新しい電子レンジを買いました。
以前使っていたPanasonic のオーブンレンジはターンテーブル式だったので、中央部分が回転の中心になるため回転していないのと同じ状態になり、加熱されませんでした。周辺の食品が熱々になっても冷凍食品などは中心部分だけ凍っている状態でした。そのため何度も出し入れをし、位置変えをし、そのたびに、出力切替・分数設定・秒数設定・スタートボタンを連打するなど、とてつもなくイライラしていました。工夫して使っていましたが、それでも中心部分が温まることはなく、加熱不良の冷たいお弁当を泣きながら食べていました。オーブン専用機を持っているため、オーブン機能やトースター機能もまったく使わず、ユーザーインターフェースの悪いゴミそのものでした。出力900Wの表記があるものの、実際にはオート調理で、最初の1分30秒しか900Wで動作することはなく、詐欺まがいの商品といっても過言ではないでしょう。日本製品衰退を象徴する製品だったと思います。
このアイリスオーヤマは、それらのイライラをすべて解消してくれました。このEMO-F518 はフラットテーブルのため、マグネトロンから発振される電波の方が回転する仕組みになっており、庫内の壁も電波を上手く乱反射させ、加熱ムラが極力発生しないように設計されています。今まで泣きながら食べていた中心部の冷たいお弁当も、初めてホカホカの状態で美味しく食べることが出来ました。
調理中の位置変えも必要なく、この機種はシンプルなダイヤル式タイマーなので、調理ボタンの連打などの面倒が無く、食品を入れてダイヤル一発で調理が可能です。このストレスの無さは、毎日電子レンジを多用する人にとっては、長期的な視点で考えると絶大なストレス削減の効果があるとおもいます。
この機種は、家庭用製品ですが、もともとこの機種と出会ったのは、とあるスーパーマーケットのイートインコーナーに設置されていたもので、業務利用されていたので、毎日多くのお客さんが使用していることが予想できます。その製品は2019年製と書いてあったので、少なくとも3年間毎日数十回連続稼働しているものと考えられますが、まったくガタが来ることなく、新品と変わらないクオリティで稼働している様子でした。また購入前に、このイートインスペースでお弁当を実際に加熱してみて、加熱ムラがほとんど発生しないことが確認できていたのも購入する決め手になりました。
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