みんな待っていたんだ「お待たせ」

もう今日終わったので、昨日のフワッとした感想にちょっと肉付け。やっぱり曲を交えないと自分の感想を載せるの難しい。

ちなみに今日の公演は配信で見ていた。
昨日アンコール以外なんもしゃべらなくて逆に時間が余った松永さん、今日はちゃんと喋れるかなーと思って、見てたのだが…今日のライブはぜひ、アーカイブ見てください。多分売ってます。
昨日のライブについて書きます。

武道館の最初に流れていた曲がなんだったのか、ヒップホップに造詣がないので、さっぱりだったのだが、この曲が大きくなって行ってばっと出てきたセンターステージ。
そこで流れた「スポットライト」・・・ごめんなさい初っ端から知らん曲で(あ、かつてについてた付属DVD見てないのバレた)、「そ、そこに出てきたかー」だし、久しぶりのライブに、まず感覚を思い出せ自分・・・とぐぬぬとしていた記憶。次の曲が「生業」センターステージで聞く「生業」がまぁかっこいい。でも、やっぱりロッキンの。。。最後にやった「生業」には勝てないなーあれを超える「生業」の演出はない 。その後に「耳無し芳一Style」この曲めっちゃかっけえなと、というかかつて…のCDに入ってる曲全部いいと思ってたので、今回全部聞けて本当よかった。
そのままメインステージ戻り「ヘル レイ ザー!!」キタァァァァァァァァ!!この時の舞台付近の照明がめっちゃ良かった。この曲、いきものがかりのオンラインライブの一発目で流れた曲で、この曲の「キタァ!」感が凄い。
その後、お客さんが主役、俺らはやっぱり「助演男優賞」。いやいや、そんなことないw誰も待っていないかもしれない?待ってましたよあなた達のことずっと。
その後、「よふかしのうた」で私の涙腺タイムがスタート。あの時、2019年3月2日に武道館で流れたあの曲だった。あの曲を本人歌唱で、、、涙
11日のMCで「ここにきたらこの曲やらないと!」みたいなこと言ってくれてめっちゃテンション上がった。この曲聞きすぎて歌詞ほとんど空で歌えるようになっている自分にびっくりした。てか本当に、聞けば聞くほど、「私の歌なんじゃないか」と思うくらいはい。聞き手が勝手に重ね合わせてくれてとかRさん言ってたけどこれはもう私です。
その後の曲「紙様」も初見曲だったので、とりあえず落ち着け私となっていた。ギミダマネ。
「阿婆擦れ」この曲は確か「よふかしのうた」に収録してた奴、これ勝手に、というかなんの深読みもせずに「阿婆擦れのうた」と思っていたのだが、そうか、ここでいう阿婆擦れってRさんでいうラップとかそういうことか。私はここでいう「阿婆擦れ」とは「お笑い芸人でいう賞レース」「ミュージシャンでいうヒットチャート」のことなんだなと遅すぎる気付きを得る。
「オトナ」この曲もねー好きな曲でー(かつて〜に入っているアレ)「俺たちはただ普通に息を吸って吐くことがなぜ難しんでしょうか?」いやホンマそれなと思う。そして、ここでよく彼らの楽曲に入る自虐ネタがブッ込まれる。「日曜日よりの使者」これさぁ、Rさんが菅田将暉の音程キチいのはわかったからさ、ちょっとキーを下げて歌ってんだけどさ、松永さんはそれに合わせられないのかと、そういうのDJはやらないのね。両日とも申し訳ないけど最初のとこだけ音全くあってなくてミミガーってなりました。でもRさん歌うまいのね。「サントラ」も頑張って歌いきってた。てかサントラ普通に良い曲だった。知ってたはずだったのに。

