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「回収率予報」の特徴 (1)容易性

回収率予報はいわゆる競馬予想なので、どのレースのどの馬を推奨するのかが分かります。
ただ、独自な点も多く、一般的な競馬予想とは異なる特徴があります。
その特徴を3回に分けてご説明します。

まず、回収率予報は容易性、つまり分かりやすいことを重視します。
いくら素晴らしい予想でも、結局何なのかが分からなければ意味がありません。

回収率の指標です

現在、競馬予想では様々なスピード指数が公開されています。
スピード指数は馬券を選択する際に、検討要素の1つとして使えます。
けれども、スピード指数が良い馬がそのまま儲かる訳ではありません。

スピード指数の他にも様々な指数が考案されています。
しかし、そのほとんどは回収率を直接表すものではなく、一番知りたい「儲かるかどうか」はなかなか分かりません。

回収率予報の予測回収率は、その馬券を買ったときに儲かるかどうかを直接表しています。
逆に、その馬に期待する勝率(的中するかどうか)とは関係ありませんし、その馬の実力、スピードとも関係ありません。
ですので、単勝オッズが200倍の馬であっても回収率100%と予測することがあります。

なぜそのような予測が可能なのか不思議に思うかも知れません。
それは、過去データをコンピュータで統計処理し、独自の予測ロジックを作成しているからです。
詳しくは別の記事で改めて説明します。

なお、予測ロジックの内部では、その一部としてスピード指数に似たものを算出しています。
将来的にはその数値も予想の一助として公開したいと考えています。

単勝で予測します

回収率は単勝で予測します。
券種の複雑な組み合わせはなくシンプルです。

例えば何かの競馬予想で、3連複のボックス買い10点を勧められました。
1頭外して4点で買いたい場合、どの馬を外したらよいのでしょうか?
あるいは、それに自分の予想をプラスしたい時にはどのように予想したらよいでしょうか?
競馬予想はシンプルな方が使い勝手が良いはずです。

回収率予報では単勝馬券を対象としていますので、数字が何を意味するのか直感的に理解できます。

回収率予報を参考に単勝馬券を買うことはもちろん、馬単などほかの券種を購入する際にも予測回収率は使えます。

具体的な数値を示します

印(◎や○)ではなく、具体的な数値(50~100%)のため他の予想と組み合わせが容易です。

競馬予想にはいろいろあり、そこに書かれている内容も様々です。

例えば、本命を◎、対抗を○と表記する競馬予想があったとします。
その場合、1レースにほぼ同じ実力の馬が2頭いても、◎と○に分かれてしまいます。
他のレースでは1番手の◎が圧倒的で、それ以降の馬に実力の差がなくても2番手に○が打たれます。
◎や○印は実力を把握するには大雑把過ぎるのです。

他の予想では、推奨馬が何頭か挙げられている場合もあります。
例えば、同じ推奨馬と言っても、あるレースでは非常に有力な馬もいれば、別のレースでは他の馬と大差ない推奨馬もいるでしょう。
レース毎にコメントがあったとしても、どのくらい推奨なのかは具体的には分かりません。

回収率予報では、馬Aの予測回収率が90%、馬Bの予測回収率が100%なら馬Bが約10%得だとハッキリしています。
加えて、回収率予報とは別の予想で、馬Aにプラス要素な情報があったとします。
その情報により馬Aが15%プラスであると判断できるなら、逆転して馬Aの方が得です。
あるいは、その情報では馬Aが5%しかプラスにならないと判断できるなら、やっぱり馬Bの方が得です。

また、例え別のレースの馬同士であっても比較できます。
第1レースの馬Cの予測回収率が80%で、第2レースの馬Dの予測回収率が90%なら、馬Cより馬Dの方が有利です。

このように予測回収率は分かりやすく具体的な数値であるため、馬同士を比較したり、他の予想と組合せることが容易にできます。
他の競馬予想には中々ない特徴です。


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