ワンピース魚人島編感想 ふせったー転記

ONE PIECE魚人島編全部読めました!!良かった!!!
以下感想。イカ乾燥。イカロス・ムッヒ。
長文。ネタバレ満載。個人的な話が多い。
ありがとうワンピ!(ありがとうカリギュラ2!)

※とりとめのないバラバラな感想になってます

アーロンパークがシャボンディーパークを模して作られてたってところで胸がギュッとなりましたね~……
ココヤシ村の住民たちにしたことは許しがたいけど、そんなの後出しされたら……どうしたらいいんだ。(もしや最初から決めてたのか!?)


手垢のついた感想だろうけども、フィッシャー・タイガーが最期に見せた「「人間臭さ」」もさぁ……いいよね……。
皮肉にも、あの……人間からの輸血を拒んだシーンがいちばん人間臭かったじゃないですか。
山中さんが書いてたように、人間臭さってのは矛盾に宿るんだということをあらためて感じましたよ。
ツルッと綺麗なだけじゃない、割り切れないところ……そこに、そここそに、人は心を揺さぶられるんだと。

オトヒメ王妃。7年間署名を集め続けて、見聞色の覇気で民衆一人一人と対話して。(若干過激な部分に目を瞑れば)なんて理想的な人物なんだろう。天竜人を説得していく過程もぜひノーカットで見たかったな。

しらほしちゃんもよく頑張った。本当の強さってこういうことよね。
フカボシ王子「なぜわからないホーディ・ジョーンズ!!!お前たちはこの島の誰よりも弱い!!!」←よう言った!

投獄され、今まで使ってきたドーピング剤の副作用で老いさらばえてしまったホーディ一味。
あの檻の中に入ってるコマを見たとき本当に悲しくなった。子ども時代の描写のあとだったから尚更。
彼らの一生とは何だったのか。思わず虚しさに天を仰いだ。


海王類たちがノアを引くシーンはとにかく神秘的だった。彼らはどういう存在なんだろう。
ノアとしらほしちゃんの秘密についても読むのが楽しみ。コアラちゃんも幸せになってほしい。

最終話では地上で人間と平和に暮らす魚人や人魚たちの姿が見られることを祈っています。


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あぁ……読んでよかった。私にとっては、この魚人島編の内容は、ワンピースという漫画自体においても言えることだ。

(これを少しでも書くのはタイガーやしらほしちゃんの意見に反するのかもと思ったけど、最後まで読んでみてほしい。)
前に伏せのほうで少し書いたけど、昔、苦手な子がいて、たまたまその子がワンピファンだった。
その不評被害のせいでワンピにあんまりいいイメージを持てず、ずっと読んでこなかった。
その子は男子の中でいちばん小さかったし、だからこそ強くなりたかったのかもしれない。
それを補うように足は学年一位の速さだったし、100マス計算もすごく速かったし、じゃんけんまで異様に強かった(動体視力と反射神経を鍛えて微後出ししてたのかもしれない)
色々頑張ってた。今思うとすごいな。
それでルフィを目指して色々頑張ったり奔放に動いたりしてたのが、いつしか傍目から見たらアーロンみたいに見えるようになってしまったのかもしれない。
あとしらほしちゃんとルフィのやりとりを見ていて思ったんだけど、こちら側に口の悪さへの耐性がなかったせいで本心よりも悪く見えてる部分は確実にあっただろうな。そのことに気づけた。

憶測の域は出ないものの、知ったから怖くなくなった。

今や私も、もうとっくにファンの一人だ。布教までしている。
ワンピは素晴らしい作品だと知ったから。ワンピファンには素晴らしい人が沢山いることを知ったから。
苦手な人にも理由があったんじゃないかってことが分かったから。
まさかこんな日が来るとはね!

……というか私の推しである件さんに(感情論バカのくせにおこがましく勝手かつ一方的に)親近感を持つ一因を作った子でもあるのでは?
同じクラスのとき教室に居たくなかったのでよく図書室に行く→好奇心の赴くままにいろんな本を読んで現実逃避しつつなんとなく口が上手くなってその場を丸く収められるようになりたいなぁとかいろんな知見を知って生きやすくなりたいなぁとかぼんやり思う→名言収集癖がつく→無事オタクになる→後々PS4を買う→カリギュラODとかいうゲームがフリプにあったのでやってみる→ぶっ刺さる→次回作のPVを見て「なんかすごい気になる人がいる」と思ってカリギュラ2をやる→ぶっ刺さる→それきっかけでワンピ好きな人と仲良くなる→REDを観に行く→ワンピの漫画を読み始める……

……アッッハッハッハッッ!なんだこれ。面白い人生!!
「全部繋がって私ができてんの!」「捨てたもんじゃないのよ?今楽しいもん」その通りですね、ナミさん!

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