2014/1/11 中野

喘息はすっかり良くなったのだが、一ヶ月は薬を飲み続けるようにという医者のいいつけを守って、100均で薬箱まで購入した。薬を飲み続けていると逆に依存症になってしまうのではという疑念が沸く。

全体的にトーンダウンである。リビングでうとうとしながら正月に採りだめておいたビデオを見る1日であった。といってもスキップを多用しながら音楽番組を観る術を身につけたのであっというまに消化した。レコタイ、紅白、ミュージックステーション、有線大賞、HEY HEY HEYをすべて1日で制覇して、おくればせながら2014年の流行歌の傾向が把握できた。結局、妖怪ウォッチのテーマ曲を唄うキング・クリームソーダだけがすこし飛び抜けていた意外には、まったくつまらない1年だったといえよう。別に期待していなかったからいいけど。あ、でも佐野元春がアメリカとアフリカを旅してカリプソやアフリカンドラムのミュージシャンとセッションするBSのドキュメンタリー番組は素晴らしかったなあ。

もうひとつ、暇にまかせて「ゼロの焦点」を2日続けてみる。昨日の83年バージョンに続けて今日は2009年バージョンである。83年に比べて2009年の方がいささか手のこんだ脚本に作り替えられている。クライマックスも結末も。それと2009年版のほうが「戦後」の時代性を全面に打ち出しているとも興味深い。


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