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今、いま…今を生きる
幼稚園から帰ってきた娘
クリスマス🎄のミニプレゼントをいくつももらってホクホク顔😊
良かったねー♪と玄関先で迎える私に返事もそこそこ(笑)
俄然興味はもらったプレゼントの中身のお菓子や文房具。
非日常のスペシャルおやつにテンション高め。
今日食べるお菓子を娘に選んでもらおうとすると、
「これ、ママの!」
と言って、トナカイらしき形の棒付きグミキャンディが目の前に差し出された。
まず先に母にお裾分けしてくれる優しさに思わずほろっと来る…😢
ついそれにほだされて、今日は特別よ、とあれもこれも許可する私の単純さよ🍭🍪🍫♨️
しばらく経って、
静かにしてるなぁ、まだおやつに夢中かな?と台所仕事をしていた私がリビングに視線を移すと、
何やら小さい紙に向かってお絵描き中の彼女の姿が。
また楽しいこと思いついたんだなぁ♪
と私は自分の作業に戻った。
「ママ見て!!」
娘の声でハッと我に返り、振り返ると、誇らしげな顔で立つ彼女が。
その小さな手の中には、いくつもの小さな紙が握られていた。
さっきのあれだ。
正体は、プレゼントでもらったミニメモ帳を全て使ってかいたお絵描き。
まぁ!全部使い果たしたの😨もったいない!
そんな言葉を以前の私なら口にしていたかもしれない。
実際のところ、そうだった。
今全部使って、困っても知らないよ。後でやっぱり残しておいたら良かったって、後悔しても知らないよ。大事に使わないと、ダメなんだよ。
私は自分に対しても同様、そんな声掛けをしてきた。
例えば、頂きものの高級ボディローション、奮発して買った一張羅の服、また特段高価なものじゃなくてもつい、"勿体無い精神"が発動して使い渋る癖があったのだ。
今だって、ほんの少しそんな気持ちが微かに湧き出たような気もする。
でも、すぐに思い直した。
"執着なんてゴミだったなぁ、だって使いたいのは、その時、なんだ。
旬が終わったら、ただのゴミ同然…"
私は今まで沢山のものに囲まれて暮らしてきたけれど、後で使おう、使えるはずと思って大事に取っておいたもので、二度と出番が来なかったものが本当に多い。
そのうち、流行が終わったり、消費期限を過ぎていたり。
私はお節介な旧友とお別れするかのように、自分の心を過ぎ去っていく、愛しいけれどもう不要な気持ちを見送り、娘にただ、
「わぁ、可愛いね。いっぱい描いたね」
とだけ笑顔で返した。
子どものただ真っ直ぐに"今この瞬間"を味わう純粋さがたまらなく眩しい。
楽しむことに全力投球⚾️
そんな姿が羨ましく、見本にしたいとさえ思う。
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