あらゆる国家試験を突破する最高効率の勉強法

青ペン書きなぐり法、教科書七回読み、録音法、塗り絵勉強法、、
少し検索すればいかにも頭がよくなりそうな勉強法が世の中にはたくさん転がっています。中には科学的根拠が示されているものもあり、本当に頭がよくなりそうです。しかし、あえて言わせてください。

目新しい勉強法をしていて偏差値70超えている奴を僕は見たことがありません(笑)


これらの勉強法は確かに優秀です。しかしそれは「正しい時期」に「正しい分量」で行われてやっと優秀なのです。ネットの情報には、勉強法の目新しいところだけ紹介しているだけで肝心の「受験勉強にはフェーズがあること」と「多科目に対応しなくてはならないこと」を無視してます。
このままではいつまでたっても、勉強が下手な日本人が量産されてしまうだけです。


本ノートでは、獣医師国家試験を終え、人生のあらかたの「テスト」を終えた私が、最高の勉強法だと考えている「フェーズ分け」と「クラス分け」について詳しく説明させていただこうと思います。
ひょっとして、何も目新しいことがないかもしれません。しかし、今から説明する勉強法で私は、北大獣医学部に現役で合格し、獣医師国家試験も一日6時間×2カ月で合格することができました(まだ自己採ですが)。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。なお、あらゆる試験勉強に応用できる勉強法ですが、いかんせん、直近の私の試験が獣医師国家試験であったことから、医療系(医師、獣医、歯科、看護、歯科衛生士)などの暗記がメインの国家試験に寄ったマニュアルになっていることを先に述べておきます。


勉強で一番大切なことは無駄な決断をなくすこと

勉強の効率を落とす最大要因は「次何しよう?」です。
皆さんは、試験勉強、あるいは資格試験の勉強中に
「よし、ひと段落した!次は何をしようかな、」と考えているうちに集中力が無くなってしまう経験はないでしょうか?
私は、人の脳に一番負担をかける思考は「決断」であると考えています。
会議でのプレゼン資料作りや、テーマが決まっていない自由作文を書かされている時など、レイアウトや、論展開の構成に必要な、小さな決断が重なるこれらのタスクは非常に疲れてしまいますよね。
試験勉強も同じです。「今週は何の勉強をしよう?」「朝は何の勉強から始めよう?」などのムダな決断こそが、限られた集中力を削いでしまい、本来フル投資するべき暗記エネルギーに回せていない原因なのです。
このような「次何しよう?」の無駄な決断を省くために特化した勉強法が「フェーズ分け」と「クラス分け」になります。

また、私のおすすめの暗記法や、勉強の集中力をUPさせる小テクも詳細に記載していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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