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もしも5upよしもとが今も続いてたのなら

前置き

2011年1月、baseよしもとの後続として作った5upよしもと。

最初は0軍のZEROメンバー、1軍の1stメンバー、2軍の2rdメンバー、3軍の3rdメンバーの4部にわたるピラミッドで行われたのだが、2012年12月31日でNSC25期生(扱いも含む)以上が卒業し、システムが煌〜kirameki〜Westに変更。

3組のみ配属される煌〜kirameki〜TOP、15組が入れる煌〜kirameki〜Member、30組からなる煌〜kirameki〜Jrの3部構成のピラミッド。

無限大ホールの彩〜irodori〜Eastと切磋琢磨してた。

2014年2月28日を持ってNHK26期生27期生28期生は5upよしもとを卒業した。

煌〜kirameki〜TOPはプリマ旦那(現:令和喜多みな実)と吉田たちが選ばれるが、集客はなかなか結びつかなかった。

しかしアイロンヘッドがNHK新人お笑い大賞を受賞し、煌〜kirameki〜TOPに昇格し、これから面白くなると思った矢先に5upよしもとは閉館されてしまい、よしもと漫才劇場が開館される。

つまり2014年、5upよしもととしてカウントダウンが行われなかったという。

今でこそ、マンゲキと呼ばれ、様々な苦難が乗り越え、数々の賞レースの王者やファイナリストや有名人を輩出したよしもと漫才劇場だが、ここで1つの疑問が浮かんだ。

もし5upよしもとが続いてたのなら、TOP組はどうなっていたのだろうか?

そこで、5upよしもとを続いてたらTOP組はどう変わってたのかを、想像してみた。

注意点

  1. あくまで私個人の想像であること。

  2. 実際の全国区の賞レースや在阪賞レースの結果は考慮していること。

  3. 今回はTOP組の話なので、劇場メンバーは考えていないこと。

  4. さっきに言うが途中システム変更があるので、想像で考えたシステムがある。

  5. ご時世や情勢は全く考慮していない。

これらを念頭に読んでいただきたい。

卒業

TOP組を考える前に卒業について述べたい。
5upよしもとが4年足らずで閉館した理由は卒業のタイミングである。

先程も書いた通り、2012年はNSC25期生以上(当時の芸歴で10年目以上)、2013年はNSC26~28期生(当時の芸歴で8~10年目)がごっそり卒業した。

だから2014年の5upよしもとの集客が伸び悩んでいたという。

そこで2014年以降は1期ずつ卒業すればいいと言いたいところだが、そうなるといつまでたっても集客が伸びない。

そこで、3年に一度3期ずつごっそり卒業することにする。

2016年 29期生30期生31期生
2019年 32期生33期生34期生
2022年 35期生

2022年は35期生だけ卒業となるが、これは後ほど説明する。

ここで1つ気づいたことは、この時点でDr.ハインリッヒやミルクボーイは劇場メンバーでは無いこと。

後のM-1グランプリ2019の王者やマンゲキの姉さんは5upでは活躍できないと考えるとマンゲキのありがたみを感じる。

2014年~2015年10月31日

TOP:プリマ旦那(現:令和喜多みな実)、吉田たち、アイロンヘッド

もしも、この3組で続いてたのなら間違いなくカウントダウンの会場は5upよしもとになってた。
集客も伸び悩んでるので、これはしょうがない事だと思う。
しかし2015年10月15日、1組の煌〜kirameki〜Memberが王者となりTOPに昇格する。

2015年11月1日~2016年3月31日

TOP:プリマ旦那(現:令和喜多みな実)、吉田たち、アイロンヘッド、コロコロチキチキペッパーズ

コロチキことコロコロチキチキペッパーズがキングオブコント優勝である。
ここで、TOPに昇格を決めてTOPは4組となり、キラメキ7の煌〜kirameki〜Memberの枠が3組となる。
カウントダウンの会場も5upよしもとから堂島リバーフォーラムになる。
しかし喜びの束の間、コロコロチキチキペッパーズは東京進出する。
そして29期生30期生31期生の卒業により、吉田たちとプリマ旦那も卒業する

