子どもたちに未来に希望をもてる教育サービスを作る

こんにちは!あんず堂という会社をやっている播磨といいます。

私たちは子供向けの教育サービスを作っているのですが、今日はこれからつくっていきたい"職業体験"のサービスが「なぜ必要だと思ったのか」「なぜつくろうと思ったのか」という話をしたいと思います。

引きこもり少年だった小学生時代

僕の個人的な体験が大きいのですが…僕は小学生の時にあまり学校に行きませんでした。担任の先生と相性が悪くて学校が苦痛だったのですね。

当時の想い出はほとんどないのですが、強烈に覚えている数少ない楽しかった記憶は、家にあったワープロのタイピングゲームで遊ぶことでした。

小学校が苦手だったこともあり「早く大人になりたい」「子供らしさを克服したい」という課題をもっていたので、タイピングは当時の自分ができる最大限の大人っぽい行動だったのかもしれませんね。

様々な職業にたいしての興味や憧れもこの頃に芽生えました。

その後は、パソコンが家に来たことで、タイピングだけでなく絵を描いたり、音楽ソフトで曲を作ってみたり、Flashで動画を作ったり、HTMLでサイトを作ったり…パソコンでなんでもできることに感動していました。

自己肯定感は微塵も持っておらず自分の将来もろくなことにならい予感はしていましたが、パソコンスキルは周りより高そうだ…という一点だけが心の支えでした。

苦痛だった子供時代からの学び

振り返ってみても、子供時代に帰りたいとはこれっぽっちも思いませんし、大人になってからの人との出会いは当時とは比べ物にならないくらい楽しい時間をすごせています。

大好きだったパソコンを使ったWEB制作の仕事につくことができたのは当時の経験があったからです。

自分自身が大人になった今、当時の自分が本当に必要だったサービスを作ることが、これからの時代を生きる子どもたちにとって価値あるものになると信じています。

将来大人になる子どもたちに今必要なサービスを作る

僕だけでなく、誰しも子どものときは大人に対する"憧れ"のようなものは持っています。

野球選手だったりアイドルだったり、電車の運転士だったり…子どもたちはそれぞれに興味の対象があります。ですが、現在子ども時代にその願望を満たしてくれる場所はありません。

現在は「標準化の時代」から「個別化の時代」へと変わり、一人ひとりの好きなものが多様性を持っています。ですが、子どもたちの手の届く範囲は、習い事やイベントで非日常を体験することしかできません。

自分自身の経験から、子どものうちに大人の世界を体験できる環境の必要性を強く感じています。

これからやること

現在、私達は子ども向けのプログラミング教育サービスを運営しています。

保護者の方たちからも「ITスキルやネットリテラシーを高めたい」「将来の可能性を広げたい」という声をよく耳にします。

プログラミングはその課題解決のひとつとして役に立っていることは嬉しいのですが、これだけではまだまだ足りないと感じています。

行政や学校現場の方に話を聞きに行っても「社会と学びをつなぐコンテンツがほしい」という意見を多く頂いています。

そこで、僕たちはこれまでの教育事業の経験とテクノロジーの力を生かした新しい職業体験サービスを作っていきます。子どもたち自身の興味や関心に合わせたさまざまな職業を体験でき、今日から夢に向かって一歩踏み出せることで、未来に対して希望をもてる世界を作っていくことが目標です。

この目標のためには、さまざまな企業の方との連携や楽しく学習できるコンテンツづくりが必要です。やることがめちゃくちゃあって大変な道のりですが、人生をかけてこの課題に取り組んでいきます。

ぜひ、一人でも多くの方に協力していただけると非常に嬉しいです。興味をもっていただけたら是非お気軽にお話しましょう!

今後の活動を応援よろしくお願いします!

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