僕は自己肯定感が低い

どういうこっちゃと思いますよね、突然

かいつまむと、自己肯定感が低い人の場合、とにかく生きている事とその周りがキツイ目に遭います

自分のいいところが分からない、自分のしたことを褒めれない

評価がすべて他人に依存しているからメンタルの起伏が激しくなります

他人の評価に一喜一憂するのは自分自身の良さが分からないから

常日頃から強がってはいるのは反復的に認めてもらえないと自己肯定できないから

悪化すると、とにかく相手に自分と同じレベルを求め、できない場合は「自分でもできたのにどうして君たちは出来ないんだ」という遣る瀬無さと歯がゆさで腹立たしく感じるようになります

こういうわけだからオンラインゲームでよく怒るんですが、しばしば「味方に期待しなきゃいいのに」と言われます

これがなかなか難しいんですよね、何せ自分でもできるが念頭にあるから無意識のうちに下限が自分自身の仕事量になっているわけです、それを下回ったらなんだかむかっ腹が立っちゃうわけで

まぁ、それで文句言うなって話ですけどもね、そもそも

対人関係でもこの自己肯定感がいつまでも足を引っ張ります

自分に自信がないため常に誰かに認めてもらいたい承認欲求と理性の狭間で心が揺れ動きます

褒めてほしい、共感してほしい欲求が襲ってきてSNS上で頻繁に自分のことをしゃべりたがります

おまけに指摘をしてくれる人間にさえ不信感を抱きます(今は落ち着いているんですけども)

これも自己肯定感がもとより低いところに追い打ちをかけるがごとく自分の汚点をあげつらって言われているように感じるんです

言われたことに対してその不快感から強烈な怒りがこみ上げて食ってかかるのも一種のルサンチマン的な反応です、そしてその後言ったことをかなり後悔して意気消沈するのもほとんど定番の流れ・・・

恋愛関係でも自己肯定感が低いと悲惨なことになります

惚れやすい上に付き合うことになるまでの時間が短く、

実際付き合ってみると相手のいい部分をわからず、自分の下限を基準に相手がそれを上回ることを強く望み、場合によっては妄執に近いほどの情念で要求します

故に相手の態度、言動に不満を強く覚えて知らず知らずのうちにフラストレーションを溜めていきます

お互い肯定感が低いと不満をぶつけあうので喧嘩になるかギスギスした期間が長くなっていきますが、

当人たちは「他に付き合える相手なんかいない」と思い込んでいるのでどちらかの忍耐が尽きるまで続きます

僕もその傾向があり、実際にそれが原因で失恋したわけですが、結局丸々一年その後悔を払しょくできませんでした

今の彼女とは付き合ってから2年と少しですがそれより前からお互いを見知っているので理解があり、なんだかんだで喧嘩もありながらですが続いています

肯定感が低いことで生じるデメリットは自分の理性でいかに止められるかが鍵になってきます

「これを言うと悪い方向になるな」だとか「これはこの場で聞いていいのだろうか」という判断を常に自分の中で持ち、感情的、短絡的行動をとらないようになるだけ心がけるようにしています

が、それでも出るときは出るのでその時はいったん周りから指摘されたら静かにするとか別のところに吐き出すとか理解のある人と相談したりするのが一番なのかなと経験上思います

別に好きで肯定感が低くなったわけでもなんでもないんです、ただ周りが肯定感をはぐくむ環境になかっただけなんです

時折意識の高い方々から「後ろを振り返るな、前を向いて上を見ろ」というような助言をいただきますが、それができたらこうはなってませんよね

高みを目指すことは大事です、何事も目標を設定するのは生き甲斐にもつながります

ただ、それがすべての人間にとって正しいあり方ではないんじゃないかなと

「振り返りながらでもいい、進み続けること」

この言葉を胸に少しずつでも前に出られたり後ろに下がらないでいるだけでもそれも立派なんじゃないかなと

ー最後に、なんだかんだで今まで付き合ってくれた友人と共に歩んでくれている彼女に感謝しつつ

肯定感が低い方々には、少しでも自分が好きになれるようになる出来事に巡り合えることを祈ります

それでは




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?