2016年4月1日~2017年12月31日

TOP:ミキ、霜降り明星、ゆりやんレトリィバァ、ロングコートダディ

煌〜kirameki〜Memberとして活躍したこの4組がTOPとして選ばれる。
この頃からミキ・霜降り明星・ゆりやんレトリィバァの人気が上がり、集客も伸びていく。
カウントダウンの会場も堂島リバーフォーラムからエディオンアリーナになり、盛り上がりを見せる。
この年のM-1グランプリのファイナリストはミキともう1組いるのだが、ここでシステムが変更される。

2018年1月1日~2019年3月31日

KIRMEKI5:さや香(メンバーカラー:赤)、霜降り明星(メンバーカラー:黄色)、ミキ(メンバーカラー:緑)、ロングコートダディ(メンバーカラー:青)、ゆりやんレトリィバァ(メンバーカラー:ピンク)

さや香がTOPに昇格をし、TOP組が5組になったことによりTOPとMember上位からなるキラメキ7は廃止し、煌〜kirameki〜TOPがKIRAMEKI5に、煌〜kirameki〜MemberはKAGAYAKI10に、煌〜kirameki〜JrがHANAYAGI20に名称変更。さらに下には新たにHIRAMEKI25を追加した4部構成のピラミッドが変更される。KIRAMEKI5のメンバーもメンバーカラーが与えられて、より覚えやすくなる。
この年のM-1グランプリは霜降り明星が優勝し、5upよしもとは全盛期を迎える。
霜降り明星はミキとともに東京進出。KIRAMEKI5はさや香とロングコートダディが卒業を迎える。

2019年4月1日~2022年12月31日

KIRAMEKI5:からし蓮根(メンバーカラー:黄色)、ダブルヒガシ(メンバーカラー:緑)、コウテイ(メンバーカラー:赤)、カベポスター(メンバーカラー:青)、ゆりやんレトリィバァ(メンバーカラー:ピンク)

新しいKIRAMEKI5に当時無名のカベポスターが選ばれることにより波乱が巻き起こり集客が伸び悩む。
カウントダウンの会場がエディオンアリーナから堂島リバーフォーラムに戻るのだが、2021年のR-1グランプリにてゆりやんレトリィバァが優勝し、集客が戻る。
2021年と2022年のカウントダウンの会場はエディオンアリーナに再び戻る。
そして長年5upよしもとを牽引してきたゆりやんレトリィバァとがからし蓮根とコウテイとともに卒業するのだが、36期生と37期生が卒業すると集客が減ってしまうことから今回は特例で35期生だけ卒業となる。
つまり、次回の卒業は2025年12月31日に36期生37期生38期生が卒業することとなる。
そしてゆりやんレトリィバァが卒業するということで久しぶりにカウントダウンでの卒業となる。

2023年1月1日~

KIRAMEKI5:カベポスター(メンバーカラー:青)、ダブルヒガシ(メンバーカラー:緑)、天才ピアニスト(メンバーカラー:紫)、フースーヤ(メンバーカラー:赤)、ハイツ友の会(メンバーカラー:白)

そして、もし5upよしもとが現在も続いてたのならKIRAMEKI5はこの座組となる。
カベポスターはytv漫才新人賞とABCお笑いグランプリの2冠(後に上方漫才大賞新人賞の3冠)を取りM-1グランプリ2022のファイナリストになり、ダブルヒガシはytv漫才新人賞、天才ピアニストはTHEW優勝の実力派3組に加え、フースーヤとハイツ友の会の若武者を加えた5組。
カウントダウンの会場はどっちになるか分からないが、今年の賞レース次第ではきっと5upよしもとがさらに盛り上がることだろう。

まとめ

ここまでもしも5upよしもとが続いてたらTOP組はどうなってたのがを書いていたのだが、こうしてみると劇場番長を勤めていたアインシュタインと見取り図、昨年よしもと漫才劇場のフェスのMCの1組だったニッポンの社長、キングオブコント2022王者となるビスケットブラザーズ、そのビスケットブラザーズと共に今年よしもと漫才劇場のフェスのMCをするkentofukayaと滝音はTOP組入れなかったという。

もし5upよしもとが続いてたら、これらの芸人は活躍できなかったとなると、よしもと漫才劇場とはありがたい劇場だと感じた所存だ。

しかしながら私個人ながらピラミッドがないよしもと漫才劇場よりピラミッドのある5upよしもとの方がワクワクするような気がする。(神保町よしもと漫才劇場の花鳥風月問題みたいになったら本末転倒なのだが…)

もしよしもと漫才劇場がシステム変更したらどうなるのか、とても気になると共にこの想像は終わりとする。

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