術前経過観察③矯正早くやろう
2022年11月14日(月)
矯正歯科に行ってきました。
術前から上下とも左右第1歯~4歯くらいまで隣の歯同士を針金で結紮していたのですが、それを切ってゴムだけになりました。これだけでもちょっとすっきりした感じがします。
術後3か月目の大学病院での診察が12/7にあるのですが、その時はレントゲン撮影をすると言われています。
それで骨に異常が無ければ、その後の矯正歯科での診察の際はゴムかけ用のフックを必要最低限まで外してもらえるそうです。
口内の腫れがだいぶ引いたので、頬肉がフックに食い込んだりして気持ち悪い・・・ということはもうないのですが、食事とかはやっぱり引っかかりやすいし歯磨きもしづらいので、フックの数が減るのは嬉しいです。
そして術後矯正スタートとなり、微調整をしていきますと言われました。
「微調整」という言葉に、ああもう終わりが近いんだな・・・と思いました。
先生の中では完成図がもうあるんだなと。
2021年の2月にブラケットが着いて矯正が始まったわけですが、あっという間でしたね。もちろん数年の期間が経っているんですが、矯正やるかやらないかで悩んでいた時期の方がよっぽど長いです。
私は「早くブラオフしたい!」という気持ちは全くないです。
むしろ後戻りが怖いので、着けておけるだけ安心、まであります。
そしてブラケットとのお別れが若干寂しいですね・・・。
思い立って、今回は「矯正さっさとやろう」の話を書きたいと思います。
手術の終わった今、麻痺とか腫れとかは多少ありますが、とにかく「やってよかった」の気持ちです。
そして、「もっと早くやればよかった」とも思っています。
顎が正常なだけで本当に嬉しいです。生まれ変わったような気持ちです。
自分の外見に少しは自信が持てます。だから、もっと早くからこうだったら、色々なことが変わっていたかもしれないなあ・・・と思うわけです。
矯正開始までにネックだったのは、私の場合
①下顎前突だったため、手術前に顎MAXになること
②2週間程度の入院
③費用
でした。が、これらを振り返っても、やっぱり早く始めるに越したことはなかったなという感じです。下記に一つずつ詳細を述べます。
①下顎前突だったため、手術前に顎MAXになること
まず、私は矯正前→手術直前でそこまで差はありませんでした。
左側が手術直前の画像です。単品で載せるとサイズが大きかったので右側に術後(2ヶ月時点)を並べます。顎引っ込んだね。
手術前になると手術のことで頭がいっぱいで、そこまで神経質になっていなかっただけかもしれません。
あとはやっぱりコロナ禍によるマスクのおかげもあります。
コロナ禍はいずれ終息するでしょうが、手術の時期を冬~春に設定すれば、インフルエンザ対策とか言って秋~冬くらいはマスクをしていても良いんじゃないでしょうか。
忘年会なんかで外さざるを得ないシーンもあるとは思いますが、一瞬のことです。
顎が早く正常になることのほうが大事です。
②2週間程度の入院
私は有給休暇でまかないました。病気休暇も取得可能ではありましたが、有給休暇が有り余っていたので。業務の調整も比較的しやすく、繁忙期やイベントのある時期を避ければ休暇は簡単に許してもらえました。
ただ注意なのは、私の入院した病院では術後の顎間固定で「シーネ」という歯型のようなものを噛んだ上でゴムかけをしたのですが、この「シーネ」をはめているとほとんど会話ができません。私は術後数日で昼間はこのシーネを外しても良いことになったので問題ありませんでしたが、外科矯正をされた方々の体験談を読むと、術後1カ月ほどにわたってシーネをつけることになったため、仕事に復帰しても会話できず迷惑をかけてかなりストレスを感じた、という声がありました。
この辺りは、手術を受ける病院によく確認した方が良いと思います。
こういったことを考えると、やはり学生のうちに、長期休暇で手術を済ませてしまうのが一番良いのでは・・・と改めて感じましたね。
③費用
外科矯正にあたっては、矯正+手術でざっくり50万円くらい必要、と聞いていたような気がします。
ただ、この金額を貯めるまで待つ必要は本当に無いです。
矯正を始めるにあたって、顎変形症かどうか、手術の適応かどうかなどを判断するためレントゲンとかセファロとかを撮りまくります。
矯正歯科と大学病院でそれぞれ撮るため、まず一番はじめに大きな費用がかかるタイミングです。
特に矯正歯科では、顎変形症と診断される前のため保険適用外となった場合5万円くらいかかります。
まあ後から保険適用になって払い戻しとか差っ引きとかしてくれるんですが。
カウンセリングの段階で確認すると良いでしょう。
で、それ以降は手術まで大した金額はかかりません。
ブラケットを着ける時には3万円近くなるくらいで(上下別の日に着けたりするので結果的に分割になります)、あとはワイヤー調整の繰り返しなので1回の通院あたり平均5000円前後で済むんじゃないでしょうか。
問題の手術ですが、限度額適用をし、月を跨がなければ10万円もかかりません。
年収にもよるでしょうが、私は12日の入院+上下顎手術で7万円弱でした。
(差額ベッド代0円の部屋を希望しました)
術後はまた調整の繰り返しです。金額は知れています。
つまり、術前の検査代だけ蓄えて、あとは毎月の調整費さえ支払える見込みがあれば、矯正始めちゃってもどうにかなるんですね。入院・手術代も数カ月で貯められるでしょう。
②で書いたことにも関わってきますが、この程度の金額なら学生のアルバイトでも捻出は可能なのではないでしょうか。
ちなみに、私が矯正でかけたお金についてはこの記事にまとめていますのでご参照ください。
以上、矯正開始のネック①②③を振り返っての感想でした。
大学時代に済ませとけば良かったかなと思いもしますが、まあ人生タイミングなので、結果的に良い選択だったのかなと思うようにしています。
ただ、早く手術を済ませるほど、新しい顔で過ごせる人生は長くなります。
矯正始めたいけど踏ん切りがつかない、そんな方の一助になれば幸いです。
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