見出し画像

開業届を提出しました

開業届を提出したので、備忘録です。
税務署に直接出しに行ったら何かお得情報ゲットできるかもと思いましたが、現実は窓口でのいざこざを30分見てきただけでした。
これからはe-tax一択だな…


この記事のまとめ

①デザインを学んだ後、夫の転勤で引っ越したため求人応募。軽作業、経理に加えてデザインできると伝えて、採用して頂きました。
②デザイン業はそもそも雇用契約の軽作業・経理業務の範囲外なので、個人として業務委託契約を結ぶことになりました。
③つきましては「インボイス」となり、番号の発行が必要ということで開業届を出すことになりました
④個人事業主になるにあたり、考えたことと出した答えリスト

以下、本編です

始まりは突然に

今の会社は働き始めて1年、ハロワの求人票で見つけました。
軽作業募集でした。しかし備考欄の部分に”経理ソフトを導入のため経理経験者優遇”とのことだったので、じゃあ戦えるかな?と思って応募しました。
履歴書には今までの事務の20年の経歴+1年も経っていないデザインの経歴を書きました。
面接時にはデザインに喰いついてくださり、「クラウドソーシングでお願いしている分はすべて、全部やります!」と今となってはとてつもない大風呂敷を広げ、パートの座を得たのでした。

そして2024年契約更改

2023年は、チラシ、ポスター、その他もろもろを作りました。
普段は軽作業と経理をやっているので、デザインは勤務時間中に完結せず、家に持ち帰ってやっていました。…まあ、私は納品書や請求書、見積もり作成をしながらクリエイティブができない脳みそだった&会社の4GBのPCではイラレとフォトショが開けなかったんですよね。
その状況を上司が気にしてくれて、「2024年からはデザイン分は業務委託で払うね。デザイン代とソフト代等々も支払いたい。」と打診を頂きました。ソフトが高いことも、素材サイトも有料契約であることをご存じの上司でした。なんとまあ、ありがたい。
しかしその後の言葉。「インボイス取ってきて」と。

じゃあ、開業届か

インボイス制度。簡単に言うと売り手が買い手に対して正確な消費税を伝える制度。
消費税が発生する=事業をしていることが分かるということ。
じゃあ開業届を出さないとダメか、となりました。
稼ぎは少ないですが、開業届を出すタイミングなんて人生でそうあることではないし、まあ話のネタになるしやってみようかと。
一番のネックは失業保険の対象外になることですが、今はパートでそんなに稼ぎはないので「まあいいか」と華麗に権利を放棄。
かくして先日、開業届を出してきました。

考えたことと答え一覧

・青か白か→青色申告一択
何よりもこれでした。仮受消費税が発生するので複式簿記一択。ならばどうせなら青色申告にしようと腹を決め、青色申告承認申請書も開業届と一緒に提出してきました。

・会計ソフト→やよいの青色申告オンライン
今まで私が働いてきた会社は基本、「自社開発ソフト」でした。しかし求人票を見て感じたことは、中小企業は会計ソフトの使用率が高く、使用経験がある人が優遇されること。そのため会計ソフトは聞いたことのあるものを使ってみようとなりました。いろいろ口コミを確認し、弥生会計さんにお世話になることにしました。

・ビジネスクレジットカード→JCBビジネス
やよいさんのソフトとAPI連携できるカードにしようと決めました。その楽さは半端ない。勝手に取引が出てきて勘定科目入れるだけ、数字を打ち込まないので間違いがないのは本当にありがたい。
ブランドはVISAとJCBが選べたのですが、ここで勝手なJAPAN PRIDEが発動&世界に羽ばたく予定はないのでJCBにしました。

・ビジネス口座→SBI銀行(京王NEOバンク口座)
京王沿いで暮らす私、京王大好き。ひそかに京王線沿線よろず屋になりたい私はこれ一択でした。SBI銀行のスマホUIはわかりやすいのでそれも推しポイント。
デビットカードとしても使えるのも善き(ブランドはMASTER)。

・保険→フリーランス保険
弁護士さんがいてくれたほうが安心。弁護士特約があるものを選びました。

・バーチャル住所→今年は見送り
これは最後の最後まで悩みました。というのも、商工会に入るか、商工会議所に入るかを悩んでいたからです。今の私の住所だと商工会議所になるのですが、活動内容がいまいち。ならば個人や中小企業が多く属している商工会を検討したのですが、私が加入したい商工会は、事業所等の住所がその地区内にあることが条件でした。バーチャル住所、高くて手が出なかったので今年は見送り。うーん悔しい。稼ごう

こんな感じです。
先日とある人と話をしたときに、「フリーランスってキラキラ言うけれど、経営者、個人事業主だからね」と言われました。
襟を正して、やっていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?