その後、初めて2人で作った曲と紹介された「シラフで酔狂」この曲も一切知らなかった。だが昔から彼らの根の部分は変わってないんだなと思わされた。松永さんのトラックとかまさに。初っ端からこのクオリティならそら組みますよね。非常に好みだったので、絶対音源買います。
その後に流れた「たりないふたり」そう、確か1stCDだった気がしている。この曲を出して若林さんに伝わったわけだし、ある意味我々とCreepy Nutsの出会いの曲だった。1番のみだったのがめっちゃ残念。ただその後、「たりないふたり〜さよならVer〜」をやってくれて、これ番組知らなかったらなんのこっちゃなのに。でも「大きな玉ねぎの下2万人集めたコンビじゃない」を武道館で聞けたのは感動ものでした。やってくれてありがとうございました。。
そのままライブ定番曲(と勝手に私が思っている)「合法的トビ方ノススメ」これ飛ぶまでがテンプレのようだが、武道館で飛んじゃダメらしい・・・知らなかった初日、武道館飛びまくりました。申し訳ございませんでした。。この後、名前は知ってたけど音源持ってない「トレンチコートマフィア」これも良い。音が良かった。とりあえず歌詞はこれから調べる。「使えない奴ら」全く知らないしらしくない曲でこんな曲もあるのか・・・と思ったら、Rさんのソロ曲だった。Every Day Every Night 使えなーい奴ら
その後、ダンジョンの話からの「未来予想図」もう泣くしかなかった。この曲を聞いた時、「今の自分たちこれで良いのか」とか「危惧」とかの気持ちが凄い現れている曲だなぁと、恐れることなんてあるんだなと思ったけど。からの「朝焼け」いや、やばw演出やばい。「未来予想図」の景色は夜とか、夜中って感じだったから、朝焼けここで持ってこられると「あ、この曲って朝焼けがついて完成する奴ですか???」てくらい。そして突然の「Dr.フランケンシュタイン」そんな君に捧げるのは「かつて天才だった俺たちへ」何度聞いてもこの曲が良すぎる。これの前MCでRさんが僕にとってラップはセラピー的なものだったと、自分のことを出せるラップ、それに時に精神的にも潰されることもあったが、それがあったからここまでこれた。正直2人は「分岐点を見過ごさずに」ここまできた、ある意味成功者、自分に合っている仕事ができている人たちだと思っている。でもこの曲が書けるってことはまだどこか目指したい場所が合ったりするのかな。まぁここまで来るのに大変だったのかもしれないが、芽も出ない人に比べたら順調な方だと思う。これが書けるってことはやはりずっと根の部分、変わってないんだなと思う。そしてそれに勝手に共感している私は多分自分の現状に実は満足していないんだろうなと思ったり。
あ、「未来予想図」からここまでずっと泣いてますよー。もうあの、勝手に感情移入して泣いてたところがほぼです。

一旦離れてアンコール、ここでは松永さんがどうにか復活していた。初めて「聖徳太子スタイルフリースタイルRAP」を生で見たのだが、今回お題くれた人がだいぶハガキ職人ばっかりで笑った。
離婚
理由:某有名ラッパーが離婚したから
プリンタルト
理由:どうせあたんねぇから!
星野源
理由:昨日のラジオで乱入してたから
伯朗
理由:Rさんが出てるドラマでのセリフ
イグナッツ
理由:毎週楽しみにしてます面白い番組です。
パンツください
理由:Rさんのパンツがほしい
太った野良猫
理由:近所の猫が可愛い
みたいな理由だった気がする。どうせあたんねぇからはめっちゃ笑った。そしてその後のDJ松永ルーティン、若林さんも言ってるけど「凄さが伝わらない」正直何がなんだかよくわからない。誰か教えてください。ターンテーブルを買って高校をやめた松永さんに一体何があったのか。私には「DJサンタモニカ」との違いがよくわからない。純粋に。だから全く語れない。でもさっきまで涙堪えすぎて喉しょっぱくなって胸焼けしたーって言ってた男とは思えないくらいカッコ良かったことは確か。
そして、新曲「Bad Orengez」え、らしくない曲じゃんと思ったら、ゲームのタイアップがついていた。確かにこのゲームにはあっている。てか松永さんサビのメロディ作るの上手いよな。地味にメロディメーカーとしてあなた優秀よね。
そして最後に流れた「グレートジャーニー」これ、やってる時にステージの後ろスクリーンに「ロードオブ武道館」みたいな映像が流れたのだが、ちょっとオードリーの武道館のEDもこんな感じだったよなと、ちょっとここでやってくれるじゃんかと。あとグレートジャーニーと合いすぎて怖い。
最後去っていく2人は、普通に貫禄あるミュージシャンに見えて、「うわ、また武道館でライブやるんだなこの人たち、凄い。また見たい」

そうなった私は、武道館を出た後FCテントに駆け込むことになる。

というか本当、惜しみなく、鳴り止まない拍手。ヒップホップのノリがこのご時世上できないから、お客さんは体を揺らし、手を叩いて、Creepy Nutsに答えていた。
私はオーケストラ育ちなので、惜しみない拍手が1番の労いと賛辞であることを知っている。
私はいつまでも拍手をしていた。