マジックリアリズム


過日、初対面のひとに紹介していただいたカレン・テイ・ヤマシタの『熱帯雨林の彼方へ』を読み始める。この本は1994年に白水社から刊行されて、ながい間品切れとなっていたのを、このたび新潮社から復刊されたものである。まだ最初の数十頁にすぎないがすぐに引込まれ、先が楽しみである。これまで遠ざけてきたけどラテンアメリカ文学も意外といいかもと思い、木村栄一『ラテンアメリカ十大小説』とガルシア・マルケスの『族長の秋』を近くの書店で買う。木村『ラテンアメリカ十大小説』を斜め読み。『熱帯雨林〜』の続きと『族長の秋』は今週の出張で読むことにして(移動時間がながいので)、家の本棚にあった平野聡『大清帝国と中華の混迷』を読了し、島田潤一郎『あしたから出版社』を読み始める。

マイルス、ウェザーリポート、ビル・エバンス、ルー・ドナルドソンなどを聴く。

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