って腑に落ちるところがある。

歴史の流れとか、そういうものに影響されてるんだろうね。



彼はデートの時、必ずと言っていいほど食べ物を買ってくれた。

料理もできるんだけど、

多分初回で作ってくれたカレーらしきものを緊張のあまり残したのが原因かも。申し訳ない。


ある日、彼はこんな風に私をデートに誘った。

「明日も会わない?明日はピザをシェアしよう。だからYESって言って?」

その誘い文句があまりに面白くて、思わず笑ってYES!って答えた。

翌日は約束通りピザだった。


何のピザとか、そういうのは忘れた。

でもピザ食べたことすら覚えてるこの事実に、猛烈にカナダ行きてえなーーーってなる。


好きな人と、楽しくご飯を食べたい。

こんなに小さな想いをこんなに長いこと抱くなんて。

これからは何気ない日常を大切にしなきゃなあ、なんて思ったりしている。


もしかしたらあの友だちとご飯食べるの、最後だったかも、とか。

そんな風に考えたくはないけど、今みたいに「まさか!」って出来事があるわけですからね。


友だちもパートナーも家族も同僚も、

好きな人たちとの日常が早く帰ってきてほしいね。


カナダ行きてえなーーーー!!!!!


れれれ

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