ABEMApresentsワタナベお笑いNo.1決定戦をウマ娘を例えながら解説してみた

信長の社交


ワタナベお笑いNo.1決定戦  
通称｢ワタナベNo.1｣
その大会はワタナベエンターテインメントのお笑い芸人の中で1番面白い芸人を決める大会

はじめに

｢要は事務所内の賞レースなんでしょ｣と声が聞こえるが、そんなことは無い。
過去ワタナベNo.1で輝いたのは、ロッチやハナコなど今やテレビで見ない日はない芸人がその頂きを手にした。
そして昨年ワタナベNo.1で優勝したゼンモンキーはライブで見ない日はないぐらい東京のライブシーンで活躍した。
競馬のレース格付けを例えるならGⅢと言ったところだ。

WELのシステム 

ワタナベNo.1の出場芸人を紹介する前にWELについて話しておこう。
WELは｢WatanabeEntertainmentLive｣の意味で文字通りワタナベエンターテインメントのお笑いライブ。 
ワタナベエンターテインメントのピラミッドは上からWEL･WELNEXT･NEWCOMERの順で一番下のNEWCOMERは芸歴2年目以下のNEWCOMER1thと芸歴3年目以上のNEWCOMER2ndの2通りがある。
過去に超若手を出てきたワタナベらしいライブのシステムだ。
WELはネタ見せから始まる。
作家にネタ見せをし、良い印象を残せなかった芸人はNEWCOMERやWELNEXTましてやWELにも出れないという。
昇格降格の基準は前年の10月から3月までのライブの成績と4月から9月のライブの成績を見てNEWCOMERからWELNEXTに、WELNEXTからWELに昇格が決まる。逆にライブの成績が悪ければWELからWELNEXTの降格やWELNEXTならNEWCOMERの降格が決まる。
また毎月WELNEXTで1位に決まればWEL出演でき、WELは投票制がないためWELに昇格が決まれば一生WELでいられる。

のだが、今年の7月WELのシステムが変わった。
厳しいネタ見せは変わらないがWELにも投票制を設け、毎月上位2組のWELNEXTメンバーと下位2組のWELメンバーは入れ替えるという熾烈な戦いになった。
例えハナコもAマッソも四千頭身もその月の下位2組になれば、次の月のWELNEXTに降格となる。
逆にWELNEXTとNEWCOMERの昇格降格は3ヶ月間の成績で決まる。
簡単に言えば、その月のNEWCOMERから良い成績を取ってWELNEXTで1位を取ってWELに昇格するのは不可能だ。
まずは3ヶ月間NEWCOMERとWELNEXTで良い成績を取りWELNEXTに昇格して1発でWELNEXT上位2組に入れば最短4ヶ月でWELメンバーになれる。
しかしWELNEXTメンバー狭き門だ。
実際WELNEXTNEWCOMERの間で入れ替わったのはNEWCOMER2ndのチュランペットの昇格とWELNEXTのバットナイス常田の降格だけ。
それだけWELNEXTとWELは厳しいネタ見せと厳しい投票で勝ち上がった芸人たちなのである。

今回のワタナベお笑いNo.1決定戦はWELのシステムが変わって初めての大会なのだ。

例年は1月予選準決勝･2月決勝だが、今年は2月予選準決勝･3月決勝となり春の風が呼び込む大会となった


そんな熱いワタナベお笑いNo.1決定戦で優勝するであろう注目の出場芸人を日々熱いレースを繰り広げてるウマ娘を例えながら紹介しよう。

本命芸人


ゼンモンキー 
昨年のワタナベお笑いNo.1決定戦王者。ワタナベNo.1を取ったから今のゼンモンキーがあるワタナベのトウカイテイオー。ワタナベのシンボリルドルフことハナコが成し遂げた『ワタナベNo.1 2連覇』を果たし、今度こそ賞レースに弾みをつけるか！

金の国
ワタナベNo.1は決勝ファーストラウンドで敗退したものの業界人のプッシュが功を奏し、ツギクル芸人グランプリ･ラフターナイトチャンピオン大会で二冠を達成したワタナベのメジロマックイーン。このままの勢いでワタナベNo.1を勝ち取り三冠王となるのか？

四千頭身
超若手からテレビに引っ張りだこのお笑い第七世代筆頭だが、M-12021ではまさかの3回戦敗退…。昨年後輩トリオに優勝を譲ってしまった借りは今年で返すワタナベのエアグルーブはついに冠をいただけるのか？

