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やっぱり補助金申請は自社でやるよりプロのサポートを受けたほうが良い理由

先日、「持続化補助金」と「事業再構築補助金」の次回申請〆切が公表されましたね。

持続化補助金:2022年9月20日〆切
事業再構築補助金:2022年9月30日〆切

まだ日程的には余裕がありますが、設備投資資金を融資で賄おうと考えている事業者にとってはもう時間がありません。

特に事業再構築補助金は原則、資金調達のメドが立ってからじゃないと申請できないからです。

なので、補助金申請を検討していて、融資も受ける予定の事業者は早め早めに動くことをオススメします。

さて、今回は「補助金申請を自社でやるか、プロに依頼するか」について。

どちらにしようか迷っている方は参考にしてみてください。

補助金申請は想像以上に大変でストレスがかかる作業です

最初に結論を言ってしまうと、絶対にプロに依頼した方がいいです!

これは「だから私達に依頼してください」ということではなく、実務をやっている身としては、時間と労力と費用対効果を考えると圧倒的にプロに依頼したほうがいいと実感しているからです。

事業計画書の作成

補助金申請では絵に描いた餅の数字計画や対外的に良く魅せるためだけのプレゼン事業計画書でなく、具体的な事業プラン、コンセプト、市場調査結果、マーケティング戦略、5ヶ年計画など現実に沿った実践的な事業計画書を作成する必要があります。

普段からこうした事業計画書を作成している方であれば何の苦もなく作れますが、そうでない人は事業計画書を作成するだけで数週間(場合によっては1ヶ月以上)かかってしまいます。

プロに依頼することで、こうした事業計画書の作り方を親切丁寧にサポートしてくれて、ともに事業計画書を作り上げてくれます。

実績報告書の作成

採択されて、無事補助金の対象となる事業もすべて終わると【実績報告書】という書類を補助金事務局に提出します。

この実績報告書作りは事業計画書の作成以上にめちゃくちゃ大変な作業です。

やった人ならわかると思いますが、準備する書類の量が膨大で、うちでサポートした方で一番枚数が多かった方は持続化補助金を申請した方で全部で【96枚】。当時はこれをすべて印刷して提出しなければならなかったのでお客様も大変な思いをしていました。

最近の実績報告は原則オンラインとなったので書類の枚数自体は大幅に減りましたが、昨今の給付金や補助金不正受給の影響なのかチェックも厳しくなってきています。

書き出すとキリがないですが、重箱の隅をつつくような指摘だったり、補助金事務局側のミスであるにも関わらず修正指摘を受けたこともあったり、そもそも修正指摘は曖昧な指摘しかないし、実績報告書要件の基準が統一されていない。

回を重ねるごとに実績報告書で求められる書き方が変わっていて、前回までは通っていた書き方が次から通らないということもあり、私達ですら毎回苦労します。

そんなことを補助金申請の経験がない会社がやると、そもそものベースがないので余計な時間と労力がかかり、事務局とのやり取りでストレスもかかるという状況になりかねません。

だからこそ、こういう本業以外の部分は経験豊富なプロのサポートを受けることで、最短で補助金を受けられるようになるのがプロに任せるべき理由の1つ目です。

資金調達や採択後の流れまでトータルでアドバイスをもらえる

プロに任せるべきもう1つの理由が「トータルアドバイス」です。

例えば、事業再構築補助金の申請を検討していて銀行融資を受ける場合は、どんなに遅くても申請〆切の3週間前には銀行に補助金申請用の事業計画書と融資の申込をする必要があります。

少なくとも私達はその際に必要な銀行融資用の資料や収益シミュレーションなどを作成するサポートも行っています。そして、必要であれば銀行面談にも立ち会って、補助金事業について説明したりしています。

また、採択後の流れを事前に把握して逆算してアドバイスがもらえます。

例えば、採択後すぐに交付決定手続きをする必要があります。

その際、1業者あたりに発注する額が50万円(税別)以上の場合には「相見積書」が必須となります。

この相見積書も書き方のルールがあるんです。

内装工事や建築工事の見積もりであれば、本見積書と相見積書で「大項目」「中項目」が同じである必要があります。

一般的な民間事業者同士の見積りだとこの「大項目」や「中項目」が別業者で一致することなどほぼないんですが、国のルールは違うんですね。

大項目・中項目が一致していないと審査すらしてもらえません。

さらに通常の取引では一度も見たことがない「見積り依頼書」なるものも作成する必要があります。

わざわざ見積もりを依頼するのに書面で依頼しなきゃいけないといういかにも公務員的な発想の書類です。

プロに依頼するとこういうルールや必要書類を事前に教えてもらえます。

あとは、私達であれば一番大変な実績報告書の作成サポートをしたり、補助金受給後の進捗報告もサポートなど「トータルサポート」を行っています。

一連の流れについてすべて先取りして情報が得られ、補助金申請だけでなくトータルでアドバイスがもらえたりトータルサポートが受けられるというのがプロに任せるべき理由の2つ目です。

まとめ

今回は「補助金申請は自社でやるよりプロに依頼したほうが良い理由」について書いてみました。

特に実績報告書の作成は毎回求められることが変わって、私達ですら毎回苦労しているものを初体験の事業者がやるのは本当に大変なことです。

時間と労力は限りあるものなのでぜひ有効活用してほしいと思います。

また、少なくとも補助金申請サポートを掲げている会社であればこうしたトータルアドバイスやトータルサポートを当たり前にしているはずです。

逆に事前に確認してこうしたアドバイスやサポートが受けられないなら、そこに依頼するのはちょっとやめておいたほうがいいかもしれません。

参考になれば。

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