いちモバエムPの所感①

※書きたいことが増えたら②も書くかもしれない。

本日、アイマス総合Pの坂上さんが3月末で退任されるとの一報があった。
ふと過ったのは、惜しむ人が多い中で喜ぶ人、いるんだろうな…だった。
特にエムのPには良いイメージ持たない人も多いだろうし仕方ないと思う。万人に好かれるなんてそもそも有り得ないものだし。
まあ、どんなに嫌ったって喜んだって逆に悲しんだってこれを機にアイマスが良い方向に劇的に変わるなんて無い…と私は思っている。
ただ単純に会社の人事の入れ替え。最近の坂上さん見る度に痩せておじいちゃんになっちゃってて、時の流れを感じた。
私がアイマスというコンテンツを知ったのはニコニコ動画が流行ってた頃だから、かれこれ15~6年。そんだけ経てばみんな歳を取るものだなって単に思った。

SideMは好きだ。神谷幸広くんが好き。幸せを広めるって書いて幸広。絶対に幸広なんて呼ばないで神谷って呼んでるけど。

アイマスは好き…だとは思う。ニコニコ動画の頃から知ってる765とSideM以外はそんなに詳しくないけど曲聴いたりくらいはする。
でも765も最近の曲は知らない。

「アイマスは最高」だとは思わない。アイマスが本当に最高だったことなんてどのくらいあったかなって思う。ライブ後のアイマス最高コールも毎回お決まりみたいになってるけど、あんなの本当に最高だと思ったときだけすればいい。私はツンデレだからたまにある、ライブが最高だなって思うとき。

みんマス(みんな揃ってアイドルマスターだっけ?)は好きじゃない。いや、昔はそれでも良いって思ってた。合同ライブだってあったって良いと思ってた。でも、いつからかそんな考えもなくなった。演者に男が混じるのが嫌な男性ファンもいれば、ライブ会場に男が来るのが嫌な女性ファンも居て、不幸にしかならないなって思った辺りで私も冷めた気がする。

スタマスでハブられたのが嫌とかはない。寧ろ各ブランドからあんな中途半端にしか選抜されなかったゲームに出れても嬉しくない。出れなくても辛いし出れても運営のお気に入り扱いされてつらい。それならいっそSideM全員欠席で助かったまである。あと単純に男性モデルのモデリングがあまり期待できない。もっと格好良く作れるようになってからSideM単独で出直して欲しい。

こんな私がMOIW2023に行った。担当が出るから…ではない。声だしが解禁されたからだ。なんでかわからないけど昔の石原さんが居た頃のアイマスを思い出せる気がしたからかもしれない。私はMOIWは2014も2015行っているので…テーマソングはそんなに好きじゃないけど…
結論から言うと楽しかった。やっぱり私ってツンデレなんだと思う。久々に余ってる名刺引っ張り出して名刺交換もした。知らないアイドルを担当している人の方が正直多かったけど、みんなから陽のオーラを感じて、たまにはこういうのも良いなって思った。エムにいると負のオーラが強くなりがちだから。

ここまでは前置きで、私がしたかったのはアイマス全体の話じゃなくてSideMの話。
負のオーラが強くなりがちって言ったけど、それはやっぱりコンテンツの中心にあったモバエムが終わっちゃったからだと思う。
もちろん今までもずっと界隈はジメジメ・ざわざわしてきた。ハイジョイベばっかりだった初期、声が付くって決まったとき、1stライブのとき、2ndアニバCDのとき、アニメ化のとき、エムステが始まったとき…色々あった。でも、正直今が一番つらい。それは何故かってやっぱりアイドルマスターSideMの中心にあって心の支えになってたモバゲー版アイドルマスターSideMが無くなったからだと思う。

思えばファスライ組、セカライ組なんて勝手にユニットを分けられた時期もあった。アニメ化のときの楽曲格差はまだ埋まってない。
アニメに出ているユニットのオタクとそうでないオタクとでギスギスし合いもした。
それでもモバエムには、初期のローテーション格差は多少残ったものの、声が付いてない状態で、楽曲格差なんて関係なくアイドルたちが存在していた。今はそれがない。9年前、欠陥だらけで生まれて半年メンテしたゲームの続きが存在しないのだ。

私はモバエム至上主義者だ。
(どのくらいモバエム至上主義かというと、各種グッズの絵がモバエムの絵だな、サイスタの絵だな…っていちいちなるくらいにはモバエム至上主義者だ。)
サイスタが悪いんじゃない。エムステのときもストーリーは読まなかったから、単にモバエムのストーリーを正史としてしまっているだけだ。それ以外はパラレルワールドという認識なんだと思う。これは他のアイマスでも言えることだと思うが、公式パラレルは何度もやられると正直飽きてしまう。二次創作としてのパラレルワールドは大好物だが、それは確固たる公式が存在して成り立つものである。
アイマスの公式パラレルは関係性リセットをして今までの歴史を無かったことにしてしまうので個人的には好まない。それをSideMではアニメも含めて3回も経験している。流石に飽きる。しかもモバエムが無くなったので関係性リセットは単純につらい。
そんな意気消沈している中で、サイスタ擁護派とモバエム過激派とが永遠にギスっているこんな状況じゃジャンルにいるのもつらくなる。そりゃ廃課金者が引退するのもわかる。

私はモバエム至上主義なのでサイスタにはお金を落とさない。たまにさわる程度で、カードも全然揃ってない。美味しいところだけ触る。そんなゲームになっている。興味ないゲームなんてこんなもんなんだなって感じている。因みにモバエムには1イベントで100万以上落としたことある。本当の廃課金はガシャじゃなくてイベント上位入賞なんだなってモバエムで初めて知った。プラトロは5個くらいは持ってたかな。記録がないからあやふやだけど。

モバエムに対して1つ悔いがあるとすれば、最後の最後まで担当の上位イベント走ってあげなかったこと。途中で心身ともに力尽きて引退したこと。私みたいなのがいたからモバエム終わっちゃったかなって一瞬でも思ったこと。でも実際は違って、たぶん廃課金者しか居なかったからモバエムは続かなかったんじゃないかって思っている。適度に課金する層がたくさんいる方がソシャゲは長く続きそうだし。結局のところ、モバゲーの形式では新規を取り込めなかった時点で未来はなかったんだと思う。

サイスタのことはよくわからない。確かにSideMの未来はかかっていると思う。サイスタが終わっちゃったら流石に次はない気がする。私としては、SideMはなんらかの形で10周年までは生きて欲しいと願っている。それより先はわからない。どうなって欲しいんだろうか。

10周年にアイドルたちのファイナルライブをモバエムのストーリーで見れたら、泣きながらそれで満足してしまうと思う。アイドルを辞めるとかユニットが解散するとかそれくらい盛大でも良い。その方が諦めが付くから。その先の未来は我々の妄想に委ねられるんだ。

幸せを広めるって書いて幸広。SideM界隈にいると神谷はこんな展開望んでないだろうな…って思うことがいっぱいある。嫌な気分になったときは少しくらい離れたって良い。神谷だったらそう言うと思う。
それでも私は神谷がこの世から消えて無くなるその日まで、一度は引退して止めちゃったからこそ、今度こそ最後まで見届けたいという気持ちを胸に今日も無理のない程度にアイドルたちを応援するのだ。

お金を出すファンが全てじゃない。もちろん出した方がコンテンツは長続きするかもしれないけど、自分自身が心身ともに健康なことの方が優先されるべきで、心身ともに健康になるための「好き」がアイドルマスターSideMでありたいなと思うのであった。