術前矯正調整②痛みについて
2021年3月3日(水)
調整に行ってきました。上の歯は締め直しだけで、下の歯はワイヤーが太くなったよ。
基本的に調整に行った記録&何かしらをテーマに記事を書きたいのですが(ネタが尽きない限り)、今回は「矯正の痛みについて」で行きたいと思います。
青ゴム装着から1回目のワイヤー調整の後くらいまでもうずっと歯が痛くってどうしたもんかと思いましたがかなりおさまりました。この3月3日の調整の際も、当日〜翌日くらいまでは食事に伴う痛みもありましたが、それ以降は介護食じゃなくても食べられるし、生活に支障もなし。まあ痛みを覚悟して矯正を始めたわけですけど、それでも安心しました。これなら矯正生活耐え切れるわ。
よって「矯正は豆腐も噛めないくらい痛いと聞く」という話は、(私にとっては)事実でした。でもそれは、ブラケットを外すまでずっと続くわけではないです。恐らく矯正開始1ヶ月くらいがピークじゃないでしょうか。つまり「痛いのは痛いけどまあ大丈夫」って感じです。
まあしかし痛いもんは痛いんですね。歯が全部虫歯になったような、噛めば根こそぎ歯が取れそうな....。その対処について、私が得た知見を記しておきます。
まず、介護食はやっぱりおすすめです。なんなら青ゴムつけるよ!って段階から買っておいてもいいかもしれません。矯正開始初期の痛みが強い時期、また落ち着いてからも調整日当日などの痛みが出た時には、できるだけ苦痛をスルーするために有効です。詳細は「術前矯正②介護食万歳」をご参照ください。
レトルトの介護食までいかなくても工夫して作れば....てな感じもありますが、イケると思って準備したのに食べられない時の悲しさとか、あと不十分な咀嚼で無理やり飲み込むと胃の調子が悪くなったりもするので、最初っから諦めて介護食にするのもそれはそれでアリです。
次に、薬についてです。「痛みが出たから薬を飲む」は普通のことだと思いますが、その薬の種類が重要だったりします。私は頭痛持ちなこともありロキソニンを常備しています。生理痛の酷い女性なんかもよく使っていらっしゃるのではないでしょうか。
ただこのロキソニン、実は矯正中の服用は好ましくないんですね。またロキソニンだけではなく、バファリン、イブプロフェン、ロキソプロフェン、ボルタレン(一般名と商品名がごちゃ混ぜですが、皆さま聞き覚えのありそうなもので列挙しました)等々「非ステロイド性抗炎症薬」通称「NSAIDs」と呼ばれるものは全て、あまり好ましくありません。
なぜかと言うと、上記の薬は「鎮痛効果」とあわせて「抗炎症効果」を持っています。頭痛とか普通の歯痛ならいくらでも炎症を鎮めてくれて構わないんですが、矯正の痛みって「歯が動くことで生じる炎症の痛み」なので、薬で炎症を鎮めると歯の動きが悪くなるんだそうです。
つまり、飲むべきは「抗炎症効果の(あんまり)無い鎮痛薬」です。これが何かと言うと、「アセトアミノフェン」という成分で出来ているもの。処方薬だと「カロナール」、市販薬だと「タイレノール」などです。
※アセトアミノフェンとNSAIDs系の成分が合わせて配合されていることもあります。市販薬購入の際は成分情報をよく確認してください。
そもそもアセトアミノフェンは胃腸にも優しいとされている薬ですが、ロキソニンを常用していた私からすると、やっぱりその分効き目が薄いような感じがします。でもまあ、頭痛や生理痛は可能な限りすぐにおさまって欲しいですが、矯正治療は痛みも覚悟して自分で始めたので、痛みが0%まで下がらなくても50%くらいになればマシかな、という思いで矯正初期のみ服用しました。
先にも述べた通り時間を経るごとに痛みには慣れてくるので、このアセトアミノフェンにしたってずっと飲むわけではないです。ただ、矯正生活を出来るだけストレスフリーなものにするためにも、持っていて損は無いかなと思います。
※薬は用法用量を守って服用してください。
※薬のアレルギーには十分注意の上服用してください。(薬剤性肝障害で苦労したことがあるので、いつ何の薬をどれだけ飲んだ、とメモをする習慣をつけるのがオススメです)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?