炎上傭兵白スト

ーボーダーブレイク界隈を二分する低ランと高ランの陣営は互いに軍を形成し、

もはや開戦の理由など誰もわからなくなったTL規模の戦争を9年間継続していた

その“十年戦争”の末期、低ランの一兵士だった「白のストライカーRS」は、

事あるごとに高ランのツイートにかみつくという不可解な行動を行っていた

ー勧められたのは寮の先輩からでした

「君の好きなガトリングが撃ち放題だよ」

「すぐに辞められるよ」

「みんなやってるよ」

などという甘言に惑わされてはじめ、徐々にのめりこんでいきました

最初のCNは「ファインストライカー」でしたが、

このころはまだTwitterなんかやってなくて一人でぼちぼちやっているブツブツ言ってるだけのなかなかアレな奴だったと記憶してます

とある日にカードを紛失し、データ作り直しの憂き目に

アナグラムの「白乃」ともう一度やり直す「Re Start」をかけてついた名前が

「白のストライカーRS」 

こうして公式にもブロックされる最低野郎の長爆誕しちゃいました

炎上童貞喪失はいまだに覚えています

それこそ低ラン高ラン騒動の話に食ってかかってよってたかってボコ殴りされました

今の僕なら「はいはいサシで喧嘩もできないんでちゅね、クソーーーー!」とか言いながら該当の人間をリスト化してミュートブロックかましておくんですが、

当時はまだ純真まっすぐ君だったので「どうしてなんだ、どうしてわかってくれないんだ!?」みたいなことを宣っており、割とメンタル抉られてました

それからも数々の炎上をしまくったことは皆様のご記憶通りです

そして当時の特徴としてはDMG担いでるのと肩が赤いのと屈伸ができないことが特徴でしたね

何せDMGのモーションを見た途端、使うことを決意するミーハーでした

フル久我に憧れDMG強G(実質の主武器)魔剣初期マルチとかナチュラルに地雷だなと思います、今の僕ならずっと軽蔑してるはず

そしてレッドショルダーにあやかって機体カラーを黒に、肩だけ赤く染めます

命無用、情け御無用の最低野郎カラーに炎のにおいしみついてむせますね

そして極めつけのしゃがみができない

最初はタックル1でごまかしてましたが1だとカスみたいな使い心地だし何なら麻にタックルは(少なくとも当時は)論外でした

それをどういうわけか屈伸の挙動に似ている「クイックフォール1」に差し替えてあらゆる意味で悪化、よくよく考えたら屈伸キャンセルのメリットであるアクション中での射撃と格闘系アクションのメリットであるダメージ両方を失う上、

なんとアクション中に相手に頭を突き出す致命的欠陥がありました、よく採用したなこの馬鹿

しばらくはそれで悪戦苦闘してたんですが、AIMが少しずつ向上するとDMGのバラつきが非常に気になり、これじゃあ撃ち合い勝てないと思うようになりました、ようやく成長しましたね

それから電磁加速砲系統に乗り換え、少しずつランクを上げていきます

乗り換えも意識してきちんと人のいないところに立つ癖をつけれるようになって安定した立ち回りになり、回りにも努力が少しずつ認められるようになります

ですが、そこに最大の関門であるSS5試験が現れます

ー炎上の火種をモロに浴びた白乃を待っていたのは、また地獄だった

破壊の後に住み着いた欲望と暴力

十年戦争が生み出したソドムの街

悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、
ここはボダTLのゴモラ

次回「マデルロンド」

来週も白乃と地獄に付き合ってもらう

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