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『データベーススペシャリスト試験』攻略法(2023年度版)

「データベーススペシャリスト試験」の合格を目指す人向けに、試験分析や対策方法などを紹介します。

🚨有料部分(目次が“準備中”の部分)は現在執筆中です。

データベーススペシャリスト試験とは

まずは、データベーススペシャリスト試験(以下、DB)がどのような試験か確認しましょう。

DBは、国家試験である情報処理技術者試験の一区分であり、その対象者像は次のように定義されています。

情報処理技術者試験の中ではレベル4とされており、最も高度なレベルの試験です。

試験情報

  • 試験時間 午前Ⅰ:50分 午前Ⅱ:40分 午後Ⅰ:90分 午後Ⅱ:120分

  • 出題形式 午前:多肢選択式(四肢択一) 午後Ⅰ:記述式 午後Ⅱ:記述式

  • 解答数 午前Ⅰ:30問 午前Ⅱ:25問 午後Ⅰ:2問 午後Ⅱ:1問

  • 合格基準 午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ:60%以上の得点

  • 試験方式 PBT(Paper Based Testing)方式 *一斉受験

  • 試験日 10月第2日曜日

統計情報

  • 受験者数(令和4年度秋期):8,445人

  • 合格率(令和4年度秋期):17.6%


試験分析

午前Ⅰ試験

同時実施の応用情報技術者試験(以下、AP)の午前試験から30問を抜粋して出題されます。

午前Ⅱ試験

公開されている過去問題から、中分類別の出題数は概ね次の通りと想定されます。

テクノロジ系(25問)

  1. コンピュータ構成要素:1問

  2. システム構成要素:1問

  3. データベース:1問 ★★最重要

  4. セキュリティ:17問 ★重要

  5. システム開発技術:1問

  6. ソフトウェア開発管理技術:1問

午後Ⅰ試験

大問3問から2問選択して解答する記述式試験です。

午後Ⅱ試験

大問2問から1問選択して解答する記述述式試験です。


対策方法

DBを受験されようとしている方は、APに合格済みの方がが多いと思われますので、対策方法もそのような方を念頭に紹介したいと思います。

大まかな流れ

推奨する学習の流れは次の通りです。
*[ ]内に学習時間を記載していますが、あくまで目安です

まずは直近の過去問題を解いてみる[10時間]
初めてDBに挑戦する方は、本格的な学習を始める前に公開されている直近の過去問題(午前Ⅱ試験・午後Ⅰ・Ⅱ試験)を解いてみましょう。問題の感触を確かめるのが目的ですので、あまり深く考え込む必要も時間を気にする必要もありません。

  1. 午前Ⅰ試験対策(免除対象外の方のみ)[50時間] *詳しくは次項以降
    高度区分の試験に挑戦する場合は、午前Ⅰは免除しておきたいところですが、免除を獲得していない方は、まず午前Ⅰ試験対策から始めましょう。
    基本的にAPの午前試験対策と同様になります。

  2. 午後試験対策[50〜100時間] *詳しくは次項以降
    午前Ⅱ試験対策よりも先に午後試験対策を始めましょう。
    対策にかける時間においてもここがメインとなります。

  3. 午前Ⅱ試験対策[時間目安:20時間] *詳しくは次項以降
    試験が近づいてきたら午前Ⅱの対策を始めましょう。
    具体的には後述しますが、過去問題演習のみで問題ありません。

以下、準備中です。

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