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ニューノーマルとパラレルワールド

最近、各所から何故か立て続けに
「ひろこさん、ニューノーマルですね!」
と言われて、はてこれはどういうことだろう?と
首をかしげていたんですが。。笑
 
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家族であれコミュニティであれ組織であれ、
人が時と空間を共有するということは
詰まるところ経験をシェアすることだなとよく考える。
 
そうした経験価値をシェアするような場を
家族にしろ組織にしろサロンにしろ
創る側に回ることで
実に様々な人々の織り成しが浮かび上がってきて
各々に沢山の学びがあるなあと。
 
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昔からパラレルな世界を行き来する事が好きだし
対極にある両方に
敢えて属す、という選択をしてきた。
  
ビジネスとソーシャル。
ビジネスとアカデミア。
ビジネスとアート。
サイエンスとアート。
真面目な世界と不真面目な世界。
堅い世界と柔らかい世界。
カルトとアンチカルト。
王道と異端。
正気と狂気。
素人と玄人。
内向と外向。
理性的選択と感情的選択。
裕福と貧困。
贅沢と質素。
混沌と調和。
優しい社会と厳しい社会。
などなど。。。
   
それぞれを語り出すと止まらないので
ここでは詳しくは端折るけれど。
 
 
何かを比較したり揶揄したり批判したり、
そういう世界からふわっと足を洗って
フラットに物事を相対化する事ができるから。
 
『二項対立のその先』を目指していると
ずっと独立してから言い続けているけれど、
私にとってその意味が、
最近やけにくっきりと見え始めている。
  
二項対立を越えて、
何かを統合して捉えられた時のベネフィット。
  
それがあまりに大きいことを
片側の世界にしか身を置いていない人達はおそらく見えていない。
そうしたアンコンシャスバイアスが
多様な世界の中でくっきり見えてくる。
  
どちらも正解に見える立場が
各々にあるだけで
正解なんてものは無くて、
皆自分の信じる世界を信じていたいだけなこと。
両極の共通項として浮かび上がる本質。
ポジショントークの闇。不毛な闘いの数々。
その先のクリエイティブな世界。
アンビバレント(両価感情)な感覚。
中庸の価値。
触れないと結局見えてこない深いところ。
憶測と実態の差異。
 
 
色々とベネフィットを感じるわけだけど、
私にとっての意味にフォーカスすると
こうした世界への水先案内人的な役割を担うことに
向かってきたんだろうなと。
  
凄く最近そう考えさせられる出来事に出くわす。
   
どうやら両極を知ってるからこそ相談したい、
というニーズが存在するからだ。
 
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私自身は皆さんご存知の通り、
キャリアカウンセラーとしての経歴が長いけど
新卒の頃から思えば人の相談に乗るなら
「もっと沢山の世界を知って
物事を多角的に見れるようにならなきゃ」
という感覚をずっと強く携えて生きてきて。
  
正直、独立してからは何度も
「え、何者?何屋??」とか言われながら
ピボットし続けてきた理由は
ここだったよね、と改めて原点回帰している。
  
やっとこさ、そうして目指してきた
「多角的視点」に自分が近づいてこれたなと
最近感じているというか。
   
  
やっぱり相談を受ける仕事をしていながら
多角的視点に立ててない人達は
もの凄く多いという事実に気付いてしまったり、
人材業界の中で働いていた時も
そうした違和感を感じていたりして、
そこどまりでは「プロ」にはなれないよなと
どこかでずっと自分を冷静に捉えていた。
   
そういう下積みみたいな20代を過ごして
色々と七転び八起きで撃沈しては這い上がり
結婚出産も経て今やっと
辿り着きたかった場所からの挑戦が
出来るなぁと感じられている。
   
その充実感みたいなものが、
自分にとってはずっとずっと憧れのような、
掴んでみたかったもののような、
そういう暖かさと懐かしさがあって。
  
がむしゃらに走ってきた理由が
一つに統合された気がしている。
  
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これからは、少し今までよりはゆるりと
私が追い求めてきた
世界の広さと寛容さと自由さと、
パラレルワールドからの景色みたいなものを
それこそ沢山の人達と楽しく分かち合っていきながら、
そういう場を創っていけば良いのかもと。
  
その為の仕込みのような1年だったなぁ。。
   
楽しくなりそうな予感♬
   
真夜中にそんなことを考えている、
2020年の暮れです^ ^

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