スクラッチノート

スクラッチメモ。

スクラッチ全般で言えること

・前提:左手レコード、右手フェーダー
・大きく動かす。手を大きく動かすことで体に動きを覚えさせる。大きい動きから小さい動きへは移行できるので、大きく動く。逆は出来ない。
・正しい音を聞いてから練習に入る。自分の音だけ聞いて練習すると、癖のついた自分の音が頭の中で再生されてしまうようになるので、定期的にチュートリアルビデオの音を聞いて、正しい音が自分の頭の中で再生できるようにしておく。
・チュートリアルビデオは、英語のビデオも見る。言ってることはわかんなくてもやり方はなんとなくわかる。英語のビデオの探し方は以下の通り
ベイビー baby scratch
フォワード foreword scratch
チャープ chirp scratch
オートバーン autobahn scratch

ベイビー

・ちゃんと音の頭まで戻す。音が切れるところまで戻して、歯切れのいい音を出す。ただし、戻し過ぎに注意する。
・送りと戻りで音が一定になるように練習する。
・大きく動かして鋭い音を出す。目安としては、ライター1個分より大きく。
・連続でベイビーをやってると、レコード側の手がどんどんずれて手前の方に来てしまうが、これはレコードを引くときに指が滑ってるせい。レコード自体は右回転で回ろうとしているので、送るときはいいが、引くときに滑ってしまっている。そのことに気を付けて同じ部分を持ち続けられるように頑張って慣れる。
・最初は速いテンポだとレコード側の手が追いつかないが、これはやってるうちに手も早く動くようになる。

到達目標
・BPM80の8分音符で送りと戻りで音が一定になるように擦れる。
・BPM80の16分音符を2小節、ベイビーで擦れる。

フォワード

・戻りに転換するときのドゥワの音が入らないようにする。
・連続でやる時も、音の頭から音を出すことを意識する。
・リリースを安定させて、入りの音がドゥワ…にならないようにする。
・連続で出すのは高難易度。

バックワード

・フォワード→バックワードのコンビネーションを練習する。
・ツーチキ(バックワード→チャープ)はみんなやるのでちょっとあれ

チャープ

・スクラッチ界の永字八法。
・レコード側の手のコントロール、両手のシンクロ、狙ったタイミングで音を出す練習になるなど、チャープを鍛えることで重要なスキルを得られる。
・大きく動かして歯切れのいい音を出すことから始める。
・右手はがっつりつまむのではなく、柔らかく。親指と人差し指を少し幅を開けておく感じ。
・なるべく送りと戻りで均質に音が出るようにする。チャープとバックチャープの音の差がないようにする。
・どんな状態からでも同じ音が出るように練習する。止まった状態からでも、バックワード後でも、フレア系の技の後でも。
・オープンから始まる技なので、前の技がクローズで終わるとチャープは出せない。なので、クローズから入るチャープも練習する。(最初の1音をチョップにする)

到達目標
・BPM80の16分音符を2小節、チャープで擦れる。
・チャープをだんだん早くしてめちゃくちゃ早くした後、だんだん遅くしていく練習ができる。

2クリックフレア

・親指で切るとOFFの時間が短くてのっぺりしてしまう気がする。
・トランスフォーマーっぽく切るときれいに切れるが早いと切れない。
・正しい音を聞いて練習するのがすごく重要と感じる。

・ワカカーワカカー(8分音符)ではなくワカカワカカ(三連符)と出せるようにする。
・2クリックフレアを練習するときは先にフェーダー側の指だけで練習する。タタッタタッタタッとハネのリズムでリズミカルに横フェーダーの右端を叩けるようにする。
・つまむイメージだが、手首をプルプルさせるイメージも持つ。
・手首のプルプルさせ方は計4種類あるように思われる。まず、手首を折るやり方(こっちこっち!と遠くの誰かを呼ぶときと同じ動かし方)と手首を手前に90度に折って回旋するやり方(ドアノブをひね時と同じ動かし方)の2種類、それぞれに対して、トランスフォーマーと同じ方向にクリックするパターンと、フェーダーの端(音が切れる方)を叩く方向にクリックするパターンの2種類。

・倍速切る時はひとつまみ。人差し指が横に平たい楕円の円周を10時の方向から12時、3時を経由して6時の方向に移動して、6時の方向でフェーダーに出会ったら手首のブラブラで2回ポンポンとクリックするイメージ。人差し指が6時の方向に来ると同時に、親指は横フェーダーの右端に到達する。その瞬間にフッと力を抜いて手首をブラブラさせる感じ。
・2クリックをBPM100~で切れる人のフェーダー側の手を見ると手首の位置がほとんど動いてない人が多い気がする。僕はこれを意識してから突然BPM75の32分音符が切れるようになった。
→ https://www.instagram.com/explore/tags/2clickchallenge/ 

