【2】マーケの基本は心理学

こんにちは、ニート4週間目のヒラノです。
教師にも友達にも元カレにも「飽き性」と言われた女ですが、とうとうニートにも飽きてきました。
資格の勉強も飽きました。
最近は心理学にハマってます。

というのも、表題にもある通り
「マーケの基本は心理学」
この言葉は居酒屋で知り合って、今では飲み友達(といっても15も年上)から教わった言葉。

貴重な社会人の友達な上に、
学ぶことも多く、会うたんびに毎回勉強になります。

今回は、そんな彼から教わったことを書きます。

◾️マーケの基本は心理学
何でも、プロジェクトを進める際「マーケティング」というものをしますよね。

市場調査、と一口に言っても
本当に調べることが多くて
調べることを調べる、もよくあります。

この、「マーケの基本は心理学」というのは
他社が人々のどんな行動心理を読み取って
こんなものを作ったのか調べて気付く
ということです。

例えば、何の根拠もなく0から物って作れるのでしょうか。
「ウケを狙った」「かっこいいから」などの理由でも
誰かの心理的作用が働いて作られてるわけです。
(こうすればあの人にウケるだろう。かっこいいって思われるだろう。)

「君の名は」はすごくわかりやすい例だと思ってます。
新海誠さん自身も想定外だとおっしゃってましたが、ヒットの秘訣など調べると
心理的作用を取り入れてました。

例えば大きく以下の3つ。

・スピード感…ちょっと置いていくようなストーリーの速さで、観客に集中力を持たせる。

・没入感…作画の美しさ。

・参加感…聖地巡礼など訪れることができる舞台設定。

あたかも自分の考えかのように言ってますが
Mさんの言ったことと、ネットの引用です。
みんなSP(察しポイント)高いんだ。

あと、作中にスマホがあるのも良かったですね!現代!って感じで。

おそらくここで作用された心理的要因は

「非日常的なストーリーの中に
日常的なアイテムを取り入れて共感につなげる。」じゃないでしょうか。

そういうことに気付いて自分のものにしていけたら、もっと良いものが作れますよね。

「なるほど、人々のこんな心理的作用が働くことを意図して作ったのか。」

「なるほど、これがヒットしたのは人々のこんな心理的作用が働いたのか。」

→「だったら今度こんな方法でプロモーション考えてみよう!」

と、できるのです。

私は、
デザインを勉強してたのと
社会心理学を(独学で)勉強してたのと
感受性が豊かなのと
勘ぐり深い性格が重なって
発見の毎日です。


Mさんのすごいところは
気付いたことを上手く言語化し相手に伝えるところ。しかも、伝え方が上手い。
私はそれができないから、時々説明を諦めます。これは良くない。改善中です。

Mさん式SPを高めるトレーニングは
“自己分析”。

自分が何を見た時に心動かされるのか、を考える。
きっと自分が思ったことは他の誰かも思ってることだから、
観察して、その対象物への自分の感想を認識する。

例えば、暑い日に「青」を見るとアイスが食べたくなる。それはなぜか。
“色相連想”といって、その色が与える心理的効果が要因。(青は涼しい印象を与える。)

という上記のことが分かったら、

今度、夏に使われるデザインをするときに青を使ってもいいよね。

アイデアになります。

心理学というと難しく捉えちゃうかもですが
簡単に言えば「こうしたら、相手はこう思うだろうな。」って想定することです。

心理学を使ってどんどんアイデアのストックを作りましょう!

◾️ホーソン実験
さてそんなMさんのお仕事はというと
仕事の司会進行役。(本当はもっとしてるけど端的に言うとこうなる)

みんなが気持ちよく仕事できるための環境作りもしています。

前回書いた、Hさんが代表として仕事をする上で大切にしてることは「仕事をしやすい環境作りをよく考えてる」とおっしゃってました。
Mさんも同じこと言ってて
「ホーソン実験」を用いてるのだそう。

【ホーソン実験】
「職場の物理的な環境条件ではなく、人間関係が生産性に影響する」ということを突き止めた有名な実験。

Mさんのすごいところ②は
とにかく相手の話を引き出すのが上手い。

真面目なことを笑いながら聞いてくれるから
真面目なことを笑いながら話せる。

で、15歳年下の私の発言にも
「うわー、いいこと言うやん!」って褒めてくれる。
とーーっても煽て上手。調子に乗らせ上手。

うまーーく引き出す秘訣は
相手が何に怒って、何に喜ぶのか観察して理解することらしい。

それが分かったら、相手が自分に対して信頼してくれて
仕事が任せやすくなって生産性が上がるらしい。

すごく難しいけど、このスキルの有無で
全然仕事のしやすさが違うと思うから是非ご教授いただきたい。

◾️ロジカルは感情論に勝つ

一生この人に口論で勝てないなと思ってるのが
飲み込める正論で来ること。

頑固一徹な正論じゃなくて
「確かにな。」って思える正論で話します。

先日、社内の要注意人物と11時間話し込んだそう。
11時間!!!そんなに話す!?って思ったんですが
長ーーーーーーい時間をかけてもいいと言えるくらい、その人と話す必要性があったらしい。

むしろ、その後の業務の進行を考えたら
11時間費やす価値があったと言い切るほど
本当に成果があったよう。

成果のある話合い方を教えてもらいました。

①相手に自分を利用する価値がありますよ、と教える。
→私と一緒なら、うまくいきますよ。

②相手と自分のしたいことを大きな枠で伝える。
→私もあなたも、お互い会社を良くしたい気持ちでいるんだから、良くする方法を共有しよう提案。

③したいことの大きな枠を共通認識にしたら、プロセスを提案。
→じゃあ会社を良くするために、こんな方法で会社を良くしよう、と提案。

相手の「これが気にくわない」という感情論を
心理的に分析して
だったらこうしよう、とロジカルで返す。

相手の感情論を理論化してるから
相手も納得して飲み込んでくれるそう。

私もMさんによくされてます。
いつも納得して言い返せない。言い返さない。納得できちゃうから。


是非みなさんも、一度心理学の本を読んでみてはどうでしょう!
自分の行動を客観視できるし
相手の行動の理由も理解できて、対策を考えることができます。

それではみなさん、おやすみなさい。




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