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ポッドキャストの未来はどうなるのかな?

僕自身も趣味でポッドキャストをやっていたり、移動中に聞いていたりとポッドキャストが生活の一部に取り込まれてきました。
そんなポッドキャストがこれからどうなるのか考えてみました。

プラットフォーマーの動き

ポッドキャストをはじめ、音声コンテンツ、音声SNSなど様々なプレイヤーが増え盛り上がりを見せています。
その中でも既存のプレイヤーの動きを抑えておくと今後の流れが見えやすいのかなーと思っています。

YouTubeの次の狙いはポッドキャスト

YouTubeは2010年にリリースしたチャンネル機能やその後のメンバーシップ機能などクリエイターの定着をすすめてきました。
次の狙いとしてショート動画などもありますが、ポッドキャストにもチカラを入れいていくと言われています。

最近では https://www.youtube.com/gaming という独自のチャンネルが作られましたが、/gaming につづいて /podcasts も誕生するのではないかと言われています。

当然、YouTubeですので音声のみのコンテンツではなく、動画を使ったポッドキャスト番組を想定しています。
凝った編集・演出は使わず、ポッドキャストの収録風景も視聴できる、という感じですね。

この計画に向けて、著名なポッドキャスターにスタジオ制作費の補助をしたりと動きをみせているようです。うちの番組にも欲しい。

Netflix化するポッドキャスト

SpotifyやAmazonMusicの狙いはNetflix的になってくる気がしています。
大きな動きとしては「独占配信」と「プラットフォーム主導の番組制作」です。

独占配信
Spotifyでは、既存の音声コンテンツを個別に契約してSpotify独占配信にする動きが増えています。星野源さんのANNがSpotify独占になるなど、人気番組を取り込んでいっています。
Spotifyは他の音楽配信に比べ圧倒的なユーザー数を持っているので、配信者にとっても新たなリスナーを獲得できるチャンスが増えるなどメリットが大きいです。

AmazonMusicはSpotifyに比べれば規模は劣るので、独占契約にした場合、配信者にとってもリスナーにとってもメリットはありません。むしろリスナーが減る可能性すら大いにあります。
ということで、独占まではいかない契約という動きもあります。
それが、先行配信です。要するに一定期間のみの独占配信になり、その後は他のプラットフォームでも配信される、というものです。

プラットフォーム主導の番組制作
ないものは作ろう、ということでプラットフォームがプロデュースした番組の制作も始まっています。Netflixがオリジナルコンテンツを作り始めるのと同じ動きですね。

ポッドキャスターはどうすればいいか

我々弱小ポッドキャスターはどうすればいいのでしょう。
個人的な考え方としては「プラットフォームの動きに合わせてスタイルを変える」というのは効果的だと思います。

例えばYouTubeが動画ポッドキャストに注力するのなら、先んじて動画ポッドキャストをYouTubeに投稿したりします。
そうすると、YouTubeの利益と一致するので、YouTube側からプッシュしてもらいやすくなり、投稿者にとっても注目を集めやすくなるメリットがあります。

ポッドキャストの人気番組コテンラジオさんも以前からYouTubeに収録風景をつけた動画を投稿していて、このあたりは真似していくといいのではないでしょうか。

「出題者の気持ちになれば答えが見えてくる」ように、プラットフォームの動きが分かれば今後の動きも考えやすくなるかなーと思います。

それでは!


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