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運転免許書更新

 免許書の更新に市内の警察署に行ってきた。免許は持っているが運転しないのでいつも優良だ。前回はまだ平成だったので、更新時期は平成25年になっていたけれど、新しい免許は元号と西暦が併記されている。
 免許の更新時期は誕生日で決まるので、8月生まれの私はいつもうだるような暑さの中ふうふうと汗を拭きながら行くことになる。そして警察署も免許センターも往々にして交通の便の悪いところにある。もっと季節のいい時に行きたいものだと思うが、誕生日は変えられないのでこれからもずっと夏の盛りにふうふう言いながら出かけるんだろうな。
 警察署は4-5年前に今の場所に移転したので建物は新しいが、1階の各種手続き窓口は、昔ながらのそっけない雰囲気で外観との違和感が大きい。ひょっとして、一般市民の入らない場所はスタイリッシュで豪華だったりして(笑)
 午前中の受付終了時刻の10分ほど前に到着。幸い、人が少なく、書類提出、支払い、領収書を受け取る時に勧められる交通安全協会への寄附を丁重に辞退して、視力検査、写真撮影を済ませて10時10分開始の優良講習の会に滑り込み、新しい免許をもらって帰途に着くまでほぼ1時間。これまでの最速じゃないかしら。
 それにしても、「優良の方は二千円となっておりますが…」とまるで手数料の一部(とはもちろん言わないが)のような口ぶりで交通安全協会に寄付を勧めてくるが、警察署の中でこれはいかがなものかと思う。
 講習会は説明とビデオ合わせて30分。空調機の吹き出し口の下に座っていたら初めは気持ちよかったが、大汗かいた後だったので途中から冷えてしまった。
 講習受けてたら、自分の交通事故のことをあれこれと思い出して、憤懣やる方ない気持ちになって我ながら困惑した。免許更新の講習会なんてその場に座って流して聞いておけばいいのに。きっと、講義の中で出てきた、交通事故の加害者の量刑が、軽すぎると思ったのをきっかけに、いろいろなことを一気に思い出して気持ちが整理できなくなったのだろう。

 最近、内閣府の交通事故被害者の受ける精神的影響とその対応(ダイジェスト版)という記事を見つけた。淡々と記述してあって、いかにもお役所の文書と感じる一方で、ああ、そういうことあったな、とか、やっぱりそうだよね、と思う箇所もあった。ただ、この記事にある「被害者にしてはいけないこと」はいろいろされてつらかったのでとても納得した。

 https://www8.cao.go.jp/koutu/sien/h16sien/manyu.html
 
 写真はマイブームの「豆かん」


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