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ドット絵メイキング『ミニ宝箱』

今回は、記事『Twitterアイコン用 ドット絵テンプレ』の16x16ドット用サンプルとして急いで描いた、10x10ドットの『ミニ宝箱』のメイキングを紹介します。

10x10ドットってなにその半端サイズ! という声が聞こえてきそうですが、16x16ドットのTwitterアイコンの中に四角がきっちり収まるサイズを求めていったら、10x10ドットになったのです。

本来なら48x48(中央32)→24x24(中央16)→16x16(中央8)ドットとなるところが、丸によって潰されない部分に誤差があって余裕ができただけなので、8x8で描くことを基本にしておくのもいいかもしれません。

1. 全体のシルエットを決める

ミニ宝箱1_160

箱と蓋、鍵穴で構成するシンプルな形状の、全体のバランスを決めます。いまどきのフラットデザインならこれで完成にしていいですね。

2. 部位を色分けする

ミニ宝箱2_160

箱の金縁部分を色分けしつつ、鍵穴部分を穴+周囲にするため少し大きくしました。

3. 鍵穴の周囲を描き込む

ミニ宝箱3_160

蓋の金色ラインと区別がつくように、ハイライト色と暗色を区切りに使います。また、鍵穴の中を暗色にしました。

4. 塗り分けで立体感をつける

ミニ宝箱4_160

蓋の丸さをハイライトと暗色の配置で錯覚させるのと、蓋が「被ってる感」を出すために箱に暗色を入れます。実際には蓋が箱より大きいわけないのですが、鍵穴周りを強調するためもあってこうしています。

5. 色を調整して完成

ミニ宝箱5_160

最後に色を決めて完成です。

金色は、前回のメイキングで紹介した"5円玉"(金貨ではない)とは違って、少し赤味のある甘い色にしています。ドット絵初心者が金色を"黄色"で描いてしまうのはよくあることですが、少し赤味を加えることで尖りすぎない優しい色合いにできるのでオススメです。

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