Gパンパンダ
一昨年昨年と音声で泣いた彼ら。NHKお笑い新人大賞を取ったワタナベのセイウンスカイは今度こそ音声で泣くことなく優勝できるのか？！

Aマッソ
昨年のワタナベNo.1では四千頭身の前に敗退してしまったが、そこからTHEW準優勝しそして結婚とブレイクする舞台は整った。あとはワタナベNo.1を取るだけだぞ！ワタナベのビワハヤヒデ！

対抗芸人

土佐兄弟
高校生あるあるでZ世代から人気のYouTuber兼Tiktokerで1月期の日曜劇場では阿部寛と共演する今人気爆進中の彼ら。元々彼らは兄弟漫才師。昨年の8月のWELではコントでWELNEXTに降格。10月のWELNEXTはすぐにWELに昇格するも12月のWELでは漫才でWELNEXTに降格してしまいこの所調子はよろしくない。ワタナベのサクラバクシンオーはワタナベNo.1を取りお笑いも爆進するのか？

リンダカラー   
かつてNEWCOMERをブイブイ言わせウケメンで活躍してたリンダカラー。 
WEL入りはゼンモンキーと金の国と1ヶ月遅れることになった。M-1も特に活躍もしてない彼らはワタナベNo.1で風を吹かせる。ワタナベのナイスネイチャよ。ワタナベNo.1で栄冠を掴め。

はなしょー 
忘れもしないワタナベお笑いNo.1決定戦2021準決勝敗退。敗者復活戦でも敗れたワタナベNo.12020王者は再び挑戦者としてワタナベNo.1に挑む。
ワタナベのライスシャワー、もう悲劇を繰り返すことなく返り咲くのか？

新作のハーモニカ 
ビートを刻みラップで沸かすワタナベのトーセンジョーダン。昨年のワタナベNo.1はトップバッターを務め大和田さくらホールをライブ会場に変えた。今年もラップでフロアを沸かすことが出来るのか？

ファイヤーサンダー 
ワタナベで初めて賞レースを取ったファイヤーサンダー。コントに対する情熱は誰にも負けずその見たものを刺さるコントはまさにワタナベのタマモクロス。近そうで遠い二冠目に今度こそ到達するのか？

チュランペット
WELのシステムが変わってから初めてNEWCOMERからWELNEXTへそしてWELNEXTからWELに昇格したチュランペット。かつてWELにも入ったこともありWELの酸いも甘いも全部知っている彼ら。後はワタナベNo.1を取りWEL定着したいところだワタナベのマヤノトップガン。 

ラパルフェ 
阿部寛や大泉洋、森泉やヒャダインなどモノマネレパートリーが豊富な都留が所属するコンビラパルフェ。漫才コントモノマネのオールマイティな仮面はテイエムオペラオーのような劇場を生み出す。ラパルフェが唱えたM-1の吉本陰謀論は決勝で他事務所が5組進出したきっかけにしたとかしてないとか。このままの勢いでワタナベNo.1も取ってスターの花道を進むのか？

アントワネット 
王子キャラでネクストブレイクしたアントワネットはダジャレおじさんに転身。昨年ワタナベNo.1では爪痕を残したワタナベのマルゼンスキー。今年のワタナベNo.1もダジャレ旋風で爪痕を残すのか？

大穴芸人

ニュートンズ 
パワーと音ネタでおもしろ荘準優勝したのワタナベのエルコンドルパサー。破竹の勢いでワタナベNo.1を取りWELNEXT昇格の足がかりになるのか？

Hi TEENS 
ピン芸人のヤマトといおりのユニット。天真爛漫な不思議ちゃんいおりのペースはまさしくワタナベのカレンチャン。NEWCOMER勢で初めてWEL出演した彼らはワタナベNo.1も旋風を巻き起こせるか？

さかざきまさき 
ゼンモンキーとニュートンズの同期のピン芸人。謙虚だが映像ネタでうねりを巻き起こすワタナベのメイショウドトウ。ワタナベNo.1初のピン芸人優勝なるか？

ぱーてぃーちゃん  
彗星の如く現れたチャラ男1人とギャル2人のトリオ。ギャルのペースとぱーてぃーちゃんポーズは誰もがジワるワタナベのツインターボ。ギャルの逃亡者たちはゼンモンキー以来の結成一年目でワタナベNo.1取るのか？

以上が注目の出場芸人だ。

名前が上がらなかった芸人も面白く誰か優勝するか分からない。

連覇か？三冠か？二冠か？返り咲きか？それとも下克上か？

その結末は3月18日大和田さくらホールで行うワタナベお笑いNo.1決定戦で見届けよう。

予選:2月8日10日11日 表参道GRAND
準決勝:2月20日 本多劇場(2公演)
決勝:3月18日 大和田さくらホール(ABEMAで放送)





PS.ハナコもワタナベNo.1出場して欲しかった…

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