ホリエモングルメ祭りin大阪 日本のぶどうの起源

2019.3.24(日)は大阪難波の懐かしい感じのするレトロビル味園でグルメ祭りが開催されました。グルメとトークとエンターテイメントが柱のお祭りです。

トークショーでは数々の著名な方のお話が聞けました。ここではちょっと気になったことを調べたりして書きたいと思います。

ホリエモンさんのトークのお相手は創業150年の歴史を持つ柏原市のカタシモワイナリー社長高井利洋氏と大阪府柏原市市長富宅正浩氏でした


大阪府柏原市はぶどうの産地で有名です。柏原市は大阪府内でも雨量が少なく、ぶどうは成熟したころに少雨を適しており、さらに瀬戸内気候でもあるので冬に雪が降らない為、雪の重みでぶどう棚がつぶれないという利点もあります。そして、交通が発達していなかったときに鉄道開発がされていたため流通もよかったなどの理由からぶどう栽培が盛んになったそうです。

昭和初期、収穫量は全国で1位だったそう。平成29年度は府内の収穫量は全国7位です。高齢化に伴い、耕地面積が減っていってるそうです。今、柏原市では再び全国一位になるために大阪の気候に適したブドウの品種改良なども行われている。

ここまでがぶどうと柏原市の説明でした。

さて、今、日本のワインはコンビニでも安価で売られているので価格が上げられない現状にあり、早く資金の回収をしなければいけない余裕のない状況にあるようで熟成させるということをあまりしていないようだ。

せっかくの高品質のぶどうで作ったワインは樽で寝かせておいておけば数年後に高価格で売れることは間違いない。

だけど、現実ほぼ新酒しか売られていない。これは日本酒にしても同じなのだけれど。寝かしているだけでは酒税はかからない。なので、寝かしてしまうと税金の回収は後回しになるので早く売るようにという指導があったのかもしれない。

いいものは高く売りたいのはワイナリーに限らずどこもそうでしょう。

ホリエモンさんのネームバリューでという冗談とも本気とも取れないコメントがあったが、堀江さんは名前を貸すことは簡単だけれどもそのネームバリューがなくなったときどうするのか。それは本質的な解決にならないとおっしゃっていた。確かに、その通りだ。一時はいいかもしれない。だけれどもそれだけだ。それよりは年に何百リットルかずつ寝かせるワインを確保し、場所や資金繰りをどうにかして、プレミアがつく熟成させたワインのための投資をし、数年後からのリターンを確実にしたほうがいいと思う。

そんなアイディアを提案されていたので、既存の考えに固執せず是非おいしい河内ワインを新酒そして醸成させたワインも市場に出回るようにしてブドウ農家さんともに発展・存続していただきたいと思った。

さて、このトークで私が学んだことは

人の力を借り続けることはできない

時間がかかっても借りなくても自分に戦える力をつけよう

ということだった。

名前を貸すのは簡単だが、断るのはやさしさからだ。          ホリエモンさんは目先のことだけではなく、本当に必要と思うことに絞って真摯にアドバイスされてるなーって思った。

さて、ぶどうはどこからやってきたのか。

正倉院にワインを入れたであろうガラス製の器があるし、ぶどうの種も見つかっているからあのころからワインはあるだろうとワイナリーの社長はおっしゃっていたが、種の存在だけではワインの存在があるとはいいがたい。ぶどうを食べていた可能性は高いかもしれないけれど。

ここから、気になって調べてみました↓↓↓

ぶどうの種で言えば、弥生時代の遺跡からぶどうの種が出土しています。

栽培のはじまりとしては奈良時代、お坊さんの行基が野生のぶどうの蔓を見つけて伝えたともいわれていることは川原泉先生の漫画「美貌の果実」でもその描写がある♪(川原マンガはとっても面白いのでオススメです)

それが甲州ブドウの先祖だといわれている。日本のぶどうのDNAを調べるとヨーロッパのぶどうが起源となったようなのだが、どうやってそれが日本に伝わったのかいまだに解明はされてない様だ。
渡来人により伝播されたのかもしれないし、ヨーロッパからユーラシア大陸を経て渡り鳥によってぶどうが徐々に運ばれ日本の地の上で発芽し野種になったかも知れない。
そう考えるとぶどう1つとっても大変ロマンがある!

ぶどう伝来の歴史を知ることもたいへん面白い。

最後に、
欧州のワインと日本のワインとにの違いは
CHANEL No.5 を纏うゴージャスな美女と仄かに香る清楚な大和撫子の違いなんだそう。
因みにホリエモンさんはゴージャス美女もOKだそうです😆✨



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