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タチカワ戦役 戦闘記録2021.04.10

―――惑星タチカワで頻発している《歪み》の原因を探るため、周辺で活動している帝国防衛軍に対し調査部隊の派遣が命じられた。サバイバーズギルド連隊では司令部直属の第3特殊作戦小隊(識別名:ブルーブラッド)が編成され、カタチアン出身のフロスト少尉が指揮を執ることとなった―――

『儀式』

連隊駐屯地から西に数十マイルの地点を移動していたブルーブラッドは、工場跡で不穏な儀式を行っているデスガードの一団を発見した。タチカワで発生している《歪み》はデスガードによるものだったのだろうか?関係性は断言できないが、帝国にとって脅威であることは間違いない。

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フロスト少尉は左翼側の廃墟内に臨時指揮所を設置して両側にレマンラスを配置。右翼側へはマンティコアと特殊火器分隊、コミッサー・ガーランを配置した。歩兵分隊は各ビークルとの相互支援のため前線に横隊を形成した。

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デスガードの一団は《ナーグル神の先触れ》ティファウスによって率いられ、兵数こそ少ないものの魔導兵器やディーモンが徘徊しており儀式の阻止には困難が予想される。

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敵に気付かれる前に最大火力で砲撃を仕掛けることができれば、戦いを有利に進められるだろう。ストームイーグルロケットによる間接射撃ができるマンティコアの存在も重要だ。

戦闘開始

攻撃の機会を伺っていると、ブロートドローンとケイオススポーンが右翼側の歩兵分隊へ急接近し、恐るべき早さで10人のガーズメンを葬り去った。奇襲は失敗に終わってしまった。

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右翼側の動揺を解消を察知したフロスト少尉がヴォクス装置を通して後退を命じ、すかさず長砲身型オートキャノンによる掃射が行われた。軽装甲車の装甲すら容易く貫通する弾丸を食らい敵は為す術もなく倒れたが、ブロートドローンが爆発を起こし、付近のガーズメンとコミッサー・ガーランが巻き込まれた。

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魔導兵器とディーモン1体を撃破したものの、右翼側の敵は怯むことなく攻撃を続けてきた。ブライトハウラーのマルチメルタから放たれた重熱線によってマンティコアが行動不能となり、反撃に出ていた歩兵分隊も壊滅状態となった。

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マンティコアを失い儀式場への間接攻撃が不可となった以上、残された方法は直接射撃しかない。中央の歩兵分隊は廃墟を抜けて敵陣へ突入すべく、追撃してきたブライトハウラーをラスガンとプラズマガンの斉射で撃破した。

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左翼側では、コマンダー・ボーダンの乗るレマンラス・デモリッシャー《破城槌》がバーストクロウラーへ向けて超火力砲撃を叩き込んだ。しかし敵の装甲は予想以上に硬く2回目の砲撃でようやく撃破に至った。

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廃墟の陰へ退避しようとしていたティファウスも続けざまに葬ったが、数十体のポクスウォーカーの群れに阻まれ儀式を阻止することはできなかった。

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連隊司令部へ戦況を報告すると、残存する敵には構わず駐屯地へ帰還せよとの返答があった。間もなく異端審問官が詳細調査にやって来るため「後は彼らに任せよ」との事らしい。


―――こうして、サバイバーズギルド連隊 第3特殊作戦小隊《ブルーブラッド》の初陣は幕を閉じた。儀式を阻止するという目的は達成できなかったが、敵の指揮官をだけでなく魔導兵器3機とディーモン2体を撃破できたのは大きい。敵主戦力撃破を讃え、《破城槌》の搭乗員達には最高殊勲が授与された―――

ユニット紹介

タンクコマンダー・ボーダン

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ヴォストロヤ出身の老練な戦車長。《憤怒の刃作戦》においてヴォストロヤの援軍としてアミーラ将軍率いる機甲連隊に加わり、その際の活躍ぶりを評価されサバイバーズギルドへ転属してきた。

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