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モバイルDrivePayのダメな仕様

わたしはクルマにハイオクガソリンを入れているので、昭和シェル石油の時代からShell Pura(のちのShell V-Power)を給油していました。

その後、出光と昭和シェル石油が統合し、会員アプリはDriveOnになりました。

昭和シェル時代にはEasyPay というキーホルダー型のICドングルがあり、車のキーなどにつけておけば給油機にタッチするだけで支払えるという便利なものだったのですが、私はハイオクがめちゃくちゃ安くなるShell Starlexカード(現apollostation Starlex)に加えて、昭和シェル電気の電気特割を併用していたので、EasyPay で給油したとしてもこの割引が適用されるのかよくわからなかったのでEasyPay は利用していませんでした。

これまでアポロステーションで給油するときにはStarlexカードと楽天ポイントカードを利用していたのですが、先日アポロステーションのサービスが改悪して、これまでの給油機にポイントカードを挿入する方法は利用できなくなり、ポイントカードを利用するには、ポイントカードを登録したDrivePayキーホルダーを利用するか、スマホ版のDrivePay(DriveOnアプリの付加機能)を利用しなければならなくなりました。

モバイルDrivePay や、キーホルダー型のDrivePay を利用するにはサービスステーションの窓口で手続きをしなければなりません。すでにDriveOnアプリの会員登録済みの利用者がモバイルDrivePayを利用するにはDrivePayの問い合わせ番号をDriveOnアプリに登録するという手順を踏む必要があるらしく、どうせアプリ版DrivePayを利用するのだから、DrivePayキーホルダーは必要ないにもかかわらず、わざわざDrivePayキーホルダーを作らなければならないようです。

そこでいつも利用している旧シェルのサービスステーションへ行き、DrivePayを作りたいと申し出たところ、DriveOnアプリ会員ならキーホルダーのDrivePayは不要だと告げられ、「説明に書いてあったことと違うなあと」疑問に思いつつ手続きをしてもらおうとしたところ、やはりうまくいきません。年配の係員でしたので、お手上げで、別の若い係員に確認をしてもらったところ、確かにモバイルDrivePay新規登録時にDriveOnアプリも会員登録する場合は物理キーホルダーのDrivePay は不要らしいのですが、既存のDriveOn会員がモバイルDrivePayを登録するには、やはりDrivePayキーホルダーが必要になることが判明。

それならDrivePayキーホルダーを貰おうとしたところ、なんと旧シェルのスタンドにはDrivePayキーホルダーの在庫が無いとのこと。旧シェルではEasyPayという同様のサービスはやっていたものの、今はほとんどの人がDriveOnアプリとモバイルDrivePayになったので、DrivePayキーホルダーは在庫が無いと・・・。いや、だから私もDriveOnアプリはクーポン割引を併用するために利用してるんですが・・・。一方的にポイントカード利用を改悪したのはアポロステーションの方でしょ・・・。

登録手続きは出来ず、DrivePayキーホルダーは取り寄せられないのか尋ねても、数週間かかるかもしれないとのこと。それより、別の旧出光のサービスステーションで登録したほうが早いですよ、とのこと。なんだそれ、ブランド統合した意味ないじゃん。というか統合しきれてないじゃん。

ということで、同じ通り沿い1kmほど離れた旧出光のアポロステーションへ移動し、無事DrivePayをゲットしつつ、限定クーポンを使って給油するため、その足でまた、元の旧シェルのアポロステーションへ戻る羽目になりました。

なにはともあれ、これまで給油時には
①ドライブOnアプリのQRコードを読み取る
(アプリクーポンを利用するため)
②スターレックスカードを挿入
(スターレックスカードの割引と、出光電気特割を利用するため)
③楽天ポイントカードを挿入
の、3つのステップが必要で給油のたびにかなり面倒でしたが、
今後はアプリのQRコードをかざすだけで、クレジットカードもポイントカードも無しに給油できるようになったので結果オーライということでした。

DrivePayキーホルダーの意味
DrivePayキーホルダーを使って給油する場合も、キーホルダーをかざすだけでクレジットカードの読み取りと楽天ポイントカードの読み取りの手間は不要なのは変わりないうえに、QRコードをかざすより、さらに楽なはずですが、DriveOnアプリでは、ほとんど常時ガソリンの割引クーポンが配布されているので、クーポンを利用するので結局DrivePayキーホルダーを使う機会は無いかもしれません・・・。(紛失時のリスクがあるぶんデメリットでしかない)

家族に渡しておくのはどうか?
と考えたものの、スターレックスカードの本人カードがDrivePayに登録されているので、本人以外がカードを使うのと同じことになりそうで会員規約的に問題がありそうなので、これもダメそうです。もっとも、家族には家族用にスターレックスカードの家族カードがあるのでそっちで給油できますし・・・。(ただし電気特割は利用できない)

apollostationカードよりオトク
昭和シェル石油と出光興産が合併して、クレジットカードもapollostationブランドのカードが登場しましたが、しばらくの間はShell Starlexカードもそのまま発行されていましたが、今年になってから更新時にShell Starlexカードはapollostation starlexカードに変わるとの案内が届いていたので、これまで通りハイオクが激安になるstarlexカードは存続するのかなあと思ってたのですが、「starlexカードは2023年12月をもって新規発行を停止しております。」とのことでした。出光電気でも、昭和シェルの電気会員ドライバーズプランのようなプランは用意されていないので(もっとも、こちらは昭和シェル時代のうちから早々に廃止になったプランですが)最強のハイオク割引カードは、既存会員のみ、今後も使えるようでひとまず安心です。

今回の給油価格2024年3月30日現在(ハイオク)
現金価格180円
会員価格177円(店頭表示価格:現金価格より3円引き)
アプリクーポン適用価格173円(4円引き)
電気特割163円(10円引き)
請求時割引157円(現在の私の会員ランクで6円引き)

どうでもいいけど・・・
最近はなんでも会員カードがアプリ化されてアプリばっかりスマホに入れなくちゃならなくて逆に開くのが面倒で仕方がないですが、アプリ化したらカードが減るならまあ仕方ないかとも思えるのですが、今回DrivePayキーホルダーを発行したときに、DrivePayキーホルダーを紛失したときの、連絡先とお問い合わせ番号(会員番号)が記載されたメンバーズカードのようなものも渡されたんですよね・・・。アプリ、提携クレジットカード、キーホルダー、お問い合わせカード・・・いろいろ増えすぎです。何とかしてください。


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