
シングルS18 最終472位(1911) ∼可変式破壊のトリレンマ∼ 表裏一体ラプミミノラゴン
1.構築経緯
鉢巻ウオノラゴンの火力に魅せられ、構築記事を漁ったところラプミミノラゴンで最終1位をとった記事を見つけたのでその3体は流用した。元記事は選出誘導に命を懸けていたが、かなりの知名度があるラプミミノラゴン自体が強い選出誘導になると考え、裏選出としてラプミミノラゴン対策に強く出ることのできるステロピクシー+カミツルギを採用。ラスト一枠には表裏選出ともに基本的に地面タイプに強いので、誘い殺すためのレジエレキを入れて完成とした。
2.個体紹介
ラプラス@ひかりのねんど 性格:ひかえめ 特性:シェルアーマー 技構成:絶対零度 泡沫 雷 フリドラ 215(76) × 118(140) 150(252) 115 85(36)
最強のダイマックスポケモン。 とりあえずこいつで壁はって雨降らしてウオノラゴンで殴ってればわりと勝てる。素早さはウオノラゴンと同速にすることでsの判別ができるとのこと(パクリ)。特性に関してはうるおいボディも貯水も一考だが、壁の弱点である急所を無効にするのは単純に強力なのでシェルアーマーにした(あと悪ウーラが結構暗強を打ってくるので)。
ミミッキュ@ゴツメ 性格:勇敢 特性:化けの皮 技構成:影うち じゃれつく トリル 呪い 162(252) 156(252) 100 × 126(4) 90 (最遅s0)
縁の下の力持ち① ウオノラゴンとセットで選出。ラプラスが場を荒らした後に出ることが多いが壁下では大体の攻撃を耐えるので、残りhpに応じてトリル→呪いかトリル→ウオノラゴンに即バックの動きをとっていた。影うちの枠は最初は道連れを使っていたが、道連れで勝てた試合よりも変な負け筋を生んだ試合のほうが多かったのでミリ残しの処理やミミッキュの皮を確実に剥がせる影うちのほうが絶対に良い。
ウオノラゴン@鉢巻 性格:勇敢 特性:頑丈顎 技構成:エラがみ 逆鱗 氷の牙 寝言 197(252) 156(252) 121(4) × 100 85 (s31)
破壊ポケモン① 役割はただ一つ。トリル下でエラがみを打つのみ。 おすすめはしないが初手に置くことでスカーフを警戒させ引き先を破壊する動きも強い。
ピクシー@まんぷくのおこう 性格:穏やか 特性:天然 技構成:ムンフォ 大文字 ステロ トリック 201(244) × 116(180) 115 133(84) 80
縁の下の力持ち② ステロ枠として、ラプラスメタ(ウーラ、フェロ等の格闘)に強い点、天然とおこうトリックによる起点回避ができる点を評価して採用した。 耐久は物理は陽気珠エースバーンの巨大火球確定耐え、特殊は臆病珠サンダーのダイジェット確定耐えと申し分ない。裏選出の時は9割初手で投げた。初手でサンダーが投げられることが本当に多かったが、つっぱならトリックを決め鉢巻ウオノラゴンで縛り、ボルチェンなら後続にトリックを決めた後ステロを撒きカミツルギやレジエレキの圏内にいれる動きがかなり強力だった。環境に蔓延っていたサンダーを安定して処理できたのは間違いなくこのポケモンのおかげ。
カミツルギ@命の珠 性格:陽気 特性:ビーストブースト 技構成:スマホ ギガインパクト 燕返し 剣の舞 135(4) 233(252) 151 × 51 177(252)
破壊ポケモン② ラプミミノラゴンに対して出てきやすいレヒレ、ナット、ゴリランダー、ミミッキュ等に強い抜きエースとして採用。技は、安定した打点となり防御上昇によりパッチ、ガブ、カイリューなどのダイバーンを一発受けることのできるスマホ、サンダーへの最大打点となるギガインパクト、裏のエースバーンやスカーフ持ちなどの高速アタッカーに止められないための燕返し、抜き性能を上げるための剣舞とした。リフブレや聖剣が欲しい場面もあったが、おそらくこの技構成がこのパーティーに対して出てくるポケモンに対して一番刺さるはず。ダイジェット+ビーストブーストがとにかく強く、A1↑ ダイアタックで CSダイマサンダーがステロ込みで落ちる。HBダイマサンダーはA3↑ダイアタックでほぼ落ちる。サンダーは初手でボルチェンを打ってくることが多いので、ピクシーに入ったダメージから型を判別してから、カミツルギを通す算段を立てればよい。ここまでサンダーにこだわるのは、サンダー+ウオノラゴン受け(レヒレ、ナット、ヒトデ等)+地面枠のような選出をされることが多く、サンダーさえ突破してしまえばカミツルギが止まらなくなるからである。
レジエレキ@眼鏡 性格:控え目 特性:トランジスタ 技構成:10万 ボルチェン 雷 破壊光線 155 × 70 167(252) 71(4) 252(252)
破壊ポケモン③ 選出誘導枠と思いきや割と選出率は高め。眼鏡を持たせた火力は半端なく、ステロ+雷でダイマエースバーンが落ちる。さらに準速にすることで最速100族+1まで抜けるので振り得。当然地面を誘うがむしろそれこそがこのポケモンの強みである。
3.立ち回りと選出
選出はウオミミノラゴンかピクツルギ+エレキorウオノラゴンのうち刺さってそうな方を出せばよい。この構築が攻撃性能の高いポケモンで固めてあるので必然的に相手の選出を歪めることができる。先述のようにウオノラゴン、カミツルギ、レジエレキのうち2体は対応できるが残り1体は対応できないような選出がほとんどなので、このトリレンマを押し付け、相手の穴をつくことができれば勝率は高くなるだろう。
4.最後に
今シーズンはポケモンをやると決めて、結果レート1900を超え、最終順位も三桁前半に乗れたので及第点だと思う。とはいえ2000まではまだまだ遠いので来シーズンもポケモンに取り組んでいきたい。(テストに追われない限り)
TN ゆきのはて 最終順位472位 最終レート1911