ソルティーなんとかメモリー

前回、池袋の東京芸術劇場のシアターウェストっていう結構でかいホールで公演をやって、それを見ての感想がこれね

それもあって今回も大きいホールなのかなーと思ったら、バティオス…いや、シアターミネルヴァかなって感じの狭さで、え、ここでお芝居やるの?って思ってしまったけど(下北沢の駅前劇場)
いや犬山イヌコさんですよね特筆すべきは。ニャースの人とかマキバオーの人とか、とにかく声優の印象が強い方ですけど、(ていうか山寺さんと同じく事務所がアクロスの方だったとは)ナイロン100℃という劇団の人っていう印象ももちろんあって、それを知ったのが前も話したかもめんたるが出てたドラマ「怪奇恋愛作戦」。犬山さんが出てて、「あ、この人声優の前に舞台の人なんだな」というのを知った。
そんな犬山さん演じるおばあさんの過去の話を聞くのが大筋の話。聞き手の女性は、親戚の金持ちのおばさんの回想を聞いて、本にしてほしいと言われている。のだが、ひょんなことから出会った犬山さん演じるおばあさんに出会い、その人の回想も聞くことになるのだが、舞台はその現在のシーンとおばあさんの回想シーンで場面が変わる。
聞き手の女性が、『私のおばさんよりも話が上手で』と言っていたので、多分話がうまいというのを表現すべく、回想シーンと現在で場面を変えることにしたんだろう。結構多かったけど。その回想シーン、つまり過去のシーンと現在のシーン、犬山さんは全部1人で演じていた。おばあさんが若かった頃の話をするのだがら流石に人があるんだろうなと思ったので、最初は『おいマジかよ』と思ったけど、その違和感なんて感じさせないくらい、犬山さんが凄かった。おばあさんは本当に腰曲がって歩くのも若干おぼつかなくて、そして持ち前の声でめちゃくちゃおばあちゃんなのだが、回想シーンになると、髪の毛を整えだして、純粋…というかとにかく女の子って感じ、そして声も「え、犬山さんってこんな可愛い声も出せるんですか??」ってくらい。回想シーンに出てくるキャストの誰よりも年齢上?なのに1番年下に見える演技力凄いなと思った。
昔のポケモンのラジオ?で犬山さんが可愛い役もやってみたいけどきやしねぇみたいなこと言ってたけど、いや全然いけるじゃこの人と思った。
舞台の内容は…アーカイブ放送があるので伏せるが、オチで「えええええ突然の終わり?」って終わる感じのオチだった。
あとまぁ久しぶりに泣きました。いや最近アニメの最終回とかバイオの8の実況とか泣くタイミング全部涙流れず終わっていたので、久しぶりに涙を流しました。行けて良かった生の舞台。