2023年FirstSaturdayと8thWallの話
2023年の振り返りと8thWallとかいろいろ
その1 _オンサイトFisrtSaturday鳴門撫養川親水公園
オンサイトのFirstSaturdayが復活したということで、鳴門市の3/4に撫養川親水公園で開催しました。現地開催のFirstSaturdayが復活したということで、新型コロナから世間が少しずつ自由を取り戻す中、できるならぜひやりたいと考えていました。懐かしい面々、ずっと昔から知ってるけどお会いしたことがなかったエージェントの皆様とお会いできてすごく嬉しかったです。
そういえば、Niantic Trading Postで遊んだことも過去の思い出になってしまいました。とんかつのカードを作ったりしたのは良い思い出です。
このFirstSaturdayでは現地でスキャナを使ったミニゲームをやりました。
ミニゲーム1 エージェントの長年の勘によるポータル直上当てゲーム
Ingressエージェントならではの空間認識能力(スキャナと現実のリンク度合い)を測る競技です。
1.ポータル直上から40m程度離れたところから、スキャナ上でポータルの位置を確認する。
2.スキャナを見ずに自分が直上だと思う場所に立ってもらう
3.その時の各自のスキャナのポータル中心からの距離が一番小さい人が勝ち
ミニゲーム2 エージェントの長年の勘による、インレンジギリギリに立つゲーム
これはミニゲーム1と逆です。
1. 参加者にポータル直上(各自のスキャナ上で)に立ってもらう
2.スキャナを見ずにインレンジギリギリの場所に移動してもらう。
3.インレンジしている中で最も距離が遠い人の勝ち
これはアノマリーで防衛に長けたエージェントが有利でしょう。
ミニゲーム3 最速デプロイ競争
ミニゲーム4 再起動速度競争 (全員スキャナの電源を切って、合図とともに起動、最初にポータルをキャプチャした人の勝ち)
初めてオンサイトイベントに来られた方もいて、ローカルなファーストサタデーならではのアットホームな雰囲気でした。スキャナを使ったミニゲームなかなか面白いので是非やってもらいたいです。
おまけ GPSによる位置精度の話
この競技の副産物が下記の写真です。
※個人がわからないように解像度落としました。Twitterに公開されている画像ではありますが私的に記事にして申し訳ございません。
これは、二つのポータルに対してFS参加者がポータル直上(スキャナ上で100cm以下)に立ったときの写真です。
左写真のポータルは、各エージェントで直上が大きくズレています。±8mくらい?
右側はある程度同じ場所に人が集まっています。 ±3mくらい?
既存のイングレススキャナでは、各々異なるスマホでGPSの電波を拾っているという仕組み上これが限界の位置精度のようです。
GPSの精度がそもそもこんなものなので、アノマリーのときに「ちゃんと一点に集まってUSを撃て!」とか言わないように気をつけねばなりません。
ポータルスキャンとかオーバークロックなどでデータを集めている「Lightship VPS」 という技術であればこれが数cmの精度になるとのこと。※スマホ同士が触るところまで位置決めできる。
どんな遊びができるのか想像もつきませんが、夢が広がります。
その2 _Niantic 8thWallの話
神戸のアノマリーのPOCがポスターで動いているというので話題になったNiantic 8thWallでちょっと遊んでみました。
8thWallというのはWEBで完結しているARの開発環境です。
すごく気楽に、ARコンテンツを作ることができます。開発者向けドキュメントも充実していますし、作例も豊富なのでNianticが進めている最新の技術をいかした遊びを体験できます。
以下は試しにつくってみたものです
Minakuchiyaさんの下記の記事を見れば誰でもできるので大変お世話になりました。8th Wallで 動くBIOカードを作る(その1) #初心者 - Qiita
その他の記事も本質を残して、無駄を省いた内容で初心者にすごくわかりやすいので大変助けられました。
この8thWall実際に公園にミッション的なものを仕込もうとするとなかなか大変。現地ロケハンにいって対象物を決めて、写真を撮りまくり。
その写真を使って自宅でコンテンツを仕込んでいく。
きちんと背景になじませようとすると、ひずみがないようにきちんと写真を撮る必要があり、たとえば案内板に対して正確に真正面からの画像をとろうとするとスマホでは難しい。今回の8thWallのネタを現地で仕込むのはなかなかの不審者ぶりでした。
ロケハンはリュックサックにポータブル電源とノートPCを入れて徳島城公園に出かけました。徳島城公園のオブジェクトに8thWallを使ってコンテンツを仕込んで自治体のデジタルアート大賞に応募しました。
動画コンテンツを扱うビルドを全部テザリングで何回もやったため、一瞬で20GB使い切って通信制限に苦しみました。
背中に背負ったポータブル電源から、AC100VをノートPCに出力しながら、
スマホをUSB充電するとスマホの持った手がビリビリしびれました。
帰宅後、ノートPCは電源不調なのか動かなくなりました。因果関係は不明ですが、気を付けてください。
Ingressエージェントであれば現実のオブジェクトに紐付けてARコンテンツを展開するようなものは違和感を感じませんが、デジタルアート大賞的なものに送った場合、審査員がその場所に行く必要があり審査できないということが起こるようです。※なのでアピールになるプレイ動画をつけて送るべきです。
8thWallのAR作品を鑑賞したり自分で作ったりしていて、どうするとARに没入感が出るのかというと・・
①現実背景とコンテンツが線(エッジ)が不連続になっていない
②現実背景の構造あわせてコンテンツが動く
のあたりにありそうです。
2024年は、8thWall使ってAR雑コラ作ってどこかのミッションデーなどで披露するのが夢です。
その昔Ingressを始めたとき、その先に何か得体のしれない未来の技術があるような気がしていた部分があり、現在はその部分を8thWallが未来を切り開いていっているように感じます。そんなNianticの夢を少し感じていられるような気がするので8thWallしばらく課金します。
その3 _そのほかもろもろ
1月 トレーディングポスト
2月 登るのに30分かかる山頂に20分で来るスプーとおいかけっこしながら、地元を旅立つ友人のイルミ黒をとる作戦をした。
3月 とんかつのカード集めました。関西が沈みました。
4月 高松にレゾちゃんミッションしにいった
5月 伊島に緑のBAF壊しに行く、道中スーツケースがくさむらに置いてあって、すごく気になった。
6月 最高に楽しかった上田アノマリー
7月 東京で1.5日バスグレスしてUPVを取った。路線バス最高!
8月 ずっと資格試験と子供の勉強してました
9月 神戸アノマリーは家族がコロナでチームリーダーだったのに不参加でした。痛恨。結局このカード手元に100枚以上残ってるのでMD高知とかで配りたい。
10月 MD橿原の日に子供が高知で少年野球の大会 レゾ姉さんで有名な本宮神社を訪れた。
11月 マキナ焼いた 謎の黄色い線が出た
12月 オーバークロックできないスマホでクロノスイベント奮闘中
こうして1年並べてみると、神戸アノマリー以降、何もかも都合がわるくてイベント参加できておらず。特に主体的な活動をしていないのでイングレス引退した気持ちになっていましたが。思ったよりやっていたようです。
来年もボチボチやっていきたいと思います。
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