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ドット絵

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ドット絵関連の記事まとめですよ。
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#大人の自由研究

ボードゲームの駒を作る~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑩

自由研究「遊べるドット絵」スゴロク作りも今回でいよいよ終わりです。最後に、ボードゲームで使える簡単な『駒』を作ります。 なお、今回作成する『駒』はデジタルのものではなく、ボードゲームを紙にプリントして遊ぶ場合のリアル物質系です。 とはいえ金属とかプラスチックでフィギュアを作ろうぜ~なんて話ではなく! ボードと同じように紙にプリントしてチョイチョイするだけです。 テンプレートを用意 駒のテンプレートとして、このような画像を用意します。画像サイズは128x224ドットで、

スゴロク・イベント考(後編)~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑨

夏の自由研究「遊べるドット絵」として作成中のスゴロク、今回はイベントの内容を決めてボード作りを終わらせます。 前回、進行ルート上に「一種類では寂しいので」という理由で『マグロ』と『缶詰』を配置しましたが……さて、その内容はどうしましょう。 なおイベントマスを『マグロ』と『缶詰』にしたのは、以前描いていた4コママンガの中で使ったドット絵がちょうどいい大きさだったからです。『ハト』もありましたが、猫の餌として登場させるのはちょっとエグイのでやめておきました(ちょっとじゃない!

スゴロク・イベント考(前編)~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑧

自由研究「遊べるドット絵」作りもいよいよ大詰め。前回デザインを決めたスゴロクのボードにイベントを配置していきます! イベント配置前の準備前回、進行ルートのマスに黄色のダミーを置きましたが、フチドリ線としては派手すぎでした。なので、まずはこれをベージュっぽい地味な色に変えます。 そのうえで、スタート&ゴールを明示します。 1回休みの扱いさて、イベントを配置する前に考えなければいけないことがあります。それは「1回休み」の扱いです。 元々は35マス程度の短いスゴロクにするこ

スゴロクの下絵準備~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑦

もう7回目……! 最初に作ったダイスのドット絵で数えるの無理になってしまいましたが「遊べるドット絵」作りは続きます。今回は、前回の調査を活かしてスゴロクのボード作りを行ないます。 ルートをどうするかさて、いきなり悩みます。いちど迷路を作成しましたが、迷路はルートの密度が高く、スゴロクに向いていません。 はじめに作成した『若葉マーク』の迷路ですら、正解ルートだけで127マスもあって「長すぎ」です。もっと小さいドット絵の中を進む迷路にすればマス数は減りますが、迷路を作ること

ボードゲーム調査~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑥

前回は「遊べるドット絵」としてアニメGIFとして動くダイス(サイコロ)を作り、せっかくなので簡易スゴロク的なものを作ることにしました。 今回は、その準備として「ボードゲームの仕様」を考えていきます。 といっても近頃ボードゲームで遊んでいないので、なにもかもうろ覚え。まずはボードゲームの仕様について学びなおさないといけません。 特に「盤面の広さ=何マスで構成するか」が大切です。まずは手元にある、自分が子どものころに遊んだボードゲームを発掘していきます。 モノポリーいきな

遊べるドット絵『ダイス(サイコロ)』~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑤

「遊べるドット絵」作りの自由研究は、5回目です。前回までは、『まちがいさがし』と『迷路』を作ってきましたが、今回からはもう少し動きのあるものを作ります。 というわけで、初回に作成したダイス(サイコロ)画像を実際に使えるものにします。 使えるものといっても、紙にプリントしたものを立方体にしようというのではありません。あれ、手作りだとかなり歪みますからね。 そこで今回は超高速GIFアニメとして作成し、アニメ再生後に任意のタイミングで動きを止めることで、ほぼランダムに1~6の

遊べるドット絵『迷路』その2~自由研究で「遊べるものをつくろう」④

自由研究と称して(?)挑戦している「遊べるドット絵」作りも、もう4回目。今回は、前回挑戦した『迷路』作りを、もう少し発展させてみます。 前回の題材は「練習用」にかけて『若葉マーク』にしましたが、今回はもうちょっと「作りたくなる」ものがいいので『猫』にします。 一応断っておきますが、ぼくはべつに"猫好き"ではないので、個人的な好みで猫を選んだわけではありません。ほんとですよ。ほんとですってば! 迷路化するのに合っている題材として、あまり細長くなくて、同じ色の面積が広いもの

遊べるドット絵『迷路』~自由研究で「遊べるものをつくろう」③

前回は、遊べるドット絵の第1弾として、『まちがいさがし』を作成しました。 今回は『迷路』に挑戦します! ちなみに迷路を作ることにしたのは、数年前からTwitterでフォローさせていただいているYADAYUMIKOさんに影響されてのこと。めちゃくちゃステキな迷路イラストを描かれており、noteもあるのでフォロー大推奨です。 実を言うと、そもそも今回の自由研究の「絵だけで遊べる」というコンセプト自体、YADAYUMIKOさんの作品をみて「これってゲームだよな~」と思ったのが

遊べるドット絵『まちがいさがし』~自由研究で「遊べるものをつくろう」②

自由研究で「遊べるものをつくろう!」という実践記事の第2回目ですが、今回はちょっと余談から入ります。 ゲーム制作ツールの開発をしていると、ユーザーさんからのおたよりを拝見する機会があるわけですが、そのなかに「ストーリーの作り方がわからない」というお悩みをチラホラ見かけます。 これには大きくわけて2種類のケースがあって、ひとつめは「ゲームを作れるってすごそう、挑戦したい」というひと。「作者」になることに憧れてツールを入手したものの、実際なにから手を付けたらいいかわからない、

自由研究で「遊べるものをつくろう!」

SNSが流行り始めて10ウン年、夏になると毎年「今年こそ自由研究やるぜ!」と思っていたのですが、なかなか実現できていません。 だが今年はやる。今年こそやる! やると宣言してしまえばやらざるをえないだろう! ということです。 決めたのはテーマだけ。それが記事タイトルにある「遊べるものをつくろう!」です。 どうするか、詳細は未定です。 ドット絵を描いて、それを使って遊べるものを作ろうと思っていますが……いわゆる普通のコンピューターゲーム的なものを作るのはたいへんなので、ち