・しばらくチャープやってから2クリックに入るような練習では、チャープは跳ねておいた方が良い。チキチキチキチキ ワカカワカカターではなく、チッキチッキチッキチッキ ワカカワカカターみたいな。
・表から入る練習もするが、裏から倍速2クリックに入れるようにする。チキター チッワカカワカカ(バックチャープ→2クリック)とか、ターチキ チッワカカワカカ(バックチャープ→2クリック)とか。

・倍速2クリックは正確には純粋な倍速ではない気がする。BPM80 3連符が通常速度の2クリックならば、倍速2クリックはBPM80 32分音符な気がする。
・2クリックはBPM130 16分音符でもはめられるようにする。1小節あたりワカカワ カカワカ カワカカ ターのリズム。

到達目標
・BPM80で連続2小節切れるようにする。
・特に、ちゃんと三連符になっているかを意識する。
・送りのワカカをレコード側の手を放しても音が出るようにする。
・BPM80の倍速を1往復安定して出せるようにする。

ブーメラン(ディレイド2クリックフレア)

・技の構成としてはスライス+チョップ+バックスライス+バックチョップだが、ベイビーをOFFからの2クリックの手つきで切っているとも捉えられる。
・まずはBPM80で3連符のベイビー(チュイチュイチュイター)を練習する。それをOFFからの2クリックの切り方で切ってみる。

三連符系の技の練習方法

・三連符を同じ音の長さで出せるようにするための練習方法
・はねたチャープからの2クリックフレア(チッキチッキワカカワカカ)
・16分音符に乗せる。ワカカワカカワカカワカカター。BPM100→110→120→130と上げていく。House系の音楽がやりやすい。
・2クリックを1音ずらしたやつもやってみる。音はトゥイチトゥイチになる。チキチキチットゥイチトゥイチ・・・

チャープ2クリックフレア

・音はチキワカカワカカの8音になる。
・チキワカカワカカの8つの音が一定になるようにする。
・フェーダー側の手の動かし方は、チャープは腕全体を動かし、2クリックは手首の位置固定の意識だとよく切れる気がする。

正しい音
https://www.youtube.com/watch?v=YhUS-GA2g5E&t=2264s

クラブ

・なぜか右手より左手の方がよく切れる・・・。
・フェーダーを押さえてる親指のソフトさがかなり大事。
・この技もYouTubeチュートリアルを見て正しい音を確認するとよい。特に、レコードの音ではなくフェーダーをタララっと指ではじく音も聞く。
・薬指だけ叩いてみてちゃんと音が出るか確認する。音が出ていなければ親指が強すぎる。
・フェーダーのあの狭い幅を3本の指で叩くので、同じところを叩こうとするとと窮屈になってしまう。薬指はフェーダーの手前側を叩き、その後斜めに流れるように叩くとよい?
・3本の指の動きはキーボードで練習。メモ帳を開き、ホームポジションで;lkjを流れるように叩く練習。(左手はasdf)
・机の上で薬指、中指、人差し指の順に叩いてみて、叩くタイミングが均等か、叩く強さは三指同じくらいか、振り上げるときの高さは十分かなどを確認する。
・叩くタイミングや強さ、振り上げの高さがいびつな場合、指の第3関節を伸ばしてみる。手のひらを下にして机につけ、根元の関節が固い指を持ち上げるようにしてストレッチ(やりすぎると痛くするのでほどほどに)

オートバーン

・スライス→チョップ→スライス→バックチョップ(2連オートバーン、6音)
・スライス→チョップ→スライス→チョップ→スライス→バックチョップ(3連オートバーン、9音)
・音はトゥイチトゥイチ
・トゥイチ(3音)でひとかたまりと見る
・慣れるまで難しいが、所詮スライスとチョップの組み合わせなので分解して1個ずつやるのがよい。
・最初の方は癖でチョップのあと戻ろうとしてしまうが、トゥイチトゥを練習することで段々慣れてくる。
・2連を連続でやろうとすると最初のスライスがちゃんと音出ない…
・スライスの引きの音がちゃんと出てなかった。ひたすらYouTubeのチュートリアル動画と交互に擦って正しい音を染み込ませる。
・2クリックフレアを一音ずらしてトゥイチトゥイチでやってもオートバーンっぽい音が出る。

縦フェーダーチョップについて

・ゆっくりからやる。右手左手交互に、1回ずつしっかりと。
・大きくやる。縦フェーダーを一番下まで切る。
・右手の方が上手に切れてたので、左手は「右手とどこが違うか」の観点で修正していく。
・肘を支点に、手首は固定する。
・肘は縦フェーダーの音量MAXと同じくらいの位置まで前に出すとやりやすい。
・手首は線香花火をつまんで持つ形(指が垂直に下を向く)もしくは指がやや手前を向く形がやりやすい。
・タイミングはンタンタ。ンで音量を下げ、タで音量を上げるイメージ。

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